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メロディーを 楽器
明日さえ
その足跡さえ
きこえれば
真っ直ぐ 進めるような
そんな気がして
よく 耳をすましても
足跡は
きこえてこない
まだ
空を 歩いてないから
かわりに きこえてくる
メロディー
ふれて
見て
きいて
一生懸命
信じて いくんだね
だきしめて
いくんだね
遠く
離れていても
この メロディー
近くにいても
この メロディー
流れているから
風がないのなら
大きく 口を開けて
奏でる
氷も こおってしまうような
ひかり
僕たちは
ひかり という
風に のって
足跡が きこえなくても
メロディー が
聞こえる
だから
だから
僕たちは 進む
信じていくのは
その さき ではなくて
今 なんだ
闇 という
風にのって
あなた達は
奏でてきた
ねぇ
その メロディー
後ろを 見るような
そんな音
奏でて
空は 先にしか
歩けないのに
その
メロディーは
あなた達しか
奏でられないのに
ねぇ
ねぇ
なぜ 闇にのってしまうの
なぜ 光にのってしまうの
なぜ
僕たちは
私たちは
『あなた』を奏でることが
できないの?
ねぇ
闇と光は
となり同士で
光と闇なんだ
空を歩けるのは
どっちなの?