表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

170/714

モテ期はつづく?

170話 モテ期はつづく?


「なんか、臭いますね。獄門島さん。呑んでます?」


「え、あ、ちょっとね。わかるぅ」

「獄門島さんって、顔に出ないから、はじめわかりませんでしたけど。なんか、いつもより陽気な感じ……」


「駅前でさぁ気に入った感じのお店見つけちゃてつい」


「珍しいですね。わたし酔った獄門島さんをはじめて見ました」


「だっけ? 新年会とかでは。よく社長を蹴り倒してるんだけど……」


「わたし、未成年だし酔っぱらいが嫌いなんで宴会には出ないんです」


「ああそうだっけ、最近多いんだってね。会社の飲み会とか出ない子たち。ウチに帰ってゲームやってた方が楽しいんだって。まあわたしはゲームはやらないしぃ。金田一さんもゲームするの?」


「しますけど、わたし……どんくさいので、みんなで協力してやるモンスター捕獲攻略ゲームで、おまえは何もするなと言われたことあります」


「みんなで攻略……。わたしは昔ゲーム、ちょっとしてたけど皆、個人で楽しむゲームだったからな……」


「獄門島さんが得意な格闘技とかは、個人戦ですもね」

「そっちはゲームとは……。まあそういうのもやったけど」


「リアルな方は、やり直しが出来ませんものね。わたしのやるゲームとは違いますよね」


「あ、電車来た。また明日」


 獄門島さんは、電車に乗って、わたしに手をふった。


 獄門島さん、わたしがモテ期と。

 もしかしたら、この期に。


 明日、チャレンジしてみようかな。


 翌朝。

 いつも同じ電車と言ってた。あの高校生は同じ車両には居なかった。

 帰りの電車かな、それともわたしがフッたから。


 あの高校生、告られたんで気になってしまった。


 会社に着くと田守さんが会社に入るとこだった。


「田守さ〜ん。おはようございます」


「おはよう。金田一さん!」


「田守さん、今日のお昼は?」

「ん。外へ食べに行く。一緒に行く?」

「ハイ。カフェ月光じゃないとこに」


 あそこは、いろいろと知り合いが来るんで、ゆっくりふたりで話が出来ない。


「なるほど、じゃ何処か、新しい店に」


 え、心を読まれた?


「社長がよく行く小諸そばの店とか」

「社長がよく来るのならよしましょう。マイケル・バーガーでもいいです。モスドナルドは会社の誰か来るかもしれないし」


「昼までに何処か。いいとこ考えときます。ボク、今日は暇だから」


「あの、そんなつもりじゃ……」

「いいからいいから、たまには。昼までにいいとこ探しとく。会社のパソコンでね」


 コレって、お昼の食事デートお誘い成功かしら?!

 

 楽しみだわ。


「おはよう金田一さん。朝からイチャイチャしてたわね。上手くやってるのね」

「あ、八ツ墓村さん、おはようございます」


「がんばってね金田一さ〜ん」


 あの人は、いつも酔ってるみたいだ。


 いつものメイド服に着替えて社長室にお茶を持ってくと。


「いいときに来た金田一ちゃん。探偵の仕事だよ」


「はあ」


「私と浮気調査に。田守くんの仕事よ」


 え、仕事ぉお昼は。


「ごめん。僕が田守くん、いけるかなとまた引き受けちゃたんだけど、やっぱりまだ無理そうなんで今回は金田一ちゃんに。八ツ墓くんと頼むは、急に悪いね」


「私が詳しいことは聞いとくわ、着替えてらっしゃい」


「ハイ……」


 えぇ〜ん田守さ〜んごめんなさい。


               つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ