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前世のエルフ
転生ものです…
拙いところもあると思いますが、読んで頂けると作者は狂喜乱舞します。(笑)
私の半生を語るのならば、それは前世から始めなくてはならない。
これは地球という星の日本という国の小さな街で産まれた少女が、転生して『異端のエルフ』と呼ばれるようになるまでの物語。
私が前世で生きて居たのは、魔法など欠片もない世界。その代わり、今私が生きている世界と比べれば、科学がそれこそ魔法だと思えるほどに発達していた。
そんな科学文明の中で、比較的自然に近い暮らしをしていた村に、私は住んでいた。
海辺の村だった。魚を捕って暮らしていた。村の近くには森もあって、大人たちに入ってはいけないと言われていたけど、でも子供たちみんなでこっそり入って遊んでいた。平和な村だった。
私の享年は、17歳。
漁の最中に海に落ちて、肺に水が入って死んだ。
多分、村のみんなは立派なお葬式をしてくれたと思う。仲が良かったあの子は泣いていたのかもしれない。
そして私は、この異世界に再び生を受けた。
ありがとうございます!
次も読んで頂けると嬉しいです。