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〜転生者達の傭兵国家〜  作者: あぱ
軍人少女
109/146

3の73


数十分お互い1歩も引かないという姿勢で攻防を続けていたがエリスが手を上げそれにアランが応じた。


「殿下、私疲れちゃったのでこの一撃に賭けませんか?」


エリスは、その場で腰を低くし、構える。


「それは、刀で使うスキルの抜刀だったか。ケルヘラムがよく使ってる。」


「はい。この抜刀は、スキルがなくても出来ますし一撃に全てを賭けられるのでこの状況にピッタリですし」


 模擬刀を、鞘に納めた・・・・・状態での構え。


 ――抜刀術・・・。


それに応じたアランは天眼で刀を作りさらにエリスとおなじ構えをする。


「天眼のスキルですか……」

「あぁ、お前が一撃に賭けると言うなら乗ってやろう」

「ありがとうございます。アラン様」

「……」


エリスは、普段使わないものなので集中する。


静寂


合図はない。ただ己のタイミングで攻撃を仕掛けるのみ。次はなく勝つか負けるのみである。


「「ッ!」」


エリスの視界は真っ白に染まり勝負は終わった。



……


「知らない天井だ」


目を開けると汚れ1つない白い天井があった。横では何かがモゾモゾ動いている。


「ん、ままおきた」

「おはようマータ。ここは医務室?」

「いむしつだよ」


そういえば試合が終わり負けた人て転送された人は医務室に送られると言っていたのを思い出した。


「あら、起きたのエリス」

「エリスちゃんおつかれ!」


ドアを開け入って来たのはアリスとシロナだった。


「疲れたぁー。負けちゃったなぁ」

「アラン様と対等に戦えるなんて凄いわ!アラン様もびっくりしてたよ」

「本当だよ!王族の方と相打ちだなんて!」

「相打ち……?」

「あれ知らなかった?隣の部屋でアラン様はガイアス様達といるよ」


どうやら、相打ちだったらしい。魔導具の判定なので本当なのだろう。


(てか、私本来守るはずの王族方と戦闘をするんなんて何を考えてるの!まずいぞ、私国に帰ったら殺される!?)


いくら、大会だったとはいえ王族に攻撃するなんて万死に値する行為をしたと思いエリスは顔を真っ青にする。


(まぁそんなわけないよね……うん、そうだ、そうであって欲しい。)


「どうしたのまま具合わるいの?」

「何でもないよマータ。いい子にしてた?」

「うん」

「頑張って応援してたわよマータちゃんは」

「可愛かったですね」


褒められたからなのか耳をぴょこぴょこさせ頬を染めるマータをみてエリスは頭の中は可愛いで埋め尽くされた。


「ありがとね、マータ。おかげで上位になれたとおもよ!」

「がんばった」


しっぽをフリフリさせながらエリスに抱きつくマータ。


「あ、順位が出たみたいね」

「んーとエリスちゃんは……6位!」

「まますごい!」

「えへへっ」


光学魔術で映っさている順位表には


1位 バラジア・ナスカ・トランクラ

2位アラン・フェリクス・ザッハ

3位 ガルアス・ソ・ファリアス

4位 ルーヴァ・アスラン

6位 エリス・フローリア


名前が記されていた。最後らへんまで残っていたとはいえ

ここまで順位が高いとは思わなかった。ただただ戦いを楽しんどいたので結構な人数を倒したのは知っていたがたくさんポイントが手に入る旗を取らなかったためだ。


「3人とも応援ありがと!」


エリスは、3人にを抱き寄せた。

談笑をしているとドアが開き人が入ってきた。


「やぁエリスくん。大会お疲れ様」

「ありがとうございます!理事長先生」

「楽にしてくれて構わないよ。大会のあとだからね。この後表彰式があるんだが、一応出てまらうけど大丈夫かい?」

「はい」


そんなこんなで入ってきた理事長と話て、表彰式の会場に来た。広いスタジアム型の会場で周りには色々なスペースがあり生徒や見に来た客が談笑などをしていた。


表彰式では、各競技で3位以上の選手がメダルを貰っていて今回の大会で総合優勝だったウチの学院は、大きなトロフィーとお金を貰っていた。

表彰式が終わると大会主催者のお偉いさん エレジア王国 国王の話 ウチの学院の理事長の話が終わり表彰式は締めくくられた。表彰式が終わった夜は、晩餐会が、あるらしいので生徒は各自部屋に戻った。


「マータどうだった?楽しかった?」

「楽しかった!」


部屋に戻ったエリスは、イスに座りマータを膝の上に置きほっぺを触りながらマータと話す。たったの2日で随分と懐かれてしまったらしい。明日は、エリスとマータとこの国を回る予定ななので楽しみだ。シロナを誘ったのだが、悲しいことに殿下とデートをするようだ。


「マータは森ではどんなことしてたの?」

「んー 怪物をたおしたり 魔法の練習をした!」


まだ小さいのにこんだけ厳しいことをしてたと想像すると悲しくなってくる。森での生活は余程厳しい事が分かる。

人の街に行かなかったのなは、差別されること母は、分かっていたのだろう。


「そっか 頑張ったねマータ」

「?」


意味が分からなかっまマータは首を傾げたがエリスの優しい撫で方に気持ちよくなったのか瞼が閉じていった。


「これからどうやって強くなって行くか楽しみだよ」


これからマータが強くなる未来は分かるのでどのように成長するが楽しみで仕方ないエリスであった。

マータを寝かせたままエリスは、持って来たドレスに体を通し晩餐会の会場に向かった。

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