14話
ブクマしてくれた方々そして此処まで読んでくれた方々ありがとうございます!
では短いですがどうぞ!(~・∀・)~
妖精を倒した【キングゴブリン】達はセイの状態に不思議に思う。
セイの身体は光の欠けられを撒き散らし、回りの空間が湾曲して見えている。
「グガ?」
「ギギャ?」
【キングゴブリン】達が疑問の声を挙げた時、セイの姿が視界より消えると打撃音が数回して【ナイトゴブリン】が同時に4匹吹き飛び光を上げて消えていく。
「グガ?!」
「「「ギー???」」」
『クォーーン!!(消えろ!消えろ!クソヤローー!!)』
セイは怒りに任せてアーツを発動させて倒していく、”自分以外の動きが遅くなってる”事などきにせずに。
【キングゴブリン】達にしてみればセイが動く度に仲間が吹き飛び消滅する現状に高度なAIで、ある程度感情を備えた為に恐慌状態に陥る。
だが取り巻きの消失に【キングゴブリン】が〖怒り×5〗状態になると事態が動く。
「グガーー!!オアー!!!!」
ズズズズ………ゴォアーーーン!!
ボスモンスターはダメージと仲間消失が急速で発生すると、【カルマ指数】と言う感情システムがボスモンスターの強化と変異を起こさせる。
【キングゴブリン】だった者は緑色の体表を真っ赤に変え、武器は斧の背面にハンマーをくっつけた様な〖アックスハンマー〗に変化する、そして名が書き換わる。
【The anger・キングゴブリン】
スッと掲げ上げた〖アックスハンマー〗が黒いエフェクトに包まれ振り下ろされると【アンガーキングゴブリン】を中心とした、衝撃波が敵味方問わずに半径10メートルにダメージを与える。
ゴガァーーーン!!
ズオォーン!
その衝撃音は当然、殲滅戦をしているプレイヤー達がいる場所まで鳴り響く。
「お、おいあれ視ろよ!ボスモンスターだ!」
「なんだありゃ【キングゴブリン】て真っ赤だったか?」
「あちゃー誰だよアンデスにしたの。」
「アンデス?山脈がどうしたのよ?」
「違うって怒りで変異させてパティーメンバーを全滅させる事、それがアンガーデス。」
「「「寒ぶ!オヤジギャグ!」」」
「てか、誰だよ【キングゴブリン】と戦ってるの、全然見えねー。」
「は、そんなの全滅したに決まってる、レイドボスにワンパティーで挑むなんて無謀だろ。」
「てか、運営うぜぇな、闘技場でのバトルロアイヤルからレイド戦とか、炎上決定だな。」
そんなやり取りをして傍観してる者と報酬目指して走り出した者達もいた。
この作品は不定期更新です。
次回は………どうするかちょっと未定。