邪気眼 (※黒歴史注意)
オレは邪気眼の持ち主だ。
何をするのかといわれると
「邪気眼を持たぬ者には分からないぜ・・・・・・・」
そう、ぶち込んでやるのさ・・・・・・
オレは中休みトイレで
「く・・・・オレの右腕よ・・・・!! 静まりたまえ・・・!!!」
右腕を抑えながら言うのが、オレの日課だ。
入ってきた奴らはオレのことを、不思議な目で見つめる。
「貴様ら・・・!! 去れ・・・・・!!」
そう言って追い払う・・・・・。
あれは昨日の話だ・・・・・。
「おいテメェ! 邪気眼もってんだろぉー!? みせろよー!!」
リーゼントヘアーの不良がオレに話しかけてくる。
「ふ・・・・・下等な貴様に見せる物はないよ・・・・・」
「何だとテメェ?! おい!! BとC!! コイツ凹るぞ!」
「ヒャッハー!!」
「汚物は消毒だぁー!!」
「ふ・・・・掛かってくるがいい・・・・・」
文字通り、オレは不良とBとCに凹られて、青たんが10個とやけど数箇所、右手粉砕骨折した・・・・・。
ごめんなさい。
邪気眼なんて持ってません。
お願いですから、殴らないで下さい。
オレは、病院にいって治療を受けた・・・・・
あくる日オレは、トイレにいた。
「く・・・静まれオレの左腕よ・・・・!!」