ユニットデータ:潜水艦
潜水艦ユニットの記載数値は次のとおりになります。
表
・雷撃力
・機雷敷設能力
・襲撃力
・名称
・静粛性
・回避力
・スピードレベル
裏
・就役コスト
・艦種記号
・航続距離
1.雷撃力
潜水艦の雷撃力は、水上艦艇と同じ計算式で算出しますが、雷撃の奇襲効果を加味して、+1の修正を加えます。
原則として、発射管は前部に装備したものだけをカウントします。
修正値は以下のとおり。
火器管制装置(優):+1
2.機雷敷設能力
機雷敷設能力は、水上艦のものと同じ内容を表しています。
駆逐隊などと同様、潜水隊も個艦で算出した数字を×2したものを四捨五入することで算出しています。
3.襲撃力
襲撃力は、商船ユニット(AK)に対する雷撃力として用いられる数字です。
この数字は、魚雷搭載数/6(四捨五入)に以下の修正を加えて導き出しています。
独:+1
日:-1
言うまでもありませんが、数字は大きい方が優秀です。
4.名称
名称は、水上艦のものと同じ内容を表しています。
5.静粛性
静粛性は、潜水艦ユニットの探知されにくさを表しています。
基本、事前に探知されてしまった潜水艦ユニットは、目標を攻撃することができなくなります。
静粛性は、以下の計算式にて導き出されます。
基本値:
水中排水量3000t以上:2
水中排水量2000t以上:3
水中排水量1000t以上:4
水中排水量1000t未満:5
振動対策(低):0
振動対策(中):+3
振動対策(高):+6
シュノーケル装備:+2
レーダー装備:+2
独:+1
米:+1
日:-3
旧式艦:-1
具体例を挙げますと、日本の巡潜型は、2(排水量)+3(振動対策:中)+2(シュノーケル)+2(レーダー装備)-3(国籍修正)=6の静粛性を持っています。
意外なことかも知れませんが、レーダーとシュノーケルをふたつとも装備していたのは、史実でも日本の潜水艦ぐらいのものです。
ドイツは(ⅩⅩⅠ級+一部の実験艦を除けば)レーダーを装備できず、合衆国はシュノーケルを装備できていませんでした。
もっとも、素の騒音対策がどうしようもなかったので、それらの装備を有効活用できませんでしたが。
6.回避力
回避力は、対潜攻撃を受けた潜水艦の生残性を表しています。
回避力は、以下の計算式で算出されます。
基本値:
安全潜水深度が100m未満:3
安全潜水深度が100m以上:4
安全潜水深度が150m以上:5
水中排水量2000t以上:+1
水中排水量2000t未満:0
水中排水量1000t未満:-1
水中高速潜:+6
後部魚雷発射管あり:+1
米:+1
溶接構造:+1
旧式艦:-1
丸数字は、後部魚雷発射管が4門以上であることを表しています。
7.スピードレベル
スピードレベルは、水上艦のものと同じ内容を表しています。
潜水艦のスピードレベルは、以下の基準で算出されます。
水上速力21kt以上:4
水上速力18kt以上:3
水上速力18kt未満:2
8.索敵範囲
索敵範囲は、水上艦のものと同じ内容を表しています。
9.就役コスト
就役コストは、水上艦のものと同じ内容を表しています。
大型潜水艦には3を、小型潜水艦には2の数字を与えてあります。
大型と小型の区別は、基準排水量1000tを越えるものを大型として扱っています。
10.艦種記号
艦種記号は、水上艦のものと同じ内容を表しています。
潜水艦:SS
11.航続距離
航続距離は、水上艦のものと同じ内容を表しています。
従って、算出する際に用いられる計算式も、水上艦と同じものを用います。