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調査へGO

26話 調査へGO


 もらった調査資料ファイル。

 見たら、都内でなく、本州の外。


 かろうじて日本ではあるが、鳥取県の日本海側にある島の調査だった。


 この島は昔、大量殺人事件があり話題になった島だ。


 なんでも某テレビ局からの依頼と珍しく依頼先がハッキリしているが。あくまで某テレビ局だ。


 何か、あったら危ないからと調査してもらってからロケに行くつもりらしい。


 島の名は世護寿よごす島という。

 この島で50年くらい前に大量の遺体が発見されるという騒ぎがおきた。

 他県から来た釣り人が、遺体を発見し。

 鳥取県警が向かい次々と遺体が海辺の釣り場近くの洞窟から発見された。


 当時の島人の犯罪と、わかり。島の重要人物が次々と捕まり事件はすぐに解決したと。

 資料に。


 大量とは大げさだ。

 20人くらいと言われている。何人から大量なのかは、わたしには。


 洞窟には白骨化し、バラバラ遺体もあり正確な人数は、わからなかったらしい。


 なんでも、その頃まで、まだ生贄の儀式がおこなわれてたと。ショーワの頃の話とは思えない映画や小説の世界ようだ。


 しかし、その後島は怪奇スポットと話題になり、なんだか島が変に、にぎわったらしい。


 今は、もう静かだと。そんな島に調査。


「獄門島ちゃん。今回は私も、ご一緒させていただきます」


 と、社長秘書の八ツ墓村さんがわたしの前に。


「私、探偵の仕事が楽しくて」


 社長、また彼女をあまやかせて。素人を同行させられた。

 しかも、もう一人。


 東侠駅に現れたのは古いトランクを持ったロリータファッションの病院坂薫。


 どういう風に社長とつながってるか知らないが、社長の依頼で来たと。


「あんた、ウチの社長とどんな関係?」

「あなたみたいな肉体関係ではありません」


 八ツ墓村さんは否定はしなかったが。


「私は八ツ墓村歩美。アユとよんで。歩美さんでもいいけど」


 アユとか、呼んでる人は見たことない。

  

 そんな名で呼ばれてた芸能人がいたわね。


 女三人が仲良し旅みたいに電車に乗り。

 鳥取に向かった。


 車中、八ツ墓村さんが。


「調査に行く世御寿島って、昔に大量殺人があった島だよね。今じゃ都市伝説的怪奇スポット。子供の頃、本で読んだけど取材班は誰も戻らなかったって、その本の島の内容を書いたのダレなのかしら?」


 八ツ墓村さんは、子供の頃からミステリー物が好きで学生の頃は怪奇スポット巡りが趣味だったとか。


「世護寿島へも行くつもりだったけど、なぜか行けなかったのよね。台風とか、いろいろあって」


「なるほど、でアユさんは怪奇スポット巡りが趣味だから、霊が沢山憑いてるわけね」


「え、あなたそういうの見える人?! で、大丈夫なのかしら私?」


「安心してくださ。かなり強い霊があなたを守ってます」

「強い霊、ソレはシュワちゃんみたいなマッチョな守護霊よね、誰かに言われたコトあるの」


「ああ……そういう霊も居ますけど主にアユさんを守ってるのはアユさんによく似た全裸の女神です」


「全裸の女神……」


「カオル、わたしは?」


「愛さんはオーラが眩しくて、霊とかは見えません」


「そうなの愛ちゃんって。あなた、社長が直に、依頼するだけのコトはあるわね。で、ロリータちゃんは、獄門島ちゃんの友だちよね。なんてぇ名前だっけ? 背田谷で一度会ってるわよね」


 ここまで薫のコトは、ちゃんと話してなかった。秘書だから知ってると思ってた。


「病院坂薫です」


「あなた、面白いファッションね。そういうのゴスロリとかいうのよね?」


「ゴスロリでは、ありません。ゴスは黒いから、あたしのはロリータファッションです。白しか着ません。他の人はピンクや水色なんかも混ぜたりしますけど、あたしは白一色です」

「そうなのね。霊とか、言うからゴスかと。そのクラッシックなトランクもいいわね」

「コレはいつものより大きのです。泊まりになりますから」


「愛ちゃんも大きなリュックよね」


「八ツ墓村さんは、バック小さいですけど」

「入り物は現地調達よ汚れた物は捨てちゃうから。世護寿島にコンビニとかあるかしら?」


「さあぁ……そういうコトは資料には?」

「今時……。ナイの?」


              つづく

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