表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 3 (2023.1~12)  作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/1282

幼馴染みは婚約者ができたのに女遊びをやめなかったために自由のない環境から逃れられなくなってしまったようです。

 これは、幼馴染みの青年ヴィクトレオの話だ。


 彼との関係は幼い頃の親友。

 ある程度成長してからは特に関わりはなく親しくもなかった。


 でも親同士が知り合いということもあって情報は入ってくる。


 それで得た情報だ、これは。


 ヴィクトレオにはエリーミナという婚約者ができた。しかしヴィクトレオは彼女より自分のやりたいことを優先していて。婚約者がいる身でありながら好き放題他の女性とも仲良くしていた。


 だがそんな好き放題できる時間も長くは続かない。


 ある時、やがて、エリーミナからそのことについて責められてしまう――他の女たちとも仲良くしていること。


 で、その話の中で、ヴィクトレオは激怒。感情的になってしまって「うるさい」とか「ウザすぎ」とか「忠実でないとか女としてクソ」とか言ってしまった。そしてそれを録音されてしまった。


 その音源を使って脅されることとなったヴィクトレオ。


 これ以上身勝手なことをしたなら暴言の録音を世に流出させる、と脅されたことで、彼はエリーミナに従うしかなくなってしまった。


 そして、結婚から数年が経った今も、ヴィクトレオはエリーミナにまったくもって逆らえない状態なのだそう。


 彼は一生エリーミナに従い生きてゆくしかない。


 たとえそれが嫌でも。

 逃れることなどできはしない。


 もしもそんなことしたなら――その時には、すべてを失うこととなる。


 ヴィクトレオはエリーミナのもとでまるで奴隷か何かであるかのようにこき使われ、そんな日々に嫌気が差しているようだが、それでも脅しの材料を持たれてしまっているがために抵抗できないようだ。


 だが……まぁある意味自業自得とも言えるだろう。


 そもそもやってはいけないことをやっていたのはヴィクトレオの方だ。

 彼がやらかしを重ねたからこういうことになってしまったのだ。


 それはまさに、自業自得というやつであろう。


 人を傷つけるようなことをすれば、人に嫌な思いをさせるようなことをすれば、それらの罪はいずれ自身へ帰る――世の中とは、人生とは、そういうものなのだ。


 ヴィクトレオの話を聞いて、改めて、人を理不尽に傷つけるようなことはしないようにしようと思った。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ