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聖歌大戦!~君に捧げる鎮魂歌~  作者: naturalsoft
第4章:動乱の予感!

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ぐだぐだな対決!(挿絵あり

その後は一泊して、次の日の朝に決闘することで話しが着きました。そして危険もないと判断し、シルフィーを小型サイズになって貰いました。


「キャー!!!可愛い!!!!?」

「なんて綺麗なの!!!」

「ああぁ!触れてみたいですわ!」


エルメス議長と他の族長の3人が私達の事を、大々的にエルネシア王国にあるシルフィード領の使者としてやって来たとお触れを出した。ちょうど港町から龍の襲来について危険勧告の知らせが届いたので伝令には危険は無いと、折り返し伝令を走らせた。


そして、シルフィーが小型サイズになったことで恐れていた龍から可愛らし龍に評価が逆転し、今に至る。


「ううぅ………可愛い……」


シルクもシルフィーに触れたいみたいだが、決闘する手前で触れる事が出来ない状態だった。


「おい、シルク!シルフィーに触りたければ、頭を下げて謝れ。そして僕達に優位な契約を結べば触らせてやるぞ?」


むきぃーーー!と、地団駄を踏むシルクちゃん……

お兄様、意地が悪いにも程がありますわ……


「お兄様、そんな意地悪いわないで下さい。シルクちゃん、良いわよ?シルフィーに触ってね」


シオンは肩に留まっているシルフィーの顎を猫の様に撫でると、シルフィーはこれまた猫のようにゴロゴロと気持ち良さそうに喉を鳴らした。


「妹さんの方が兄より話しがわかるようね!」


シルクちゃんはお兄様に舌を出してあっかんべーをした。そしてシルクちゃんは同じようにシルフィーは撫でた。


「はぁ~♪」


ご満悦の様に撫でるシルクちゃんはホッとため息を付いた。


「シルクちゃん、本当にお兄様と決闘するの?」

「モチのロンよ!絶対勝ってギャフンと言わせてやるわ!」


いやいや、主旨が変わっているよ!?


「いや、そうじゃなくてそんなに私達と契約を結ぶのが嫌なのかなって……」


シルクちゃんは勝ち気な顔で言ってきた。


「少し話して、少なくとも貴女……シオンが悪い子では無いと感じたわ。でも、すぐには信用出来ないの!亜人国は過去に、人間達に騙され続けて来たから……」


!?


シオンはこの時、初めて不勉強で来た事を恥じた。


「特に帝国は、今の代はまだしも前皇帝の時に私達の領土を騙して奪ったわ!地図でもわかる通り左上から大きく領土を侵略されたのよ。しかもそこにいる仲間を奴隷して本国へ連れいったのよ!でも、私達の戦力じゃ帝国の侵攻を止めるので精一杯だったの、絶対に許さないだから!」


挿絵(By みてみん)


「だったら少しずつで良いからお互いにの事を知っていこうね!」


「ふ、ふん!シルフィーに免じて少しは考えておくわ!」


照れくさそうにプイッと視線を反らすシルクちゃんでした。


そして一泊して、次の日─



「ふっふっふっ!良い天気ね!貴方をブッ飛ばす良い日だわ!」

「ふざけるな、後で泣いても許してやらないからな!」


一触即発の二人を暖かい目で見守る人達がいた。


「やっぱり殺らないといけないのかしら?」

「いや、殺りませんよ!?」


エルメスさんは天然なの!?エルメスには勝っても負けてもシルフィード領とは契約を結ぶ事をこっそり約束しているので安心している。

この決闘はあくまでもシルクちゃんのガス抜きのためだ。


「こちらはビャクヤ族長と私が相手を務めるわ!」

「はっはっはっ!すまんのう!少なくとも獣人……亜人達がやる事をみせないといかんのでな!」


根っからの戦闘バカなのか楽しそうだ。


「あ~の~、本当にヤります?お兄様はチート持ちなので強いので止めませんか?」

「妹のシオンが兄を心配するのはわかるけれど、もうダメよ!決闘はもう始まるんだから!」


いや~そうじゃないんだけど~!?

シオンの肩をポンポンッと兄レインが叩いた。


「大丈夫だよ!シオンのその気持ちで勇気100倍さっ!」


挿絵(By みてみん)


おい!兄よ!そうじゃねぇーだろう!?何、有名なキャラの決め台詞をパックってるのよ!

おっと、心の中でつっこんでしまった。


「僕達は兄妹で参加するからね」

「シオンは戦えるの?」


「私は応援かな?」

「シオンの応援があれば─」

「それはもう良いから!」



こうしてグダグダな決闘が始まったのでした!



兵達が訓練する広いグランドの様な場所で、シオン達とシルクちゃん達が向かいあった。


「決闘のルールとして刃を落とした武器を使う。魔法使いにより防御力アップの魔法を掛けるが、戦闘不能及び参ったと【言った方】が負けである。これによる怪我などは自己責任であり、お互いの国は一切、責任を問わないものとする!」


直接、戦うのはお兄様とビャクヤ族長だ。シルクちゃんは聖歌で支援するだろう。さて私はどうするかな?


「シオン、取り敢えず僕だけで戦うよ。ただ危なくなったら支援を頼む!」

「わかりました。でも、ほどほどにしてくださいね?」


兄の力を良く知るシオンは相手の心配をするのであった。




愚者の声

「さぁ!始まりました!」


シオン

「はぁ~憂鬱ですわ………」


愚者の声

「珍しいね?どうしたの?」


シオン

「お兄様が決闘に勝ってどや顔するのが憂鬱ですわ~」


愚者の声

レイン君!哀れな!?



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