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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 3 (2023.1~12)  作者: 四季


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幸せな未来を見つめられたから

詩のような作品です。

楽しかった頃

笑い合えた頃

あの頃は良かったよね

いつも二人で

幸せな未来を見つめられたから


将来を誓って

将来を願って

そうやっていつまでも

二人でずっと

歩めると信じていた


きっとこんな日がいつまでも続いて

たとえ時に喧嘩したって

仲直りしてまた前へ進めるって

そう信じていた頃は

細やかな仲違いなんて怖くなかった

だってさ

山も谷も越えて共に行けるって

そう信じていたから


でもあれは勘違いだったんだ


すべて間違っていたんだ


「婚約、破棄するわ」


そう告げられた瞬間に

すべてを悟ったんだ


山も谷も二人で越えてゆく

そんな未来は

私たちにはなくて

手を取り合うことすらももう叶わない

これは悲恋なんだって

夢から醒めるみたいに気づいた


ああそっか


もう全部終わりか


終わっちゃったんだ


ジグソーパズルを叩き壊したみたいに

心がばらばらになって

どこかへ落ちていってしまう

ぽろぽろと

ぱらぱらと

黒く塗られた場所へ砕けて落ちていった


思えば

贅沢な願いだったのかな


一緒に歩んでゆきたい


そんなのは


楽しかった頃

笑い合えた頃

あの頃は良かったよね

いつも二人で

幸せな未来を見つめられたから

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