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お嬢様とメイドの異世界探求譚  作者: 餡蜜
第一章:異世界転移編
14/20

第12話:スライムゼリー

今回は短いです。

流石に前回が長すぎた。

2700文字ぐらいしかないけど許してくんれろ。


―――翌朝


 私は自然に目が覚めると隣に紫音がいることに少し驚きながらも昨日のことを思い出して落ち着いた。目が覚めて昨日のことが夢でいつものお屋敷での一日が始まることもなく宿のままだった。起き上がると少し皺になっていたメイド服を整え、荷物を仕舞っていく。出していた荷物を全て仕舞い終えると紫音を起こすことにした。


「紫音、起きてください」

「う…ん、さくら?もう朝ー?」


 寝ぼけ眼を擦りながら紫音が起き上がる。寝起き姿も可愛いなーと思いながら紫音を起こす。


「知らない天井だ…」

「異世界トリップ系の小説ではよくあるネタですね」

「そっか、私たち異世界に来たんだったね…」

「そうですね」

「これからどうするの?」

「昨日相談した通り資金が不足しているので資金集めですね。服や防具などの備品はお金がない今どうしようもありませんからね」

「そうね、じゃあ朝ご飯を食べたら早速行動開始ね」


 今日の活動方針を決めると一回で朝食を摂ることにした。盥を持ち一階に降りるとカウンターにエリカさんがいたので盥を渡しておく。食堂に入るとリルカちゃんが注文を聞きに来たのでおすすめのものを持ってきてもらうことにした。朝食は黒パンとサラダ、目玉焼き、スープといった簡素なものでしたがとてもおいしくいただくことができました。朝食は一人銅貨80枚でした。

 これで残りの所持金は銀貨3枚と大銅貨3枚、銅貨70枚。

 朝食を食べ終えた後は部屋の鍵をエリカさんに預けギルドに向かう。ギルドに着くとまずクエストの張られている掲示板に向かう。昨日受けた薬草採取以外にもスライムゼリーの納品クエストやウルフの討伐、荷運びなどのクエストがあった。スライムゼリーはおそらく昨日手に入れたあのゼリーみたいなものだろう。個数が1つではなく3つだったので足りないが昨日倒したこともありスライムなら受けても安全そうだ。金額は大銅貨5枚だ。


「このスライムゼリーを集めるクエストなんてどうですか?」

「どれどれ?うーん、報酬も悪くはないかもね…うん、これにしましょう」


 紫音と話し合い今日はスライムゼリーの納品クエストに行くことにした。


「あ、サクラさんにシオンさん。おはようございます」

「おはようござます、シリナさん」

「おはようございます」

「クエスト受けに来たんですね、えーと…スライムゼリーの納品クエストですね。ギルドカードの提示をお願いします」


 二人分のギルドカードを提示しクエストを受ける。ついでにクエストの二重受けが可能なのか聞いてみた。


「申し訳ないのですが、クエストの2重受けはできません。ただ、薬草などを集めておいて帰ってきたときにクエストを受けてから薬草を渡すのはクエスト達成となります。ただギルドがクエストとして出している同じクエストは1日1回しか受けられないので注意してください」


 なるほど…スライムゼリーを集めるついでに薬草やその他の草を集めておいてもいいかもしれませんね。

 聞きたいことも聞いて終わったのでシリナさんに礼を言った後ギルドを後にして門から草原に出る。昨日、薬草を取った場所よりもさらに奥に行って薬草を探しながらスライムを探す。

 数分も探索すると岩陰から緑色のスライムが出てきた。今回は紫音が最初から魔法を使い倒すことを決めていたので紫音に任せることにした。


「じゃあ、昨日使ってない下級土属性の魔法を使ってみよっかな」

「わかりました」


 紫音が手のひらをスライムに向けて構える。スライムは岩肌にへばり付いたままでこちらには気づいていないようだ。


「【グランドボール】!」


 紫音の手のひらから直径10㎝の岩の塊が飛び出しスライムに命中する。しばらくピクリピクリと動いていたスライムが徐々に動きを鈍くしていき動かなくなる。じっと見つめているとスライムは虚空に消えるように黒い(もや)になり消滅していった。スライムが消滅した後にはスライムゼリーが一つ残されていた。瓶にスライムゼリーを回収すると別のスライムを探すため行動を開始する。

 幸いにもすぐ近くにもう一匹スライムがいて、こちらも紫音が魔法で対処した。スライムゼリーも手に入れることができたので後はギルドに行ってクエスト完了の旨を伝えればクエスト達成だ。あっさりとスライムゼリー集めが終わったので薬草を採取しながら帰路につく。

 薬草は門までに41本と昨日より多く集めることができた。

 門を潜り街の中に入る。とりあえず、クエストの報告をするためにギルドに赴く。ギルド内にはまだ昼前だというのに数名の冒険者らしき男たちがお酒を酌み交わしていた。この時間帯はあまり冒険者はいないみたいでギルド内は少し静かだった。


「シリナさーん」

「あら、シオンさんにサクラさん。もうクエスト終わったの?」

「はい、運よくスライムを見つけることができたので…」

「なるほどね、じゃあ、納品物を見せてもらえるかしら」

「はい」


 スカートのポケットの中から取り出した三つの瓶をカウンターの上に置く。シリナさんは瓶を手に取って眺めた後(ふた)を開け手でスライムゼリーを軽く触る。それを三回繰り返して一つ頷く。


「色もスライムのものだし手触りもスライムゼリー特有のものだわ。数も三つあるし…うん、クエストお疲れ様でした」


 とりあえず、スライムゼリーのクエストは達成することができた。シリナさんはスライムゼリーの入った瓶をもってカウンターの奥の部屋に向かう。しばらく待っていると袋と空になった瓶を持ってきた。


「はい、これがクエストの報酬ね。で、こっちが容器の返却。これサクラさんのでしょ?」

「ありがとうございます」


 スライムゼリーの入っていた瓶を受け取りスカートのポケットにしまう。袋を開き中に入っているお金を確認する。中には大銅貨が5枚入っていたので報酬金の間違いはない。袋を仕舞うと掲示板から薬草採取のクエストの紙を取ってきてシリナさんに見せクエストを受けた後死守してきた薬草を見せる。とってきた薬草は41本でこちらは大銅貨4枚と銅貨10枚になった。合計で大銅貨9枚と銅貨10枚稼いだので現在の所持金は銀貨3枚と大銅貨12枚、銅貨80枚だ。

 そういったことをしているうちにお昼が来たみたいで、何名かの冒険者がギルドの扉を潜り帰ってくる。私たちも昼食にすることにした。ギルド内を歩いていたウエイトレスの人に食事を注文し紫音と向かいの席に座る。食事が来るまでの間午後からどうするかを話し合い、街を見て回ることが決まった。

 ちなみに食事は黒パン、豆のスープ、肉と野菜の炒め物でした。料金は二人で大銅貨1枚と銅貨80枚で味の方はなかなかおいしかったです。



現在の所持金は銀貨3枚と大銅貨11枚、銅貨0枚。


いかがだったでしょうか?

例によって例にもれず誤字脱字報告よろしくお願いします。

次回は街を見て回りますよっと…

次回の更新は4月1日です。

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