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恋をした季節 あの頃は何でも楽しくって
詩のような作品です。
恋をした季節
あの頃は何でも楽しくって
歌っていた
踊っていた
そして笑っていたの
あの青春の海岸線を
どこまでも走って
白い飛沫を身に浴びながら
恋の歌くちずさみたい
でもね
その先にはね
きっと
光の道なんてなくて
辛いことが待ってる
終わりだけが待ってる
でもね
その時まではね
きっと
止まることなんてできないんだ
だからきっと
いつか恋の果てに婚約して
それから傷ついて
それから悲しんで
婚約破棄されて最後は闇に沈む
そういうものよ きっと
恋をした季節
あの頃は何でも楽しくって
歌っていた
踊っていた
そして笑っていたの
たとえその先にあるのが絶望でしかなくても
それでも動く足は止められない
だから破滅へと一直線
進んでいってしまう
それは当たり前のことで
それは
どうやっても
止められることではない……
恋をした季節
あの頃は何でも楽しくって
未来のことなんて
考えていなかった




