11話
この作品は不定期更新です。
今回からバトルありになります。
それではどうぞ(~・∀・)~
しばらくの間混乱していた、セイだがフレイヤが落ち着いて声をかけた事で収まった。
セイは流石に称号については説明したくなく、バグなのか文字化けした称号が合ったと説明して濁す。
フレイヤは分かったとだけいい、セイはフレイヤから貰ったアイテム〖稲荷神の御守り〗の詳細を説明するとなる程と謎が解けたとばかりにスッキリした表情だ。
「わたくしには詳細最後に???でしか表示がなかったので分かりませでしたの、でもようやく分かりましたわ。」
「態様スキルを持ってないとわからないアイテムか、俺が本当に貰っていいのかな?」
「ええ、わたくしは知り合いから腐る程あるからと貰った物ですから。」
「ならいっかよし!今度こそやるぞ!〖モンスタートランス〗!」
セイはスキル詳細、使用一覧から〖モンスタートランス〗を発動させる。
『種族制限アイテム〖稲荷神の御守り〗を所持してます。
使用しますか?』
⇨〖YES〗
〖NO〗
〖稲荷神の御守り〗を使用するか求められたのでOKする。
するとセイを光の粒が包みやがて拡散すると一匹の狐が現れた。
「クーン!」
『おお!!すご、本当に成っちゃったよ、違和感があまりない!』
「『キャー!可愛い!モフモフーー!!』と叫びそうな子ぎつねですわね。」
セイが変身した姿は、猫程の大きさで毛並みは白、尻尾が2つ有る。
セイは子ぎつねの前足で器用にウィンドを操作してどんなモンスターに変身したか確認と、なんのスキルが使えるか調べる。
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モンスター名
【エレメントフォックス】
精霊と狐のハーフ、成長すると尾が増えるが身体は成長しない。
〖エレメントフォックス〗Lv1
サモンズフェアリー
(ランダムで精霊を召喚1分毎にMP10消費、)
フォックスクロー
(右前足で相手を切り裂く。リキャストタイム5秒。)
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「クォーン!」
『そんじゃ行ってくる!』
「はい、行ってらっしゃいませ、今度一緒にクエスト受けましょう!。」
セイは、プレイヤー達が集まる場所ではなく、モンスターの軍勢後方に回り込む。
モンスター達の近くを通ったが反応が無く、プレイヤーとして認識されて無いようだ。
【キングゴブリン】が見える位置に到着し近くの岩陰に隠れ、様子を見る。
【キングゴブリン】は見た目人の3倍程の身長で太鼓腹、巨大なアックスを持つ、主悪な面構えだ。
時折黒いオーラを出すと近くの【ゴブリンナイト】、【ネクロゴブリン】は雄叫びを上げ前線に、向かって行く。
前線は激化しているようだが徐々にプレイヤー達は押し戻して来てるが、此処まで来るのには時間が掛かりそうだ。
(さ~てと、まずは彼奴からだな。)
セイは此方に近い位置にいる、角笛でモンスターの軍勢に伝わる【エコーゴブリン】、そのゴブリンに指示する【コマンダーゴブリン】を標的にする。
「クォーン!」
『サモン!、エレメント!』
セイはスキル、サモンエレメントを使うと目の前に魔法陣が展開、中から緑色で背中から透明感のある羽根を付けた小さな女の子が現れた。
『フー♪』
【ウィンドフェアリー】
下級精霊、エアーボール、エアーアーマー、使用。
なんとなく、よろしく♪と言ってるのがわかり、小さな妖精はセイの頭に乗り、早く行こう!と急かす。
「クー!」
『よし、行くぞ!しっかり掴まれよ。』
セイは【コマンダーゴブリン】に駆け寄り近いてようやく向こうも気づく。
「ギギャ!?」
(遅い!もらった!)
妖精より打ち出さらた、空気の塊が顔に命中、のけぞったところに
アーツ発動、フォックスクローを顔に命中差せると光の粒子になり消える。
ララーン♪
そこに近くにいた【オーク】がセイの油断をつき棍棒を振り下ろすが、セイは”異常な反射神経”で容易く避ける。
セイは【オーク】を見て”初めて気づいた”ように少し驚くが意識を切り替え、【オーク】の目に向かって飛び込んで前足の爪で引っ掻くと【オーク】は目を潰されてもがくが妖精のエアーボールの追撃で倒れると消える。
ララーン♪
レベルアップの音がなるが、セイは気にせずに【エコーゴブリン】に追撃し同じ容量で倒した。
「クー……」
(ふう……初めて戦ったけど良くやれたほうだよな、【オーク】には気づかなかったけど、やっぱりここでも同じなのか……。)
【エコーゴブリン】が持っていた角笛は残っていたが、妖精が楽しいそうに角笛に風を送る。
ブォンー♪ブブブォオンー♪ブーーブーー♪
『フー♪フフ、フー♪フーフー♪』
セイはそんな姿にホッコリしてたが、モンスターの軍勢はめちゃくちゃな命令で混乱してしまう。
そこをプレイヤーが逃す訳なく、一気に切り込みモンスター達を一掃する蹂躙劇が始まりだした。
「ゴガーー!!」
「クー?!」
(な、なんだ!?げっ!マズい!)
ズズン、ズズン!
もちろん【キングゴブリン】はセイが起こした事に気づき、〖怒り〗状態になりセイを目指し進撃し始めた。
ご意見アドバイスがあれば下さい。
ではまた(^^)/~~~