54話
ここまで読んでくれた方そしてブクマ、評価してくれた方々ありがとうございます。
ではお楽しみください。(~・∀・)~
マネージはセイのステータスを観て興味津々に目を輝かした。
「ほー!珍しい称号ばかりですね、スキルも習得者が少ないのばかり特に〖唯我独尊〗
、〖神との接触者〗、〖鳥人の救い人〗、〖ワドキャロ・スレイヤー〗(ワードキャロット・スレイヤー)は初めて知りましたね!」
「称号が増えてる?!」
___________
〖ステータスプレート〗
セイ(男性)
Lv10
種族スキル 〖未習得〗
状態 普通
スキル
〖モンスタートランス〗Lv3
〖フェアリーフォックス 〗Lv15
〖 〗
〖 〗
〖火魔法〗Lv3
〖光魔法〗Lv4
控えスキル
〖慈愛〗Lv1
〖占い〗Lv1
〖魔筆〗Lv1
〖未収得〗
──────
称号
〖トラブルメーカー〗
〖理を曲げる者〗
new!〖唯我独尊〗
new!〖神との接触者〗
new!〖鳥人の救い人〗
new!〖ワドキャロスレイヤー〗
new!〖影の立役者〗
〖唯我独尊〗己の意志を貫き通した者。
状態異常に成りにくくなる。
〖鳥人の救い人〗
フェニックスの卵を保護した者に与えられる称号。
鳥人と仲良くなりやすい。
〖神のとの接触者〗 神と寄り代を会して接触した者。
アンデット系のヘイト値が下がる。
*常時発動するか設定できます。
〖ワドキャロスレイヤー〗
ワードキャロットを20体以上倒した者。隠れたワードモンスターを発見し易くなる。
〖影の立役者〗人知れず多くの者に感謝されし者。
未発見のクエストに繋がる依頼が稀に舞い込む用になる。
_________
セイは称号が短期間で更に増えたことに驚いてマネージにコレは普通なのか聞く。
マネージは転生者の行動次第だが2週間そこらで称号が増えるのはよほどの人格者かトラブル体質な者だけと、称号の〖トラブルメーカー〗を指差して答える。
「称号〖トラブルメーカー〗ですが、これは一人では解決出来ない事でエアリアの住民が悩んだ時、なんとなく救いを求めるとあなたに吸い寄せられるという事です。」
「なんて厄介な称号だ……そんな称号、偽善者にやれよ。
待てよ?なら正義感の強い奴と仲良くなって押し付ければいいのか。」
セイは名案と一人納得する。
マネージは関わればきっと嫌な顔しても助けるだろうと微笑んだ。
マネージは気になる称号の付いた経緯を確認してメモ帳に記録していく。
マネージはセイの行動はまるで英雄伝のようでセイのとっぴな考えできっと御伽噺にすれば面白いと頭の隅に思い描いていた。
「ありがとうございます、なるほどセイはとても濃い日を送ってたのですね。出来たら偶に聞かせ貰いたいですね。」
「面白い事が合ったら話しに来るよ。
あとマネージ、聞きたいんだが俺のレベルより〖フェアリーフォックス〗のレベルが高いのは何故か分かるか?」
「セイは気づいてないんですか?。
〖モンスタートランス〗で変身した姿は別ステータスで、レベルはその影響です。
つまりフェアリーフォックスの姿で得た経験値は何割かしたセイのレベルに還元されません。」
マネージの答えにかなり衝撃を受けてセイは固まるが、マネージは追加でモンスタートランスの基礎知識を教える。
〖モンスタートランス〗スキルは変身した姿で特定の種類モンスターを倒す事で変身した姿をスキルに昇格出来る。
スキルレベルは上がれば修得したモンスターのアーツや魔法が使えるが使用には個別の条件がある。
「更に上の奥義があるらしいですがそこの文献は失われてます。」
「なんとなく分かる展開だな。」
セイの頭では〖モンスタートランス〗の必要枠に関係があると睨みある答えが浮かぶ。
(ズバリ、三位一体のキメラ!かなかなか強そうだ。)
「では次に〖占い〗付いて説明しますね。」
「それなら知ってる運に関わる、『アイテムドロップ』、『生産系成功率』、『あと、購入アイテムの品質向上』だろ?」
マネージは大筋は合ってるが更にあると言う。
「〖占い〗は戦闘で使用できます。」
「〖占い〗を戦闘で?言ったいどうやるんだ?」
マネージはニコリと笑い話し出す。
この作品は不定期更新です。