40話
ここまで読んでくれた方々ありがとう。
ではお楽しみ下さい(~・∀・)~
ログイン三日目。
昨日は早々にログアウトしたセイだがその後は運営側から届いた反射神経の制御訓練が説明されたメールを確認。
ダイブギアを設定モードでログインして練習出来る事が分かり早速試したのだった。
そして今日は一人でログインしている。
「もう流石に大人しくなってるよな?はぁ、なんで俺がこそこそしないといけないんだ?」
セイは現在訓練所にいる、とりあえずギルドカードを貰いにぺージの所までいく。
「ようこそセイさん、ギルドカードの準備は終わってますよ、どうぞ。」
「ありがとう、それと昨日あの後どうなった?」
ぺージは少し躊躇ったあと事の顛末を話す。
「あの後騒ぎを聞きつけたギルドマスターが来られて皆さんを大人しくさせました。(物理的に)
それと『セイに理不尽な事するんじゃねーぞ!!俺が上にどやされるだろ!!』と言ってたので大丈夫でしょ。」
「ギルドマスターが?まあいいか、それよりお金を預ける事って出来るかな?」
「今のランクでは無理ですね、そこを含めてギルドの説明します。」
ぺージの説明によると冒険者ランクはS~Gまで有りDランクから便利なサービスを受けれるようになる。
ランクが上がればその内容も増えていく。
Dランクでは冒険者ギルドにお金を預ける事ができる。
「ランクは主にモンスターの討伐クエストで上がります。最初はパーティーで受けるのをお勧めしますよ。」
「パーティーでか、今ちょっと難しいんだよな、サクラ達とはしばらく組めそうにないし……。」
サクラは昨日の事が友達に知られてしばらくセイは別行動する事になった。
「ランク上げるのは他に調達依頼など有りますから、それでもよいかと。」
「それもいいかな。」
その他の注意事項と武器屋などの場所を聞き冒険者ギルドを後にした。
冒険者ギルド出てセイが最初に向かったのは生産系のスキルを取った人達、武具や食べ物を売るエアリアの民が出店を出す大通り、通称〖クラフトロード〗。
通りの脇でシートに商品を広げたり屋台で客呼び込みをする光景がそこかしこで見られ、とても賑わっている。
そんな、中をキョロキョロと見渡しては良さそうな店によるがセイの目的の物はなかなか見つからない。
そんな時セイを見て声を掛けた者がいた。
「ちょっと、そこの髪が長いお兄さん何か探し物?良かったら店案内するよ。」
「え?本当か、ならお願いしようかな探してるのは〖魔筆〗てスキルを使う為のアイテムと俺に合った装備一式なんだが、全然見つからなくてさ。」
声を掛けて来たのは、金色の短髪で背は150センチ程の男の子だった。
「あ、お兄さんソロプレイか、今探すって事はお兄さん、初心者?」
「まぁな、最近初めた、ソロプレイするつもりは余りないけど、知り合いが少ないからさ。」
男の子はちょっと同情した目でセイを見て頷く。
「わかる、わかってるよ、セイさん!僕が友達一号になってあげるよ、僕のプレイヤー名は〖ライ〗よろしくね。」
「いや、ちゃんと要るからな。(皆10歳以上離れてるけど……)」
セイはVR技術部の人達とは仲がよいが友達かと言われると歳離れ過ぎていて苦しい。
ライとのフレンド登録をしてライは足軽にセイを案内する。
「さ、ついたここだよ入って、入って!」
「おい、押すなよ、強引だな。」
セイは大通りの中ほどの横道に案内され、古めかしい骨董屋という感じの建物に背中を押されて入る。
「ハル姉さん、お客連れきたよ、しかも僕友達になった!。」
店の中は所狭しと棚が並べられ、たくさんのアイテムが雑多に置かれている。
「ライ、でかした!いらっしゃいセイさんですね、ゆっくり沢山買ってって下さいな!」
「よ、よろしく。」
(うわ!でか!なんだこの身長差は本当の姉弟だったらすごいな。)
店の奥から出て来たのは身長185センチ、赤髪、顔に少しそばかすがあり作業エプロンを付けている。
「セイは〖魔筆〗にいるアイテムと自分に合った装備一式探してるんだって!ハル姉さんなら持ってるでしょ?」
「確かに集めた中に合ったような……ちょっと待って検索するから。」
ハルはメニュー画面を開き操作すると店の片隅が光りだす。
「あそこだね、ライよろしく~。」
「ハル姉さん、少しは整理してよもう……。」
ハルは手をひらひらさせて、ライに取りに行かせる、ぎっしりと商品を詰め込んだ棚にライはため息をつく。
「さて、と後装備一式だったね、要望はある?」
「とりあえず俺でも装備出来るのでお願いするよ。」
ハルはセイにスキル構成と戦闘スタイルを聴き難しく唸る。
「うーん……、〖モンスタートランス〗に魔法スキルか……またトリッキーな構成だね、普通は〖防具〗スキル入れるけど。」
「難しいか?」
ハルはセイに装備について説明する。
エアリアオンラインでは所持スキルによって装備出来る物に制限がある。
魔法スキルなら布、皮など金属がほぼ使われいない装備しか装備出来ない。
〖防具〗スキルはその制限を穏和してレベルが上がると装備の消耗を抑え、穏和度を上げる事ができる。とあるクエストで取得可能だが、セイはまだ条件を満たしていない。
「難しいってだけで、問題なし!でもその為には素材集めが必要ね、ただその素材はセイ自身が入手しないとだめだけど……。」
「なら、採って来るから場所教えてくれるか?」
ハルはちょっと悩んだ後セイに場所を教える。
「場所は北門を抜けて北東の場所、〖鎮魂の教会跡地〗そこで手には入るわ、それと私達も行くから。」
「ハル姉さん?!店番どうすんのさ!」
ライはハルが自分達も行く事に驚いた。
「どうせ客来ないし、そろそろ素材補給したかったから今日は休業ね、それともなに?ライは怖くていけないの?いくつになってもライは怖がりね。」
「こ、怖くないもんねー、もう高校生だから、怖くもなんともないから幽霊でも何でも来いだからねー。」
ライのリアル情報にセイはマジマジに見てしまう。
「あはは!セイ信じられないと思うけどライはこれでも高校生だよ、しかも身長はほぼ同じ。」
「ハルお姉さんこそ、高二で本当の身長より5センチ小さくしてる癖に!。」
ハルとライを交互にみて更に驚くセイだった。
この作品は不定期更新、毎日更新してる人達は凄いとつくづく思う。




