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作者: 夜神 白夜

中2病の白夜です^^

現実離れしたリアリティのある物語です

星ひとつない夜空の下で財布と携帯を持ち音楽を聴きながら自販機を求めて歩行している10時44分現在。

この時間に人通りの少ない場所にいれば人が自分以外いないのも不思議ではないのだがやはり不気味である。

自販機にたどり着いた俺は100円硬貨と10円硬貨を2枚投入しホットコーヒーを選ぼうとした自分を正気に戻しサイダーを購入した。飲み物を取ろうと腰を下ろすと、当たり付き自販機なら必ず聞こえる電子音が静かな通り全体に響き少し同様したが、人生で当たった経験もない俺は気にせず帰ろうとした。が、ここから俺の人生は平行を失った。「帰るんですか?可能性があるのに」どこからか聞こえる声にかなり動揺した。

自販機の電子音ならイヤホンをしていても人の耳に聞こえやすく作られているのでおかしくはないが、確かに今低い声が耳に入った、その瞬間音楽プレイヤーの音声が止まり、同じ声が聞こえる「あなたの人生、可能性から省かれているようです。どうでしょう?あなたのような人間が出来てしまう世の中を平行にずらしませんか?」

イヤホンから聞こえてるような声に反応した「なんなんだよ!俺みたいな人間って?!バカにしてんのか!」

他の人から見たらただのバカかもしれないが会話を続けた「ほら見てください、自販機見てください、当たってますよ。どうぞ選んでください」確かに当たっていたが商品は飲み物ではなく首を吊った棒人間の絵と手をつなぎ輪を作っている棒人間の絵だった「さぁ、あなたの可能性をどちらに傾ける」。

俺は恐る恐る輪を作っている絵を選んだ。するとどうだろう、俺の意識はみるみる内に消えていった「畜生・・・なんで俺だけ・・こんな目に」

だが、すぐに目は覚めた。そこは見覚えのある場所だった

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