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The Left Arm Wars  作者: 過酸化水素水
【2章 森林の巨獣】
28/121

25: 夢

 

 緊迫した怒号(どごう)が飛び交う戦場に、まるで何もかも破壊するかのような破砕音が(とどろ)く。

 呼応(こおう)して、何十何百もの人々の悲鳴、叫び、そして、奮起の声が辺りに響き渡っている。

「くだばれ怪物が!!」

 ある若い騎士が、叫びながら剣で斬りつけたか思えば、

「後ろには通さん!!」

 老齢の騎士が槍を突き立てる。

 勇敢な騎士達だったが、残念ながら効果はあるとは言えなかった。


 そして、『ソレ』はまるで蚊に刺されたようなものだという風に、無造作に腕を振る。

 それだけで、何百もの騎士達が吹き飛ばされ、力尽き倒れこむ。

「ば、化け物め!!」

「む、無理だ。こんな化けもん相手にゃできねえよぉ!!」

「騎士達よ、陣形を崩すな!! 我々の背後に何があるかを思い出せ!!」

 壮年の騎士団長の叱咤(しった)が、皆を打つ。

 そう、彼等の背後には、民の住まう街があった。

 その街はビリザドの街に良く似ていた。


 この化け物はその街を狙っている。

 ここを通してしまえば、どれほどの被害が出るのか想像もつかない。

「しかし、団長! この化け物には我々の攻撃など……」

「それでもやるのだ!!」

 団長の(げき)により、意欲を湧き上がらせた者もいたが、やはり大多数の人間は目の前の敵に尻窄(しりすぼ)まりしてしまっている。


 無理もない。

 二足で立ち、二つの腕を持つ。

 それは人と同じだったが、体躯(たいく)の大きさが違いすぎた。

 その化け物は、山と見紛(みまご)う程の巨大な体を持っていたのだ。

 それからすれば人間など、蟻に等しい。


 騎士達はワラワラと足に取り付き攻撃を加えていたが、化け物が一歩街に近づく、それだけで戦線は瓦解(がかい)していった。

 メイジ達も己の力の全てを持って魔法を放っているが、効果があるのかさえ全く分からなかった。

「終わりだ……もう終わりだぁ!!」

 そう半狂乱(はんきょうらん)になって、逃げ出す者も少なくなかった。

 完全に隊としては意味を成さない兵達を(まと)め上げながら、団長は最後の応戦を試みる。


 が、やはり無駄だった。


「く、駄目か……」

 遂に団長の口からも、諦めの言葉が漏れてしまう。

 周囲の騎士達も同様の表情だった。

 街はこのまま為すすべなく蹂躙(じゅうりん)されてしまう。

 ――――誰もがそう思った時だった。


 不意に小姓の若衆達から、歓声が上がリ始める。

「む、何だ?」

 この絶望的な局面にあって、まるで何か希望を見出したかのようなその歓声は、徐々に騎士達にも広がっていった。

「いらっしゃった。来てくださったぞ!!」

「頼みます!! 奴を、あの化け物をどうか……!!」

「お願いします!! 民をお守りください!!」


 もう化け物への抵抗は止め、ただひたすらにその人物に対して、願うだけだった。

 あの化け物を倒してくれ、と。

 我々を救って下さい、と。


 そんな人々の期待に後押しされて、人々の輪の中から一人の少女が歩み出る。

 その少女は人々の歓声を背に受けながら、厳しい視線を巨大な魔物に送っていた。

「あ、貴女(あなた)様は……」

 騎士団長すらも、その少女の登場に年甲斐(としがい)もなく声を(はず)ませてしまう。

 絶望に(いろど)られていた戦場は、一気に歓喜の渦に包み込まれていた。

 

「「アーラ様!! アーラ様!! アーラ様!!」」

 誰が始めに言い出したのか。

 比較的若い騎士達を中心に、まるで主神アマニに願うかのようにアーラへの声援が広がっていく。

 もう、戦場で不安そうな色を()びた者はいなかった。

 誰もが、希望に打ち(ふる)えていた。

 アーラは化け物への視線を切って、そんな騎士達に僅かに微笑む。

 後は任せるがよい、と。

 更に声援は加熱する。

 山程の魔物の咆哮(ほうこう)など、もう聞えない。

 アーラの名によって、戦場は完全に支配されていた。


 アーラは、スラリと腰の『エリザベス』を抜き放つ。

 そして、鞘を投げ捨てようとしたが、それは隣に立った女性によって優しく受け止められる。

「アーラ。鞘は私がお預かりしておきます」

 だから後で返させてくれと、その女性――――マリッタは暗に告げていた。

「アーラぁ。後武運をぉ!!」

 野太い声でアーラの無事を願ったのは、サルバだった。

 アーラはそれに力強く頷き返す。

「アーラ。お願いします。僕達の分も……」

 悔しそうに(うつむ)くリシャールの肩にポンと手を乗せ、勇気付けるアーラ。

 少年はそれに赤面しながら破顔(はがん)した。


「お前にいつも頼ってばかりで済まない。……奴はお前ではないと無理だ。後は……頼む」

 交戦していたのだろう。

 全身傷だらけで、左腕は折れ曲がってすらいたが、グラストスはそれでも力強い目でアーラに後事(こうじ)(たく)した。

「ああ、任せるが良い」

 (グラストス)にそう不敵に微笑み返すと、アーラは剣を強く握り締めた。

 そのアーラの様子を見て、騎士達は声援の熱を上げながらも、邪魔にならないよう陣を引いていった。


 敵を見上げる。

 頭の先の様子など、高すぎて地上からはよく見えない。

 だが、アーラは全く(おび)えを見せずに、ゆっくりと歩き始めた。

 徐々にソレは、小走りから全力へと変わっていった。


 速い。

 まるで、空を切る様な、強弓から放たれた矢の様な、いやそれ以上の速度でアーラは化け物に(せま)っていく。

 風を切りながら距離を縮めてくるアーラに魔物も警戒をしたのか、それまで騎士達を相手にしていた時と違い、その手に掴んだ巨大な岩の剣をアーラに向かって叩きつけた。

 

 凄まじい破砕音が響き渡る。

 その剣は地表を破壊するだけに(とど)まらず、深く地面を(えぐ)り、地中に流れる地下水を吹き上げさせていた。

 その様子に、騎士達は悲鳴を上げる。

 我らの守護者は、今ので押しつぶされてしまったのか。

 そんな動揺だったが、ある若い騎士が空を指差し叫んだことで再び歓声が()いた。


 アーラは間一髪空に跳躍して、敵の攻撃を(かわ)していた。

 山ほどある敵の胴体近くまで飛び上がったアーラは、不敵な笑みを浮かべながら凛々(りり)しく叫んだ。

『水よ!!』

 すると今の魔物の攻撃によって(あふ)れた大量の地下水が、まるで意志を持った存在のように(うごめ)き、やがて一つの存在を形作った。

 それは(いにしえ)の昔に生息していたとされる、伝説の存在。

 『(ドラゴン)』だった。


 その巨大な水の竜は、アーラの左手の一振りによって、魔物に向かって突き進んでいった。

 魔物も必死に抵抗し、岩剣を何度も振るっていたが、水には何の効果もない。

 削られてもまた直ぐに元の形に戻り、『竜』を形どったまま魔物に衝突した。

 『竜』は魔物の下半身に強烈な一撃を加え、化け物を後退させると、そのまま化け物の足に(すが)りついたまま凍りついた。

 下半身を完全に地面によって()い付けられ、全く動くことのできない魔物。

 何とか割ろうと試みているが、その氷像はびくともしなかった。


 それを好機と見て、アーラが再び跳躍する。

 今度はアーラの体は敵の遥か頭上付近まで到達していた。

「化け物よ! この地に私がいる限り、好き勝手に出来ると思うなっ!!」 

 そう高らかに口上(こうじょう)を上げると、『エリザベス』を右手に(かか)げた。

 剣はいつの間にか、(まばゆ)いばかりの白い光を輝き放っている。

「魔よ!! 滅びよ!!!」

 アーラはそれを肩に担ぐように構え直し、気合を込める。


 その姿に危険を感じたのか、魔物が怯えるように岩剣をアーラに向けて振り下ろした。

 巨大な剣がアーラに迫る。

 だが、アーラは全くソレを意に介さず。

 担いだ剣を、魔物に向けて思いきり振り下ろした。



『アクアブレェェェェェェェェェェェェェェェェド!!』



 白光が一線、『エリザベス』から放たれる。

 その光は、アーラに迫った巨大な剣を縦に真っ二つに切断した上、それだけに止まらず、魔物の体を貫き通した。

 魔物は何が起こったのかまるで分からないようで、再び切断された剣を掲げようとしたが――――その行動は叶わなかった。


 一筋の線が魔物の頭の天辺(てっぺん)から腰の下まで伸びたかと思うと、その直後魔物の体は左右に別れていった。

 そのまま地面に倒れこもうとした二つの固まりは、瞬間的に氷で覆われ、地面にぶつかった衝撃で粉々に砕け散った。

 キラキラと氷の結晶が、差し込み始めた朝日の光に輝いていた。

 その中にあるアーラも神々しいまでの神聖さを帯びていているように、人々の目には映った。

 あれこそが、我らの女神だと。


 爆発的な歓声が、騎士達から上がる。

 地面に降り立ったアーラに、誰もが我を忘れて走り寄ってきた。

 感動、興奮、感謝、畏敬(いけい)

 騎士達はそんな感情をアーラにぶつける。

 いつの間にか街の民達もその周囲を囲むように、アーラに感謝の声を上げていた。

 そして、いつしかそれはアーラの名を叫ぶ大合唱に発展していった。


「アーラ……もうアタシなんか遠く(およ)ばないメイジになってしまわれましたね……」

 そう言って、マリッタが鞘をアーラに返却してくる。

 その瞳には寂しさのような、それでいて(ほこ)らしげな色が宿っていた。

「うおおおおおおおおぉ、アーラァ!!」

 サルバは涙を流しながら、アーラの名を連呼していた。

「もう父上もアーラには敵わないでしょうね……」 

 同じく涙目で、リシャールはアーラに憧憬(どうけい)の表情を向けてくる。

「アーラ。お前は、最強の……いや、最高の騎士だ!」

 グラストスはアーラの肩を掴むと、高らかに叫んだ。

 アーラは、それにくすぐったそうな笑顔を返した。


「アーラ殿。そなたの様な偉大な騎士がパウルースに居てくれて、本当に良かった」

「シュルヴィア様!! 勿体(もったい)無いお言葉です」

 人の群れから進み出てきた憧れの女公爵から、お()めの言葉を(さず)かったことに、感激の声を上げてしまう。


「お疲れ様。アーラさん。よく頑張ったわね」

「流石だな、アーラ殿!」

「小母様! 小父様も!」

 大切な二人の労いと称賛に、アーラは喜びを顕わにする。


「お嬢様。よくぞここまでご成長なされました……(じい)は、爺は……」

 いつもはアーラに小言しか言わない老齢の執事は、目から涙を、鼻から汁を流しながら、アーラの成長に感激していた。

『アーラよ。良くやった!』

『アーラ。流石は私達の娘です! 貴女が私の娘であった事を誇りに思います』

「父上! 母上!」

 雲の隙間から、父母の声が聞えてくる。

 母からの思いがけない言葉に、アーラの声も弾む。


「皆、有難う。私は、お前達のような戦友(とも)、民を持てて幸せだ!!」

 アーラが周囲を見回しながら、感謝の言葉を叫んだ。

 それに呼応するように、周囲の民、騎士達の声が一層高まった。

『アーラ! アーラ! アーラ! アーラ……』

 どこまでも続く、自分を(たた)えるその喝采(かっさい)を誇らしげに聞いていたアーラだったが、不意に現れた影に意識を取られた。


「ん?」

「お嬢様……」

 その人物はヴェラだった。

 いつもアーラに付き従っている小間使いは、いつもと変わらぬ冷静な視線を主人に向けている。

「どうだ、ヴェラよ! 見てくれていたか! 私が、私が街を、民を、友を、護ったのだ!!」

 周囲の興奮が乗り移ったかのようなアーラの弾んだ声にも関わらず、ヴェラは相変わらず平静な口調で言った。


「お嬢様。お嬢様はいつ、先程のような魔法をご習得なされたのですか?」

「な、何を言う。本気を出しただけだ」

 思わずドモりながら言葉を返す。

 だが、実は自分自身、いつ習得したのか分からなかった。


「お嬢様。お嬢様はいつ、あのような高さまで跳躍できる筋力をお持ちになられたのですか?」

「それは……それも、本気を出したのだ!」

 完全に声が震え始めた。

 確かに人間が持てるも筈もない跳躍力だった。

 いつ自分は、あれほどの力を手に入れたのか……。


「お嬢様。お嬢様は魔法剣をお使いになる事は出来ない筈でしょう?」

「それは……それは……」

 完全に言葉に詰まってしまう。

 言葉を返したいが、言い返せる材料は自分の中には何も無かった。

 沈んだアーラに追い討ちをかける様に、ヴェラの言葉は続く。


「お嬢様。お嬢様の『エリザベス』は、魔法剣用の剣でしたか?」

「い、いや……」

「お嬢様。魔法剣用の剣ではないのに、あのような魔法剣をお使いになられたから、見て下さい」

 そう言って、アーラの手に持つ『エリザベス』を指差す。

「な!? エリザベス!! エリザベスが!!?」

 『エリザベス』は刃は潰れ、剣の全体に渡って細かいヒビが入っていた。

 そして、思わずアーラが手に触れてしまった衝撃で、粉々に崩れ散ってしまった。


「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

「な、何を言うのだ? 私は正常だ!」

 動揺冷めやらぬ心境だったが、ヴェラの言葉に必死に言い返す。

 それだけは認めるわけにはいかない。そんな思いが胸の内から込み上げていた。

「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

「だから!」

「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

 必死に言い返すアーラの言葉などまるで意に(かい)さず、ヴェラは淡々とその言葉だけを告げてくる。

「お、おいヴェラ……」

「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

「な、何だ……ヴェラ。こ、怖いぞ……」

 異常だった。

 ヴェラは無表情でそれを告げている為、恐怖すら感じ始めていた。


「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

「ひっ」

「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましください」

「うわぁ!!」

 先程魔物を倒したような勇ましさは既に何処にも無く、アーラは(たま)らず逃げ去ってしまう。

 周囲の者に助けを求めようとしたが、その瞬間凍りつく。

 自分を囲んでいた全ての人間の顔が、ヴェラの顔に()げ替えられていた。

 マリッタの体にヴェラの顔はまだ良かったが、小さな幼子やグラストスの身体にヴェラの顔、サルバの身体にヴェラの顔が張り付いている様子は、恐怖そのものだった。


「うわああああああああああ!!」

 恥も外聞(がいぶん)も無く、悲鳴を上げながらアーラは逃げ去った。

 だが、逃げても逃げても、一向にヴェラから距離が離せない。

「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましくださいぃぃぃぃぃ」

 ヴェラは徐々に化け物じみた叫びを上げ始める。

 それから必死に逃げているうちに、誤って先程の巨大な魔物が(くだ)いた地面に落ち込んでしまう。

 間一髪(ふち)を掴む事に成功し、身体を押し上げようとするが――――


「お嬢様。もういい加減、目をお覚ましくださぁぁあああい」

 その眼前に突き出された光景に、アーラは驚愕(きょうがく)して思わず手を離してしまった。

 犬の顔にヴェラの顔が付いていたのだ。


「うあああああああああああああああああああああああああ!!」

 地下水で(あふ)れている筈だったそこには、今は深い闇が広がっていた。

 そのままアーラは悲鳴を上げながら、どこまでも落ちていったのだった…………。



***



「うわああああああああああああああああああああああああ!!」

 アーラはガバっと飛び起きる。

 荒い呼吸で慌てて周りを見ると、そこはいつもの自分の私室だった。

 手には壊れたエリザベスも無ければ、服装もいつもの部屋着である。


「ゆ、夢……だった、のか……」

 事情を悟り、寝台の上にストンと腰を下ろす。

 下着が汗でジットリと濡れているのを感じた。

 不快に思ったが、隣から人の気配がしてそちらを向く。



「お嬢様。おはようございます。ようやくお目覚めになって頂けましたか……」



 夢と同じで(いつも通り)冷静な表情のヴェラがそこには居た。

「うわああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 アーラは絶叫して、寝台の端に飛び下がった。

 心臓が壊れんばかりに、身体の中で振動している。

 まるで自分を化け物の様に見てくるアーラを、怪訝(けげん)そうに見ていたヴェラだったが、

「お嬢様。マリッタさんが先程から下でお待ちです」

 アーラの寝起きの態度はいつもの事(・・・・・・・・・・)だと思い直し、要件を告げて一礼すると早々に部屋を出て行った。


 部屋に残されたアーラは暫くヴェラの消えた扉を見ていたが、徐々に冷静さを取り戻すとようやく状況が飲み込めた。

 いつもの練習着に着替える為、部屋着を脱ぎ去る。

 アーラの細く白い、均整(きんせい)のとれた身体が(あらわ)になった。

 残念ながら、胸は豊かとは言えないようだ。

 ピンと、あらぬ方向に伸びた寝癖を手で直しながらアーラは呟く。


「今日は、授業の日だったか…………」


最終的にこんな話には…………


なりません、が。



アーラが無双する……そんな話を書きたくなって、やっちまいました。

(実際には絶対にありません……多分)


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