32話
短いですがどうぞ(~・∀・)~
セイに新しいダイブギアが届き、運んで来たのはセイのよく知るVRの研究職員の荒木だった。
彼にダイブギアの説明と注意事項を聞いたセイは制御装置の拡張がされた事に安堵した。
翌日、次から補習授業はVR内に切り替えられる事になり補習は2日間お休みになりセイは1日エアリアオンラインで遊ぶ事にした。
「ふふ♪」
「さくら嬉しそうだな、何かあったか?」
「嬉しいに決まってるじゃん!お兄と普通に遊べるんだよ、いつも遊ぶと言ってもちょっとだけで勉強ばっかしてるし。」
膨れっ面のさくらに苦笑し頭にそっと手を置く。
「はは、さくら中学生になって兄と遊びたいなんてまだまだお子様だな。」
「お子様じゃないもん、背も伸びてるんだからね。」
えっへんと胸を張るさくらに晴明が、うん大人だなと頭を撫でてやるとさくらは嬉しいそうに笑っていた。
「さてログインしたら街を見て回っりながら必要な物の調達だな。」
「じゃあ私が案内するね!今日はそのつもりで皆には話してあるから大丈夫だよ。」
「そうか……さくら案内よろしく。」
さくらの張り切り様に晴明は少し心配になる。
実際、さくらは用事があるからと皆に言ってある為一緒に行動する事は知られていないのだ分かれば止めていただろう。
晴明、さくらはそれぞれ部屋に戻りログインする。
「「リンクスタート!」」
次回は19時頃です