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最近本編よりもタイトル考える方が時間かかってる気がするね

今更だけどあくあちゃんは才能の塊です

「ただいま戻りました!」


 あの後、爆発音を聞きつけたブラックタイガーをあくあが剣で一撃の元葬り去った後、2人は仲良くギルドに帰還した。


「おかえりなさいあくあちゃん。今日は大丈夫でしたか?」


「はい!初めてのクエストでしたが、怪我もなく終われました!」


「そうでしたか!それにしても、凄い爆音が聞こえてきましたが大丈夫でしたか?」


「そうなんですね?でも私たちは大丈夫でした」


 あくあの無邪気な笑顔に優斗は遠い目をするしか無かった。

 ルリナが言っている爆音はあくあの魔法の音だし、怪我どころかブラックタイガーをあくあは優斗が認識出来ない速度で切り伏せていた。


(ちょっと、凹むな)


 たったの一週間で激的に強くなったとは思っていなかったが、今日冒険者になったばかりのあくあとこれだけ差が開いているのは普通に凹む。男の子的にも。


「では、ゴブリン12匹と、ホブゴブリンもいたんですね」


「はい!ユウト様のお陰で問題なく勝てました」


 違う。優斗は何もしていない。本当に。


「あら?ブラックタイガーも倒していますね。それもあくあちゃんが」


「はい。襲ってきましたので倒しました!」


「襲ってきたで倒せる相手じゃないと思うのですが………ユウトさん、しっかり守ってあげてくださいね?」


「あ、はい」


 今日は、優斗がずっと守られているだけだった。


「では、クリア報酬の3万ブカと、ブラックタイガーをついでに討伐しましたので、追加で5万ブカの報酬です」


「ありがとうございます!!」


 今日一日であくあは8万ブカも稼いだ。14歳の稼ぎにしては多い方だろう。


(どちらにせよ、暫くは節約かな?)


 元々宿屋以外はそこまで贅沢をしていなかった優斗だ。人が増えたことだし、無駄な買い物は極力控える方針がいいだろう。


(それか、下級のダンジョンの攻略に向かうか?)


 この世界のダンジョンの仕組みは特殊だ。

 そもそもダンジョンは2つの種類にわけられており、1つが自然発生型ダンジョン。もう1つが人造ダンジョンだ。

 自然発生型のダンジョンは、ダンジョンコアと呼ばれる存在が創り出した迷宮であり、その高い魔力からモンスターを創り出し、財宝を創り出して冒険者を待ち構えるダンジョンだ。

 何故ダンジョンコアがダンジョンを創り出して冒険者を待ち構えているのかは正確には定かでは無いが、一説にはダンジョンコアは冒険者を養分としており、餌を用意して冒険者をおびき寄せ、中で死んだ冒険者を取り込んで養分にするという説がある。


 そして強いダンジョンボスを創り出すダンジョンがより多くの冒険者を取り込んでおり、クリアすれば膨大な財宝が手に入り、道中の宝箱でも強力な魔導具が手に入ったりするらしい。

 そしてダンジョンボスを討伐すると、財宝を吐き出し、冒険者を外部に転移させてからダンジョンを閉めるらしい。


 そして人造ダンジョンはと言うと、その名の通り人間が創り出したダンジョンだ。ダンジョンコアが創り出したものに比べるとシンプルなもので、そもそも創るのは高名な魔術師が膨大な量の魔力を用いて漸くといったところらしい。

 無論、ダンジョンを創り出した魔術師にモンスター生成能力は無いため、基本的に罠を作り出して待ち構える形になっているし、道中に宝箱があっても早い者勝ち。ボス部屋の魔術師が強くても宝は大したものじゃない可能性がある。

 そもそも、ダンジョンを創る魔術師は罪を犯して国から指名手配されていたりと、訳ありなことが多いため、ダンジョンの踏破報酬は多いらしいが。


「ダンジョンか………」


 もしダンジョンに行くことになっても、おそらくあくあがメインになるだろう。感知系スキルも複数所持していたし。


「ダンジョンに行くのですか?」


 ダンジョン攻略に悩んでいると、ルリナとの話しが終わったあくあが近づいてきた。


「ん?そうだな。いつか行けたらいいなって思ってるけど………」


 現状だと、優斗とあくあの二人では難しいというのが結論だ。


 惜しいことに優斗はライナーたちからダンジョン攻略については教えて貰っていない。そして、あくあは言わずもがな登録したてだ。


「今の状態じゃ、やっぱり難しいんだよな」


「ですが、ダンジョンには行ってみたいです」


 あくあはダンジョンにも憧れがあるみたいだ。冒険者にも興味があって、ダンジョンにも興味がある。なんだか本当に


(外の世界に憧れのある貴族のお嬢様みたいだな)


 ダンジョン攻略。準備が整えば行けるかもしれないと考えていると。


「二人とも、ダンジョン攻略に興味がありますか?」


 資料を持ったギルド職員が話しかけてきた。


「はい!えっと、あなたは………」


「すみません急に。私はフレデリカと申します」


 いつも行列ができてるギルド職員だ。こうして見ると、確かに美人と言えるのかもしれない。


「それで、興味はあるのですが、やはり攻略の為に必要なものが足りなくて………」


 明かりは魔法があるから大丈夫だろう。だが、感知系のスキルが足りない。精々が優斗の〈危険感知〉だろうか。後はあくあの魔法。


「実はですね、最近川の向こうで新しいダンジョンが発見されたんですよ」


「新しいダンジョンですか?」


「はい。魔力濃度からして、おそらくダンジョンコア産のダンジョンですね。それで、今は攻略チームを募っているところなんですよ」


「攻略チーム!興味あります!」


 あくあが興味を持ってしまった。チームらしいので優秀な感知系スキル持ちはいるのだろうが。


「それって、何人くらいで行く予定ですか?後、平均レベルとかは?」


「そうですね。お二人のレベルはわかりませんが、大体レベル18~30の冒険者の方が行きますよ」


 じゃあ、優斗とあくあが足手まといになることは無いだろう。今回のクエストであくあもレベルが上がり、ステータスも上がってるはず。そもそも、あくあよりもステータスが高い人など何人いるのだろうか。


「ユウト様。私、行ってみたいです」


「あくあ、一応迷子ってことを忘れるなよ?」


 もう現状を楽しんでいそうなあくあに対し、優斗は呆れながら指摘をする。


「す、すみません。ですが、私………」


 きっと楽しいのだろう。あくあは少しだけ違和感を覚えたような顔をしたが、お願いのつもりなのか、上目遣いで優斗のことを見てくる。


「お前、変な知識だけ覚えてるよな、相変わらず」


 あくあのお願いに耐えられなくなった優斗は


「それで、その攻略っていつからですか?」


「ざっと、一週間後に攻略に行く予定ですね」


 一週間後。それだけ聞ければ十分だった。


「じゃああくあ、今日から一週間の間、しっかりと準備しないとな」


「!はい!私、頑張ります!」


 あくあは迷子できっと親も心配しているだろうが、今だけはこうして楽しんでもいいと思う。その前に


「俺も、強くならないとな………」

今日マイページ開いたら日刊ランキングの乗りましたって通知入ってた嘘だ!って思ってみたら299位だって

順位が低いって?乗るだけでも十分ありがたいよ!!このまま勢いに乗っていこう!!


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