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エアリアオンライン  作者: さきのえ
65/74

65話

「間違ってたらすまないセイ君かな?」


「そうだけど、もしかしてセイバーか?」


 セイは呼ばれて振り返るとショートヘアで清楚な服装をした女性がいた。


「そうだ、あの……そんなにじろじろ見えないでくれ。私も少し恥ずかしんだ似合ってないのは自覚している。」


 膝丈ほどのスカートを恥ずかしそうにしてる姿にセイは普通だろと思う。


「そうか?まぁ男性姿のアバターからするとスカートはいたの見ると違和感はあるけど。本当は女性なんだから綺麗だと思うぞ?」


 恥ずかしそうにもじもじするセイバーに思ったままに言うとセイバーは苦笑して小さく『ありがとう』と言って耳を真赤した。


 カターン


「「ん?」」


 物を落とした音がして振り返ると小柄の男性がスマホを落としたのを拾って慌てていたが連れのオタクぽい女性が頭をはたき怒っていた。


「ちぐはぐなカップルもいたもんだな。」


「……もしかして、いやいやまさかな……。」


 何か悩んでいるセイバーにセイはとりあえず落ち着ける場所にと近くカフェに入った。


「改め、始めましてプレイヤー名セイバー。本名は藤崎美空ふじさきみくだ宜しく。」


「俺はさくらから聞いてるだろうけど、本名は安倍川清明あべかわせいめいだ。まぁ変わった名前だろ?あんまり好きじゃないからプレイヤー名と同じセイで呼んでくれ。」


 冗談 混じりて言うセイに美空は解ると言った風に何度も首肯いた。


「解る、解るとも、私は歌って踊れるアイドルに成るようにと ボーカロイドと同じ名前を付けられてどんなけからかわれたことか!

 だから絶対に私はアイドルにならないと誓ったのだ!」


(俺の場合は母方の祖父さんが陰陽師オタクで勝手に提出しただけだがな。)


 ため息をつき思い出すのは陰陽師が好きずきて敷地に陰陽道なる離れの家を作って、あまりの出来にちょっと話題になった事のある元気過ぎの祖父さんである、さくらの性格は遺伝だとセイは常々思う。


「っと済まないついな、私の事は……そうだな、美空と呼び捨てで構わないよ、セイとは長い付き合いに成るだろうしね。」


「呼び捨てで良いならそうするけど、本当に良いのか?」


「あぁ、セイになら構わないよ。」


 ニコリと頬笑む美空にドキリとしたセイは照れ隠しに頬をかくが美空の視線は少し離れた席に向けられていた。


 その席では先ほどスマホを落として騒いでいた男女が店員に注意を受けていた。


「えぇとそうだ、せっかくだから、さくらは学校で迷惑かけてるだろ?そこんとこ詳しい聞きたい、ひどいなら母さんにも言っておくから教えてくれないか?」


「っぷ、そ、そうだな、妹さんは良く言えば学校の雰囲気を良くしている、悪く言えば周りを振り回しているかな。」


 美空は学校でさくら が暴走しないようにと先生方や生徒会より頼まれた経緯で知り合ったが、その後もちょっと扱いずらい生徒を頼まれる事になった。


「そうか、母さんには言っておくよ。」


 少し離れた席では男性が女性に慰められている。


 それからセイは二人で会いたかったいくつかの理由と相談をするとその1つに美空は満面の笑みだった。


「そうか、いよいよ私も“女性に成れるのか”。」


「喜んでくれて良かった、後内緒でさくらにプレゼントしあるんだが、俺にはどれがいいか分からないから店に“付き合って欲しい”。」


 ピロン♪


 美空は快く引き受けようとした時、彼女

 のスマホから着信が入った。


「セイ済まない美亜から電話だ少し待っててくれ。もしもし美亜なんの……わかったすぐ行く。」


 美空は立ちあがりそのままトイレに向かって行ったが美空が言った内容でセイは首を傾げた。


(ん~?話の内容からだと、まさかあいつら付けてたのか?道理で視線を感じたわけ)


 ガタッ


「あんた誰だ?此処の席は空いてないぞ。」


「…………ふっ」


 セイが考え事をしてる最中に見知らぬしかめっ面の男が対面にすわり、セイを嘲る様子にセイはイラッした。


「おい、もう一度言うぞ此処は……」

「さくらちゃんからお前の事は聞いてる。単刀直入聞くぞ妹の事をどう思ってるだ、答えろ!」


 ますますセイはこの男にイラッとするが何故“妹の事”が出てくるか分からないが敵として答る。


「『大切な家族だ』だからお前が何故妹事で怒ってるかは知らないがはっきり言うぞ?お前みたいな野郎は妹に近づくな、近づくのなら俺はお前を許さない!」


「ふっ、ふざけるな!!もう許さない表に出ろ!!」

「表に出ろ?出るのはお前だけだろほら帰れ、店の迷惑になるだろうが妄想人もうそうじんほらほら。」


 シッシッとセイが手を振ると男が掴みかかろうとした時、誰もが予想してなかった事が起きた。


「店で騒ぎをお越してるのはこの人逹です!」

「あーはいはい見れば分りますよ、君達ちょっと話を聞かせてくれないかな?大丈夫だよ、逃げない限りはね。」


「えっ…………。」


 蒼白に成る二人はゆっくりとニコリと笑う男を見てそして店に貼られたマークをみたそこにはこう書かれている。


【この店は市民の味方☆警察官の巡回店!!】






 その後二人はそのまま世界一安心な(犯罪者には恐怖)送迎により家送られた。


美空「あのすいません、ここの席にいた男の人を知りませか?」


店員「あ~警察官に連行されました。」


??「あら~?!」

??「お、おにいじゃん!!」




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