20話
ブクマしてくれた方々、ここまで読んでくれた方々ありがとうございます。
では短いですがどうぞ!(~・∀・)~
『セイ君今から僕は魔法を使うよ、分かったね?』
「ワン!」
「クー?!『ちょ、ちょっとまてそんな余裕ないぞ?!』」
ロキシーの言葉に焦る、フェンリルキッズの攻撃は避けれてるがそこに魔法を使われたらと。
『ファイヤーボール!』
ロキシーは火魔法、ファイヤーボールを唱えセイを攻撃する。
召喚獣のフェンはタイミング良く避けるがフェンの身体でファイヤーボール、が隠れてた為反応が遅れ反射的に避けれたが無理な体制にされて次のフェンによる攻撃をよけれなかった。
「キュン!『ぐ、くそ何で避けれない、いつもなら反射的に避ける攻撃なのに!』」
「う~んやっぱりセイ君でも連携攻撃は避けれないか、決闘モードは召喚スキルの使用禁止か制限をかける実用有りと……うんテスト終了!リザイン。」
ロキシーの合図で戦闘が終了されると不満ながらもセイは元の姿に戻る。
「……………。」
『うん?わからないって顔してるね、当たり前だよ避けれない攻撃ってのはある。
広範囲攻撃、連携攻撃、魔法の束縛だね。
君は1対1なら無敵に近いけどそれだけだ、まあそれだけでもチートだけど。』
「それは理解してるけど納得出来ないって言うかなんと言うか……。」
セイの煮え切らない表情にロキシーは意外に思い驚く。
『へー君って負けず嫌いなんだね、意外だよもっと冷淡な感じだと思ってたから。』
ロキシーはマスターからセイについてある程度知らされてたが冷淡で飽きっぽい性格だと思っていた。
「集中して物事するのは避けてたからかな?ほら俺って集中し過ぎはまずいだろ?。
VR内だとある程度なら集中して問題ないからだと思う。」
『そうか、なるほど君マスターと同じなんだね、いつか君にマスターを合わせたいな。』
「マスターってもしかして!」
『おっと失言だった忘れてくれ、さて最後に僕が出来る願い事なら何でも叶える権利を2つ君に渡そう、君には迷惑かけっ放しだからねメールアドレスは登録しといたから決まったら連絡してくれるかな?』
セイに余計な事を言ったかなと思うもロキシーのマスターは”二人”もう1人の存在が知られなければ問題ないと問題視しなかった。
「まぁ良いけど」
『それより君の妹さん凄く怒ってるみたいだよ、ここにはコール送れないからね、きっと無視してると思ってるんじゃないかな?』
「げっ!さくらが怒ると大変なんだよな………。
そう言えば結局賞金にしてた〖ヴァルリーの勲章〗ってどうなったんだ?」
『あれ?もちろん消去だよ、本来はあってならない物だ、今は世界のバランスを崩すからね、半年後ならまー、ギリギリ大丈夫なんだけど、今はダメだ。
機会を見て今回みたいにイベントクエストとして出すからごめんね。』
「あちゃー、さくらにどんな無理いわれるか、そろそろ戻してくれじゃないとまずい。」
『そうだね、それと言い忘れるとこだった君のダイブキア新しいの今日中には届くから変えるように、届くまでは僕のほうで制御しておくから。
だから2時間位でログアウトしてくれると助かるかな。』
「そうするよいろいろありがとうな、ロキシー、正直最初なんかAIとか人間とかではない感じがしたけど今は人間だとはっきりした、だからいつか一緒に遊びたいなと思う、その時はよろしく!」
ロキシーは、その言葉に今までにないくらい驚くがセイの気持ちが伝わり嬉しくなる。
『あー、必ずだよ!今は忙しいけど一緒に遊ばう!』
セイは笑顔で手を振り元のエアリアオンラインの世界に戻っていった。
────────
『セイ………君は本当凄いね、肩入れしたくなるよ。
でも僕には役割がある君にはいつか嫌われそうだけど、でももしそれでも君が気にしなければ僕はどんな事になっても君の味方だよ。』
ロキシーは1人セイが消えた後を見続けて決意を胸に誓ったのだった。
作者は多忙+胃腸風邪の為更新が遅れると思います。皆さんも風邪にはきよつけて!ではまた逢いましょう!