68話
ギルドの受け付け係は忙しくしてる所に新たな冒険者達がやってきて呼び鈴を鳴らした。
………リンリーン
………リンリンリーン
「あーはいはい今いきま……す…………何か御用でしょうか【プロデューサー殿】。」
「あらあら、冷たいのはセイ様だけで間に合ってますわ。討伐依頼受注とパーティー編成の手続きです、素早くお願いしますわね。」
こめかみを引くつかせて受け付け係は坦々と手続きを始めた。
そんな受け付け係をみていた三人はじとめで フレイヤをみてこそこそ話し始めた。
「……なぁ聞いたな。」
「ああ………あれフレイヤさんの仕込みだったのかよ………フレイヤさんの印象が思ってたのと全然違う件について。」
「だから言ったろ、胡散臭いって。」
「聞こえてますわよ、お二方。」
セイ達の方を振り返らずに言うフレイヤに二人は若干の恐ろしさとセイだけ外されていた理不尽さにセイを見てしまうがセイはついと眼をそらしてスルーした。
「パーティー編成が終りましたわよ、さっ行きましょうセ、イ、さ、ん♪」
「「爆発しないかな?」」
「物騒な事言うなよ、はぁぁ。」
フレイヤはルンルン気分でセイに寄り添うの視た二人は妬ましげに後ろから殺気を出してクエスト達成する為に南の森林エリアにと向かっていった。
「おやおや?あれがフレイヤのお気に入りの男かぁ………なんか見てるとムカムカするし、お届けしないだめデスね。この気持ちを♪。」
冒険者ギルドから出てくるの建物の陰から偶然見つけたローブの者はアイテム欄にしまってあった大鎌、【ブラットスィクル】をセイに向けてニヤリと笑った。