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殺伐日記  作者: 南 晶
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ガソリン何とかして!

 来月、桜の季節に久々の遠出をする予定でいた。

 この物価高の中、少しでもコストを抑えようと4時間の下道ドライブだ。

 ドライブ中にコンビニでカフェオレとお菓子買ったらもう1000円する世の中ではあるが、電車に乗るより遥かに安い。

 何をするにも想像の3倍くらいお金が掛かるこのご時世で唯一値下がりしたもの、それがガソリンだった。

 そう、先々週まではね。


 行きつけのガソスタでリッター140円まで下がった時は本当に嬉しかった。

 アンチ自民の私でもほんの少し高市さんに感謝してしまったくらいに。

 その勢いで決めてしまったお花見ドライブは「まあ、ガソリン安いからいっか!」という算段も込みだったのに。


 突然トランプが始めたこの戦争は我々日本国民からしたら寝耳に水だし対岸の火事くらいの肌感だっただろう。

 少なくとも私はそうだ。

 もしかしたらひろゆきとか池上さんとか頭のいいひとは「いやーやると思ってましたよー」とか後から言い出すかもしんないけど、まさかトランプがやらかしたこのツケがこんな形で日本に降りかかるとは誰か想像してたのかな?

 いきなり攻撃始めて反撃されたら「予測していなかった」とか、浅はか過ぎだろ。

 やられたらやり返すに決まってんじゃん。 

 そもそも、イランが非人道的な政治をしてようが、宗教がらみで周辺国といざこざになってようが、他国アメリカが爆撃して統治しようなんてお門違いも甚だしい。

 アメリカには大義名分とは別の目論見があるんだろうけど、その一つが石油を人質にNATO、日本、韓国に参戦を要求する事ならばこれは全力で拒否するべきだと思う。

 この戦争に加担する大義が日本にはない。

 だが、トランプと仲良くなってしまった高市さんが今後どう立ち回っていくのか・・・。

 いやー、もはや不安しかないわ。

 イランの最高権力者も亡くなってしまったし、この落としどころはどこに持ってくつもりなんだろうね。

 選挙の時に危惧されていた軍国主義への方向転換っていうのも、こんなとこから舵を切っていったりするんだろうな。

 日本は今相当ヤバい状況だと思うんだけど、こんな時でも野球が負けたとかの方が重大ニュースなんだよな。

 

 来月のドライブまでにガソリン300円いったらもう笑うしかない。

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