33話
ブクマ、評価、お読みいただきありがとうございます!
ではどうぞお楽しみ下さい(~・∀・)~
ログイン開始位置はログアウトした【隠居の館】の前だった。
「あー、てっきり街からだと思ってたけど違うのか意外と不便だな。」
「お兄、お待たせ!じゃ行こっか。」
サクラはそう言うとメニュー画面からクリスタルを取り出す。
「それどうするだ?」
「これ?これは【帰還結晶】って言ってね最後に寄った街に戻れるんだよ。」(ちょっと高いけど。)
「へー便利なの有るんだな。」
【帰還結晶】は最初クリスタル獲得クエストさえ終えれば後は魔導具店で再使用料金2万リペ払えばまた使える便利アイテムだ。
サクラは【帰還結晶】を軽く二回タッチすると光り、リターンパーティーと唱えるとセイ、サクラは最初の街〖エアフィス〗に飛んだ。
「じゃ改めてエアリアオンライン最初の街〖エアフィス〗を案内するね、それとお兄に私のスキル構成見せておくね、一部のスキル除いてだいたい他の人も同じ用な構成だから参考に見ておいた方がわかりやすいでしょ?。」
セイはパーティーメニューのサクラのスキル構成が開示されると確認する。
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サクラ(女性)
種族スキル
なし
メインスキル
〖槍術〗Lv22
〖体力強化〗Lv16
〖素早さ強化〗Lv12
〖棒〗Lv20
〖回避〗Lv15
〖身体制御〗Lv15
〖****〗
〖槍〗Lv10
〖防具〗Lv15
サブスキル
〖風魔法〗Lv6
〖魔法制御〗Lv4
〖****〗
〖連携〗Lv11
〖**〗
〖未習得 〗
〖未習得 〗
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セイはスキル構成を見ていかに自分のスキル構成が悪いか痛感するのと同時に空き枠があるのに疑問に思う。
「なー、サクラなんでスキル枠の空きが有るんだ?」
「え?空き枠を2、3個有るのは普通だよ?だってスキル消去出来ないし欲しいスキル習得クエストが後で見つかったら嫌でしょ?」
「ほうほうそうか………俺って結構ヤバいスキル構成じゃないかはぁ~。」
セイはサクラに習得必須スキルに付いて確認すると自分のプレイスタイル合わせた、『能力強化スキル』。
それと魔法、武器の使用補助スキル、『身体制御、魔法制御』は習得しないとプレイヤーの負担が大きいらしい事を聞かされげんなりする。
補助スキルを取らない人も要るにはいるらしいがリアルで武器の扱いに慣れた人限定でそれも補助スキル有りとの力量差はないに等しいらしい事が追加ダメージになった。
「俺のアドバンテージないに等しいな、大丈夫なのか俺?」
「お兄なら大丈夫だと思うよ?だってスキル補助はあくまで補助だから気付かない攻撃は避けれないからお兄はリアルチートだよリアルチート、皆の注目の的だよ楽しみだな~お兄が有名になるの!」
「そんな面倒はお断りだ、俺はゆっくり楽しみたいからなだから有ること無いこと噂流すなよ。」
「モチロンダヨ、ソンナコト、ワタシ、シナイ、ヨ?」
「流す気だったのは分かった……後でセイバー達に監視の依頼しよう、うん。」
セイはため息を付きサクラに案内を促す、もちろん怪しい所を除くとくぎを差す、サクラはぶつくさ文句をいいながらも最初に冒険者ギルドに案内する事にしセイも同意するが後々でセイは大きく後悔する事になる。
次話は明日投稿です。