8話
評価して頂きありがとうございます。
ブクマ数増えて驚いてます。
では短いですがどうぞ!(~・∀・)~
セイが転移した場所は、起伏が多く大岩なども所々、点在する草原で丘の上だった、闘技場では無いためプレイヤー達が戸惑っている。
「あれ?セイケイ(笑)がいないな、ここ闘技場じゃないし。」
『転生者諸君!緊急事態発生が発生した!【モンスターブレイク】だ。
この為【セイの挑戦状】の勝者はキングゴブリン討伐した者になる。』
突然現れた男性の天使に周りは罵声を浴びせるが次の言葉ばでやる気に変わる。
『当然参加者全員には成功報酬として〖スキルスロット拡張券〗が渡される討伐頑張ってくれ』
そんな時セイにコール音がなる。
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ポロン♪ポロロン♪
【あなたの天使より♡】よりコール
【サクラ】よりコール
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当然コールを受けるのは。
「サクラか?ごめんちょっとトラブルで……。」
ポロロン♪
『お兄ちゃんも?ごめん私も今【セイの挑戦状】受けてるんの!多分セイってプレイヤーは運営の人だよ、普通ログインして初日に”神話級のレア”持ってるなんてなんて有り得ないもん!でねプレイヤーが予想より多く受けたから急遽内容変えたの!』
ポロン♪
『そ、そうだな、俺もセイてプレイヤー名だけど、まさか運営の人名前がかぶるなんて……ま、全く運営にも困ったもんだ!はっはっは!』
ポロロン♪
セイの態度がいつもと少し違う事に気づいたサクラは。
『………そうだよね~、お兄なわけないか、じゃあ戦闘後に合おう!
挑戦状の送り主さん♪』
「おう!」
プツン……。
ポロン♪
「……あれ?」
(もしかして気づいて鎌かけられた?ヤバいよな~サクラ欲しいから参加したんだろうし……)
そんな事を考えていると3人がプレーヤー達の視線を集めていた。
「皆、〖クロス〗のアーサーだ!聞いてくれ!今回は突発的なレイド戦になったけど、協力しないと勝てるものも勝てない!」
次にメガネをかけローブ姿の優男が話す。
「〖風月〗のクワルだ!アーサー言う通り、今回は突発的のため我々が先導する、アーサーは自由に動ける遊撃隊、俺の所には魔法による中、遠距離からの攻撃する、魔法、弓部隊とする。」
次に持ち手にアクセサリーの熊を付けた大剣を持つ勝ち気な女性が話す。
「はい、はーい、〖セインユクドラ〗のサーヤだよ!私達の所は本隊つまり、敵を沢山ぶっ殺し隊だよ、命知らずはあつまれ!!」
プレーヤー達はそれぞれのスタイルに合った部隊に、チームプレイしたい人は本隊にと別れる。
陣形は最初横陣、そして敵が半分以下になったら中央突破して遊撃隊は隙在ればボスを倒す作戦になった。
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遊撃隊◎
弓、魔法部隊○
ぶっ殺す隊□
ソロ単独攪乱要因◇
♦ボス
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■■■■■■■■
■■■■■■■■
◇ □□□□□□□□ ◇
□□○□□○□□
◎◎○○○○◎◎
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タイムリミットがきた。
『転生者諸君!震いたて!いよいよ戦闘だ、我ら天使の加護を一時授け、戦闘不能者は3分後最後方にて蘇生する!気兼ねなく闘い抜け!』
天使の言葉にプレイヤー達は声を上げる。
『オオオォォォォ!!』
それにまるで合わせるようにモンスター達から開戦の角笛が鳴り響いた。
ブゥオォン!ブゥオン!ブゥオォーン!
ブゥオォン!
『ゴガァー!!』
【キングゴブリン】のバカでかい叫び声に【オーク】、【ゴブリン】、【ハウンドウルフ】の混成部隊が突撃を開始。
プリイヤー達も合わせて遠距離スキル持ちから攻撃を始める。
矢の雨がモンスター達に降り注ぎ、炎が舞、風は刃と成り、地は防壁を、水は視界を、闇は弱体化を、光は強化を、とまさに魔法の嵐、突撃部隊の殆どは光の欠片となった、このまま楽に終わると思われた。
しかし、その時。
「うん?なん……?!【ウォーキングゾンビ】だー!ゾンビが地面から左翼に現れたぞー!」
いち早く発見した者が叫ぶと一人、金髪に黒の瞳、騎士の鎧を纏った180センチ高身長の男が指揮する。
「光魔法スキル持ちは迎撃に向かえー!」
「「「はい!」」」
「聖武器持ち、集合しろ!我らギルド〖クロス〗の正念場だ!」
「「「おおぉぉー!!」」」