26話
ブクマしてくれた方々ありがとう!!
ここまで増えるとは、思いませんでした、本当に感謝です。
ではどうぞ(~・∀・)~
真っ赤な卵は重要な物だと皆で説明すると、頑なに食べると言い張るクーナに必死の説得を何度も何度もそれこそ20回以上内容を変えては話し合う事でようやく納得した。
「はぁ、はぁ、わ、分かったよな!その卵は大切な物だ!。」
「離せー!もう我慢の限界だ!!。」
「だめだよ、抑えてセイバー我慢だよ………気持ち分かるけど。」
「あなたの卵への執念、気に入りました、私に通うじるものを感じます。」
「クーナさん、是非私の店で働いて下さい!」
「うーん、クーナは~頑固者ね~。」
「そっか~、これが私が選ばれた理由か~、父が言ってた消失したフェニックスは卵になって邪竜に汚染されてたんだ……じゅるり。」
セイバーはクーナに殴りかかろうしてサクラに止められ、ユン、ミネコはなにか共感したのか有効的、ミーアは苦笑してる。
そしてクーナがどういう経緯で卵を見つけたのかセイが聞くと、彼女は卵を産みそうなモンスターの情報を聞くとすぐに向かい隠密行動にて卵を親モンスターから奪取しては逃げていた。
今回は邪竜とは知らずに竜が好む【ラインバッファロ】肉に大量の竜酔草(竜を酔わす)を高濃縮した粉末を仕込み、巣穴から匂いに釣られ出てきたあと悠々と少しの財宝と卵を奪い尽くしてたと話した。
「それで称号に〖天然災禍〗か、怒って親モンスターが暴れたんだろうな、なにやってんだよお前……。」
「いやー、でも親モンスターには他のモンスターが食べたように工作しておいたから鳥人的被害出してないよ?………………多分。」
「運営は何でこんなアホの子設定にしたのか理解できない。」
「なーる程、読めて来たよ!最終的にレイド戦で邪竜討伐だね!!燃えて来たー!!」
「この卵がキーアイテムなんですね。いつの間にかクエスト内容追加されてますし、モフモフのフェニックスならいいなー。」
「フェニックスかーーダメね肉球ないし。」
「ここはセイに~丸投げしましょう~。」
「ミーナ、面倒だからと俺に押し付けないでくれるかな。」
クエスト内容は以下の通りだ。
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【鳥人族からの願い】2/12
①依頼受諾──達成
②卵の正体(驚異クーナを説得)─達成
③卵を孵化させろ。─未達成
④?????
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ピコン♪
「あっ!運営神様から授かり物が来た!お父様に報告か~怒ってるかな?」
「やっとか……。」
「やった!邪竜うー♪邪竜うー♪。」
「うん?赤い羽?」
「あっセイさんは知りませんでしたね、これは【エリア解放戦参加認定証】で、これを持った人の許可がないとエリア解放戦、レイドには参加できないんですよ。
ちなみに前回は〖猫又の鈴〗でした。」
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〖フェニックスの尾羽〗
ストーリークエストを受けた証。
レイド戦の参加者を決める権利がある。
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〖フェニックスの尾羽〗を受け取ったクーナは実家に帰るとセイ達に説明する。
実家はフェニックスを祀る神官の名家で家出して卵ハンターになったが巫女に覚醒した為戻るしかないと青い顔で説明するのを見て、セイバーは満足げであった。
「それじゃーね、フェニックスが育ったらあなた達を私のいる所まで導いてくれるから。」
「バイバーイ、またねー。」
「せいぜい親に叱れて来い。」
「クーナさん、今度はモフモフの鳥について教えて下さい。」
「クーナ~教えた通りにすれば大丈夫よ~。」
「ねぇミーア、面白がってるけどなに教えたの?」
クーナは手を振って、〖フェニックスの尾羽〗を胸に当てると光消えてしまった。
ちなみにミーアが教えたのは、されたらムカつく、必殺技『てへ、ペロ☆』であった。
次回はいよいよモンスターテイムのお話し、ストーリークエストはちょっと保留になるよ。
セイに訪れる危機果たして乗り越えれるか?(ケモナー増加)