44話
ここまで読んでくれた方々、ブクマ、評価ありがとうございます。
あらすじを一部分変更しました。
ではお楽しみください(~・∀・)~
ライの鑑定スキルで滝から現れたセイの姿をとったモンスターのステータスが表示される。
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フェイクレイス(セイの偽物)
レベル20
偽りの罪で処刑された者達の怨念集合体。相手の姿と能力を模倣し相手が弱ると身体を乗っ取ろうとする。(プレイヤーは憑依されません)
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ライは【フェイクレイス】を牽制しながらセイに合図したらジャンプする用に言って武器を構え、ハルはライが注意を引いてるうちに後ろに回り込む。
フェイクレイスはその様子にすぐさまセイから写しとったスキルを使い、【フェアリーフォックス】に変化し、更にスキルを行使する。
『グォっ!!「サモン!エレメント!」』
「「「なっ?!」」」
三人は予想していなかった出来事に動揺する、ライ、ハルはセイがまさか【フェアリーフォックス】になれて、召喚のスキルを使えるとは知らずに、セイには驚かそうと詳しくクエストの事を説明してなかった。
セイはまさか能力まで模倣する相手とは考えても見なかった。
そして召喚の魔法陣が浮かび上がると周りの闇を集めるかのような光景が再現され闇を纏ったカラスが現れる。
『我がモンスター如きに呼び出されるとはな………だが呼び出されたからには最低限協力してやろう。
〖シャドウドッペル〗。』
カラスが魔法を唱えるとセイ達の影が身体から引き離されて実体化した。
『グォ!『ふはは!これで貴様の身体はもう少しで手に入れれるぞ!』
カラスはその後すぐに姿を消したがセイ達3人に対して相手は4人。
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シャドウドッペル×3
レベル30
精霊魔法で影を実体化させた存在。
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「ハル姉さん拙いよ強い敵が多い!。」
「分かってるけどやるしかないでしょ!!」
「うーん、やっぱりイラッとするな自分の姿が真似されると。」
セイの言葉が合図したかのように、影達はセイを目標に攻撃を仕掛けてくる。
ライはセイの前に立ち迎撃しようと身構えるのと同時にライの影が武器を振り上げ叩き潰そうとする。
ライは器用にいなしてカウンターを喰らわせようとしたがセイの影がファイヤーボールを打ち込んできた為回避した。
セイはもちろん魔法を使って迎撃使用したがハルの影が隙をうかがっていた為、拙いと分かり歯ぎしりする。
ハルの方はフェイクレイスとの戦っているが相手の小ささに攻撃が当たらず、逆にダメージをおっていた。
そんな状況にライ、ハルは焦りだしたがセイは2人に大声で話す。
「俺は大丈夫だから、ハル、ライはさっさと俺の偽物を倒せ!!。」
この作品は不定期更新。