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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 3 (2023.1~12)  作者: 四季


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こちら、タイトルは長いけれど中身はあまりない婚約破棄ものです。~晴れわたる空が好き~

 晴れわたる空が好きだ。


 なぜ、いつから、そんなものは分からない。

 でも好きなのだ。

 どこまでも続いていることを無理矢理教えてくるほどに突き抜けた空が。


「レフィーナ、貴女、本当に僕に生涯仕える気がありますか?」


 思えば、婚約者オーヅルと出会ったのも、とても美しい晴れた空が素晴らしい日だった。


「いえあまり」


 だからといって良き出会いだったかといえばそうでもないけれど。


「そうですか?」

「はい……といいますか、貴方のことは嫌いではないのですけれど仕えるというような立場になったつもりはないのです。だって、婚約者は奴隷と同義ではないですから」


 オーヅルのことはあまり好きでない。

 なぜなら彼は色々な物事を間違って理解しているから。


 婚約者や妻といったものを奴隷か何かと同じように捉えているという点は、特に問題だと思う。


 ま、あくまで、私の考えではあるのだけれど。


「そうですか。では、レフィーナとの婚約は破棄とします」

「分かりました! さようなら」


 こうして私たちの関係はあっさりと終わりを迎えた。


 でも痛みはなかった。

 もちろん後悔も。

 そんなものは欠片ほどもありはしなかった。


 その後私は空の研究に打ち込むようになっていって、やがて、そう言った分野の学者となった。

 今ではそういう分野においては一位二位を争う知名度となっている。

 アイドルみたいなことはできないけれど、それでも、様々な仕事が入ってくるので研究に加えて他の仕事もこなす日々だ。


 一方オーヅルはというと、あの後腹痛で行った個人医院にておかしな薬を処方され、その薬によって酷い下痢をして衰弱し亡くなってしまったそうだ。



◆終わり◆

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