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馬鹿みたいな夢をみていた私
詩のような作品です。
愛する人と一緒に生きてゆく
幸せに
二人で
隣り合って
愛しい人と共に進んでゆく
幸福な
時間を
寄り添って
ああそれは夢だったんだと
婚約破棄されて
その時初めて気づいた
ああすべて幻だったんだと
婚約破棄されて
突如気づいてしまった
馬鹿みたいな夢をみていた私
どこまでも愚かだったと
後悔してももう遅い
刃は心という名の身に深く突き刺さり
決して抜けることはない
愚かな私は一人だ
もう誰とも歩めない
馬鹿みたいな夢をみていた私
どこまでも愚かだったと
夢の果てに気づく
それでも心の傷が癒えることはなく
永遠に痛みは消えない
失った手足もいつまでも痛むように
きっと
傷負った心もいつまでも痛むだろう
馬鹿みたいな夢をみていた私
本当に馬鹿だったなって
今は思うけれど
一度失われたものは
一度壊れてしまったものは
今さらどうにもできないし
もうどうしようもない




