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朝顔の種  作者: 暇和梨
1/4

影と煙草

 カラカラと音を立てながら引き戸を開ける。安っちいビーチサンダルを履いて、ごくごく小さなベランダに出て、洗濯物を取り込む。

「……」

 今日は満月だった。名古屋の中でも田舎の方に位置する俺のアパートからだと、人工の照明が少ないから、月明かりがパァ、と周囲に広がっていて、とても綺麗だった。

 名古屋に越してきて初めての冬は、夏が地獄だったのとは対照的に、天国のようだった。

 故郷の北の地ではいつも頭を悩ませた豪雪も、寒波も、ここにはない。名古屋の人には信じられないと言われたが、この程度の寒波なら、別に窓を開けたって気になるほど寒くはならない。

 取り込んだ洗濯物を畳まずに床に放り投げ、窓を開けっ放しにしたままキッチンに行き、ハイライトの煙草とライター、空になったサバ缶を洗って再利用した灰皿、それにやかんで熱していた日本酒と、灰色のコップを持って、ベランダに戻った。

 二十三にしてなんとも寂しい、おっさんくさい趣味かもしれないが、バイトの後、ベランダの窓を開けて夜の町を眺めながら、酒と煙草で一服するのが近頃の一番の楽しみだった。

 本気で蹴れば一撃で折れそうなチープな柵の向こう側には、昭和か、平成初期か……生まれる前なので明言は難しいが、とにかく、古っぽい街並みが見えた。

 せいぜいが三、四階建て程度の小さな建物と民家が乱立している。合間合間にサビや汚れの目立つ看板を掲げた小さな店や、いつも経営者の爺さんがこっくり、こっくりと舟を漕ぎながら丸椅子に座っているコインランドリーがあった。我が家は二階建ての、平凡すらちょっと遠い貧相なアパートだが、坂道の途中にあるので景色だけは一級品だ。家賃の目が飛び出るほどの安さと、その景色を気に入ってここに住むと決めた。

「乾杯っ」

 誰にでもなく一人呟き、コクコクコク、と耳心地のいい音を立てながらコップに日本酒を注ぐ。それを一口だけ飲んで、カチカチ、とライターを使って煙草に火をつけた。

「……極楽だ」

 思わずそう独言し、煙草先端の灰を落とし、今度は喉がなるほど酒を飲んだ。

 一本目を吸い終わった後、窓際の壁に立てかけられたツマミの入った袋を開けて、チータラを噛む。……酒を飲み始めてまだ日が浅いので、ベストな酒とツマミの組み合わせを探そうと試している最中だ。

 ……試した限り、今日の組み合わせはイマイチだった。

 袋にツマミを戻し、二本目の煙草に火をつける。……それが、ぽろっと口から零れそうになった。

 ――満月を背に、宙に浮かぶ一匹の魚が、こちらをじっと見ていた。

 距離は遠い。だが、間違いなく俺を見ている。なぜだか、そう確信できた。

 月光を背にしているから、形も色も、イマイチよく分からない。

 黒いシルエットがじっとこちらを見つめた後、背を向けて、優雅に身をくねらせて去っていく。

 ――そのことがなぜだか、とても耐え難いことのように感じられた。



「和田くんは、もう名古屋に慣れたかい?」

 バイト先の工場で、現場を一つ取り仕切っているバイトリーダーの老爺が、喫煙所で気さくな様子で話しかけてきた。

「そッスね、もうだいぶ慣れました」

「ホントかい?」

「ウチの冷蔵庫には『つける味噌かける味噌』置いてますよ」

「そりゃ慣れたな」

 ガハハ、と小柄な老人は笑い、旨そうに煙草を吸った。

 ――これだけで慣れたと言っていいのかは分からないが、実際、名古屋の赤味噌にはもう慣れた。

 最初ほど味噌汁に違和感を感じることはなくなったし、近頃は定食屋で味噌カツを頼むことも増えた。『つける味噌かける味噌』という名前の名古屋では一般的な味噌ダレも、最初、冷奴にかけたときは「大豆オン大豆は違うだろ」と思ったが、よく考えれば慣れた醤油でも「大豆オン大豆」で、時間はかかったがこれにも慣れてきた。

「忘れがたい故郷の味、とかはないの?」

「鍋や煮物は時々食いたくなりますね。家でよく食ってたんで」

「ああ、家族と囲む鍋は旨いよな」

「仲間とも食うのもいいッスよ。大きいテレビでゲームをしながら、炬燵に入って鍋を囲むんスよ。料理が旨い子が一人いて、俺達は買い出しや配膳をして、ソイツに鍋を作ってもらって……」

 思い出話を語っていると、今となっては懐かしさを感じ始めてきた、あの子の横顔が脳裏をよぎった。なので、辛くならないうちに話を終えて話題を変えた。……まだ昼休憩。今日はこれからも仕事があるのだ。気分が下がることは考えたくない。

「ねぇ、どうだね? そろそろいい加減腰を落ち着けて……」

 さぐりさぐり、といった目つきで、じっとこちらを注視しながら問うてくる老爺に、俺は愛想笑いを浮かべて首を振った。

 ――もう、何度もしている話だ。

 彼は、まだ若い俺がこうやって一人、ぼんやりとフリーターとして日々を過ごしているのを、心配しているようだった。ことあるごとに正規雇用の就職先を探すように言ってくるが、あいにく今はそんな気分にはなれなかった。

 ……半年以上もそんな気分が続くのは、ひょっとすると常軌を逸しているのかもな。

 そんなことを思う日もあるが、事実そうなんだから仕方がない。今はとにかく、何事に関してもやる気や関心が湧いてこなかかった。

 二十三、というのがフリーターとして過ごすには少し微妙な時期だということは分かっているのだが。

「しかしだね、和田くん……」

 灰皿から顔を上げると、更に何かを言おうとする老人の向こう側に、何かがいた。

 黒と抹茶のような緑が入り混じった、カタチのない塊。ただ、強いて言えば牛に似ていた。

 ほんの三メートルほどのところで、牛は震えるように体を動かした。

「イイヨネ……アンタハ……サ」

 牛が喋りだす。その声は濁っていたが、辛うじて女の声だと分かった。

 老爺はその声に気付いた様子がない。俺にだけ聞こえるようだった。

「ウラメシイ……」

 それだけ言って、牛は掻き消えた。

「……どうした? そんな真っ青な顔で」

 心配そうな顔で、老爺が訪ねてくる。

 びっしょりと冷や汗をかきながら、俺は何でもない、と首を振った。



 伸びた手が、スマホを掴む。

 いつも通りにべランダの窓を開けて、夜風を浴びつつカップラーメンを啜りながら、今日あった出来事を反芻する。

 麺を咀嚼しながらスマホを掴み、流していた曲を停止し、電話帳を開く。

 家族と、故郷の友達の名前がずらりと並ぶ。……名古屋に来てから追加されたのはたった一件、バイト先の電話番号だけだ。

 その中にあるたった一つの例外。彼女の電話番号を画面に映し、受話器が描かれたボタンをタップしようとして、ピタ、と指が止まった。

 結局それ以上指は進まず、画面を消してもとに戻した。……この動作を、もう何度繰り返しただろう。

 無力感に打ちひしがれながら、山間に沈んでいく夕日を眺める。逢魔が時がゆっくりと過ぎていき、紅に染まった町が、黒い夜空に沈んでいく。

 それを一通り眺めた後、食後間もないが俺は窓を閉めて横になった。……何だか今日は、酷く疲れた。

 重くなった瞼を閉じる。……その直後、バサバサ、という鳥が羽ばたく音が聞こえた。

 カラスにしては、随分と大きな羽音だ。間違いなく、野生の鳥じゃない。

「また来たのか……リコ」

 思わずその名が、ぽろりと零れた。



 気が付くと、薄暗い部屋の中だった。カーテンの隙間から届く月光が、唯一の明かりで、俺はぼんやりと部屋の中を眺めた。

 断じて、ここは俺の部屋ではない。見覚えのない……いや、一度だけ見たことがある部屋だった。

 桐の箪笥と、その上に置かれた見るからに高価なティディベア。シンプルなようでごちゃごちゃしていて、大人びていて古臭いようで、所々に少女趣味のポップなインテリアが置かれた部屋。

 自分がいるのは、普段は誰かが使っているベットのようだ。寝転がったまま視線を下に向けると、脱ぎ捨てられた衣類が二人分散乱していた。

 それを見て、故郷を出た日から封をしていた記憶が、鮮やかに蘇る。

 この夢は、過去の出来事を殆どそのまま反芻しているのだと、分かってしまった。

「浩紀……」

 背中の方から声が聞こえて、甘い吐息が耳にかかる。

「リコ」

 俺の口が勝手に動き、その呼び声に答えた。かつての甘酸っぱい気持ちも、彼女を貪るように求めた気持ちも、風化して今の俺にはない。――残滓だけが、ただ胸の中で燻っているに過ぎない。

 かつて自分の全てだった彼女への思いが消え去った今、俺の心には何が残っているのかと聞かれれば、特に答えるべきものはない。強いて言うなら、灰だろうか。

 燃え尽きた感情と、日々の疲れや逃げてきたことへの葛藤を紛らわせてくれる、煙草の灰が、今の俺の胸の中にある全てだ。

 辛いだけだからもう止めて欲しいのに、夢の中の俺の体は言うことを聞かず、かつての光景を映画のようにただただ流し続けた。

「分かった――かけるよ」

 口だけは、どうにか動いた。

「捨てて来て悪かった。――目が覚めたら、電話をかけるから」

 俺が絞り出すようにそう言うと、リコは突然、記憶にない行動をとった。

 俺の首の後ろに手を回し、顔ごと首を抱きしめる。……夢の中なので苦痛はないが、ボギ、と骨が軋む音が鳴った。

「――もう、遅いよ」

 震えるような声で、リコはそう言って掻き消えた。……後には、黒い鳥の羽のようなものだけが残された。



「……ん」

 真夜中、余りにも寒くて目が覚めた。

 いくら名古屋だと言っても、この時間はさすがに寒い。ぶるる、と身体を震わせて、窓を閉める。

 やかんでお湯を沸かして、何も入れずに湯飲みに白湯を注いで一息つく。酒は飲む気に慣れなかった。煙草にだけ火をつけて、小一時間かけて十本近く吸って、部屋中が煙草の臭いで充満したころ、ようやく覚悟が決まった。

 ――リコに電話をかける。

 最早できることは何もない。覆せるものは存在しない。過去の罪も後悔も、全てあの遠い故郷から、この名古屋にまで逃げてきた俺を見つめている。

 これは暗黙のうちに決まりきったことを、決定付けられたことを、明確な形にするための儀式に過ぎない。

 受話器の描かれたボタンをタップすると、プルルルル、と音が鳴った。

 随分久しぶりに聞く音だ。この半年、家族からの連絡も、仲間からの連絡も、全て無視してきた。今はもう、誰からも連絡が絶えて久しい。

「……何、今更」

 その声は、早鐘を打つ心音に気を取られて、よく聞こえなかった。

 月並みな言葉だが――実際はほんの僅かな時間だったのかもしれないが、リコの声が聞こえるまでの時間は、永遠のように永く感じられた。

「ごめん。寝てたか?」

 よくよく考えれば、もう夜中の二時だ。普通は寝てる時間だろう。

「……ううん。うつらうつらしてて記憶はあいまいだけど、眠れなくて起きてた」

 耳元に滑り込んでくるような、爽やかでつるりとした声が心地いい。伽藍洞のような胸のうちに、その声はよく反響した。

「そっか。俺もうたた寝してたんだけど……久々に、リコの夢を見たよ」

「気持ち悪っ。……って言いたいけど、私も見たよ。今更、浩紀が覚悟を決める夢」

「俺も、同じ夢を見た」

「やっぱり? そんな気がしたよ」

 クスクスと、笑い声が聞こえる。でも、その声はどこか寂し気だった。

「俺と結婚してくれ」

「――今更だよ」

 それが、答えだった。

「だろうな」

 キッパリとした答えに、俺も乾いた笑い声をあげる。

「悪ぃ。そんなの分かっていたけど、明確に、形にしたかったんだ」

「もう半年決断が早かったら、そこに私も一緒にいたのに」

 その言葉に返事を返すには、ちょっとエネルギーが必要だった。

「――一緒になりたかったのか?」

「その問いかけは卑怯だよ」

「ごめん」

 一分くらい、だろうか。かなりの時間、間が開いた。

 きっと答えは決まっている。それをどう形にするのか、考えているんだろう。

「……浩紀と一緒の人生を歩みたかった。あの時、そう思っていた気持ちに偽りはない。でも、私一人だと、家を捨ててまで浩紀と一緒に行く決断ができなかった」

「お前んち、びっくりするくらい古風だもんな」

「茶化さないで。――浩紀はどうなの?」

 それは、真剣な問いだった。半年前なら、もっと怒ったフリでもして、茶化しながら、真剣さを隠しながら訪ねてくるだろう。でも、今はもう、二人の間にそういう空気は漂っていない。時間が積雪し、こんなにも大きな壁になっていしまった。

 俺も、何度も脳内で返答を反芻し、時間をかけて答えた。

「俺だって同じだ。でも、お前と違って、俺には捨てるべきものが何もなかった。お前に家と家族を捨てさせてまで差し出せるものが、俺には見当たらならったんだ」

「……私への思いがあれば、私はそれで十分だったよ?」

「形あるものを差し出したかったんだ。思いだけじゃ不十分だと思ったんだよ」

「だから、私に答えられないから、私も、家族も友達も何かも皆捨てて、そっちに逃げたの?」

「――ああ」

「バカじゃない? 私が捨てるはずだったもの以上のものを、捨ててるじゃない」

「……男ってのは、みんな馬鹿なんだよ」

「浩紀が馬鹿なだけだよ」

 言い返せず、俺は笑ってしまった。彼女との、こんなやり取りが好きだったんだと、改めて思う。

「……帰ってきなよ。……もう、親が決めた婚約者がいるから、私との仲はもうどうにもならないけど、皆が、浩紀が帰ってくるのを待ってるよ」

「…………かもな」

 カラカラと音を立てて、ベランダの窓を開ける。

 僅かに欠けた月が傾き、少しずつ山のてっぺんに近づいて言っている様子が見える。

 ――そして、ベランダに黒い靄のような女が……リコが立っていた。

「見えるか?」

「うん、見える。そっか、最近目を瞑ってると見えた変な幻は、ホントだったんだ」

 そこで、電話越しに嗚咽が聞こえた。

「……どうして、今頃なんだろうね? なんで、浩紀がそっちに行っちゃった時じゃなくて、今頃見えるんだろう?」

 目の前の幻の彼女も、目元からぽろぽろと涙を零している。

 俺達は、お互いに思いを振り切ったはずだ。……なのにどうして、こんなにも辛いんだろう。

 それはきっと惜しかったからだと、何となくわかる。

 半年前、俺達は両思いで、幸せだった。このまま二人で未来図を描いていけるんだと、漠然とそう信じていた。

 ――ほんの少し未来図を描き間違えていなければ、そうなるはずだったのだ。

「式が近いのか?」

「うん。……とってもいい人だよ。私よりだいぶ年上だけど、優しくて。浩紀にはない、どっしりした安心感をくれる人だよ。でも……」

 理屈じゃないのだ、その思いは。

「……最後に、もう一度だけ言うよ。俺と一緒に来いよ、リコ」

「……なら、私も言うよ。私を迎えに来て、浩紀」

 風化していても、お互いの思いはまだ完全には消え去っていないようだ。でも、半年たって冷静になれたから、お互いの食い違いを冷静に感じ取ることができた。

「できない。俺は故郷には帰らない。辛いだけだし、必要性を感じないから」

「私だって。私は、自分だけの意志で家と家族を捨てるなんてできない。故郷だって出たくない。いっぱい思い出の詰まった、大好きな場所だから」

 お互いに、自分勝手でワガママな思いを口にする。

 向かいあっているようで、惹かれあっているようで。……それもまた紛れもなく事実なのかもしれないけど、お互いの距離はいつまでも平行線だ。これ以上、近寄ることはできない。

 ……もう、話すことはなくなった。

 お互いに、それを感じ取る。

「最後まで、引かないのね。私も、あなたも」

「思いだけはあるつもりなんだけどな。他を捨ててまで、一緒にいたいというほどじゃない、ってことか?」

 リコがかぶりを振る。

「そういうんじゃないと思う。そうじゃなくて……私達は私達だけじゃなくて、私達の周囲のものも含めて愛していたんだと思う。私にとってそれは故郷の空気で、浩紀にとってそれは、まだ学生だったあのころの、何も気負うもののないフラットな関係性だったんだと思う。私を「重荷」にしたくなかったんでしょ?」

「我ながら、ロクでもないクズだな。――でも、当たっていると思う」

 俺は頷いて、それから彼女の顔をじっと見た。

 その瞳の向こうに、薄暗い水色の空が透け始めている。

 もう、朝が始まろうとしているのだ。。

 リコもそれを感じ取ったのか、涙を拭き、じっと真剣な顔で俺を見た。

「行くのね。――私を置いて、どこまでも」

「ああ」

 違う、と言いたい。お前を連れていく、と言いたい。だが、結果的にはそうだ。

「淡い夢だったのね……。過程は違っていたとしても、きっと私達の離別は分かり切っていたのかも。こんなにも違うんだから」

 私なら絶対、そんな簡単に故郷を離れられない。そう、リコは続けた。

 朝日が昇り始めている。もやのような不確かなものは、もう形を保てない。

 リコの姿が消えようとしていた。

「ああ、恨めしい。でも、そんな浩紀が好きだった」

「俺も、温かく俺を迎えてくれるリコが好きだった」

 所詮は、一時の止まり木に過ぎないということか。

「息災でね」

 最後に、俺はリコにキスをしようとして――結局、踏みとどまった。

 今度こその、きちんと別れを告げる離別。完全なる決別。俺達がすべきことは、そういったことだ。

「お前も、達者でな」

 今生二度と会わないかもしれない最愛の人が、霧となって去っていく。

 俺はそれを、ただじっと見つめていた。

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