ロリータの悪夢
79話 ロリータの悪夢
夢の中のボクは田守盛太の家の二階へ、飛んだ。
二階の窓から、中を覗くと、白いロリータファッションの病院坂薫と田守が抱き合ってキスの最中。
そこへ窓を蹴り破り侵入したボクは二人の真ん中に入り込む。
すると、病院坂薫の拳がボクの頬に炸裂。
「このぉストーカーヤロー。ブタに喰われて死ね!」
と、罵声をあびせられ、飛び蹴りで窓から蹴り出された。
起き上がったボクは地下鉄の車内に居た。
あの人形のような黒いロリータファッションの女が無表情で目の前に立っていた。
暗い車内。
よく見ると彼女の周りに居るのも皆、同じ姿のゴスロリ軍団。
はじめに目にした無表情な彼女の黒い唇が横に大きく切れると白い歯が見えた。
大きく裂けた口が歯を見せて微笑んだ。
そして黒く縁どられた目が顔の中央により、大きな単眼になった。
そして大きくなり単眼が開いた!
ひいっ!
周りのゴスロリも同じく単眼に。
ホホホホ、ホホッ
ボクは、彼女らに囲まれ襲われた。
冷たい何本もの手がボクをつかむ。
ひいっ何をする。
彼女たちは、ボクの服を脱がし丸裸に。
裸のボクは大股開きにされた。
目の前には3メートルくらいに大きくなったゴスロリが、迫ってきて。ボクの股間のモノを掴んだ。
目が冷めた。
悪夢だ、それとも淫夢か。
あ、股間が濡れていた。
中学生以来の夢精をしてしまった。
ヤバ、パンツ洗ってこよう。
アパート暮らしで良かった。
大学卒業まで、自宅で親と姉と暮らしていた。
あの頃だと、夜中にパンツは洗えなかったかも。
中学のときに、姉に見つかり笑われたコトを思い出した。
大学の時は女友だちや彼女にも苦労するコトはなかった。
大学卒業後、運気がかわったのか。
職場は男ばかり。
居るのは中年の熟女が数人。皆亭主持ちのおばさん連中。
ちょとイケメンの同僚が言い寄られてたが、ボクは、ゴメンだ。
世間で言う美魔女なら、ともかく。
お腹の出た普通のおばさんたちだ。
ボクはナンパは、しないので自然に知り合いたい。
夢の中で、彼女が怒ってたな。
ストーカーヤローは、ないだろ。彼女の後を追ったことはない。
会いたくて捜してるだけだ。
フルチンでパンツ洗ってたら、半立ちに。
病院坂薫の怒った顔が浮かんだ。
夢だから殴れて快感が。
ボクはどMだったのか。Sだと思ってたが。
明日は東西線に乗れるので、今度は西船方面を行って見るか。
つづく




