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プロローグ:別の世界へ

あけましておめでとうございます。

色々と小説を見てたら書きたくなってしまった次第…

戦うメイドさんっていいよね!

咲楽さんの支援絵いただきました。

詳しくは登場人物紹介を見てください。

―東京都某所

 そこに建っている屋敷の門が開かれ、1台のリムジンが入ってくる。リムジンに乗っているのは、運転手と思われるピシッとしたスーツを着た執事姿の初老の男性と、ふわっとしたウェーブの金髪にリボンを後頭部にした制服姿の高校生の少女だ。

 男性はリムジンを扉の前で停めると、運転席から降り少女のいる後ろの席のドアに手をかけ開け、少女の手を取り少女がリムジンから降りるのを補助する。この流れるような動作をするまでに、どれだけの月日がかかったのか知ることができないほど洗礼された動作だった。

 少女がリムジンから降りるのを見計らったかのように、屋敷の扉が開きメイド服姿の女性が頭を下げ出迎える。


「おかえりなさいませ、お嬢様」

「ただいま、咲楽(さくら)


 咲楽と呼ばれた女性が頭を上げる。黒髪で切れ目の凛とした美人だった。髪はセミロングで首のあたりで一纏めにしている。


「着替えるから部屋まで来てくれるかしら?」

「かしこまりました」


 少女が部屋に向かって歩くと、その一歩後ろを付き添うように歩いていく。


◇◆◇◆◇


 少女が部屋の前まで行くと、すかさず咲楽が前に出て扉を開ける。少女が部屋に入っていったら、「失礼します」と一声かけてから部屋の中に入り扉を閉める。


「あぁ、疲れた~」


 そういい、お嬢様はベットに横になって足をパタパタと上下させる。


「お嬢様、いくら人目がないからと言ってそのような恰好をしてはなりません」

「いいじゃない、ここには私と貴方しかいないのだから。それと二人きりの時はお嬢様と呼ぶのをやめてといったでしょ?」

「失礼しました、紫音(しおん)様」


 少女、紫音はうんうんとうなずくとベットから体を起こし―


「着替えるから手伝って、咲楽」

「かしこまりました、紫音様」


 咲楽は、紫音の近くにより服を脱がせるため制服のボタンに手をかけた瞬間、唐突に足元に五芒星と円、そして何やらよくわからない文字で描かれたゲームなどでよく出てくる魔方陣に似たようなものが現れ発光しだした。


「キャア!!」

「紫音様!!!」


 紫音は悲鳴を上げ、頭を抱える。その様子はさながら雷に怯える子供のようであった。そんな中、咲楽はとっさに紫音を抱えて魔方陣らしきものの中から脱出しようとするが…


(そんな、足が動かない!?それでも紫音様だけは…)


 紫音だけは逃がそうと手に力を入れるが一手遅かった。より一層魔法陣らしきものは輝きを増していき、部屋全体を白い閃光が埋めつくした。そのまま、なすすべもなく二人は魔方陣の中に飲み込まれていった。


誤字脱字報告ありましたらそれとなく感想でお願いします。

さて、次回は異世界に転移(転生ではない)したことについて触れていきます。

次回の更新予定は1月8日です。


後書きを誤字るってなんぞ?

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