M0K5 地球侵略行為3
〈高森兄妹〉
「「キャハッハハハハ☆彡」」
と私たちは笑いながら遊び相手を探していた。といっても願いの力で海を割り、空ろの真で凍らせるだけだげれど。
残ったのは氷像だけだった。次にやってきたのは、シーサーペントの群れだった。中にはよりでかいドラゴンがいた。シードラゴンとでも言おうかな。
「よーし新しい獲物だー」
と私たちはまた遊びを始めた。
「干上がれー!」「あれ?もしかして死んでる?」
と使うと、海がどんどんと干上がっていき、蒸発した水が雲になり、周囲が真っ暗になった。そしてシーサーペントが干上がった砂場に上がっていきまるでさっきまで生きていたみたいに。
ですがシードラゴンは全然聞いていない様子でぴんぴんしていました。私たちは顔を見合わせてからどうしようか考えていますが、上を見てからニンマリと笑いあい、作戦を思いつきました。
「そういえばこの近くの地底火山が噴火していたね」
「雹よ降り注げー」
というと海が煮え立ち、水蒸気爆破が起きて、シードラゴンが上空に投げ出されて、それを見計らったかのように軽トラックくらいある大きな雹がシードラゴンたちに降り注ぎ、ぼっこぼこになりました。
そういえば魔物に純物理攻撃はあまり効かないって?いやいや、この攻撃は自然の攻撃だから関係ないし、それにこの雹には私の魔力が混じってあるから普通に攻撃が通るの♪
一通り攻撃が終わりハイタッチをしてから、怒られないうちに魔物を収納する。私たちはアイテムボックスみたいなものを持っていないのでアイテムバッグを使う。
それを終えて海岸の温度を戻して海岸に降りて休憩をすると、沖のほうにあるゲートがピシッと割れて、巨大な穴が開き、そこから大合唱が聞こえてきました。
『俺たちゃ海の猛者さ!俺らにはかなう者はいない。俺等は氷も風も恐れない勇敢な海の絶対者さ!さあ今宵も宴を始めようか!小さな島を沈めて宝を奪え!女を奪え!男は殺せ!逆らうものは皆殺し!海を真っ赤に染めようぞ!』
という野太い歌声と共に、ボロボロの幽霊船団がやってきた。
「ねえねえ真またやってきたよ」
「そうだね叶またやろうか」
と私たちはいつものことのように能力を使い、対抗しようとしていたが、後ろからバラバラという音が響き、私たちは後ろを見ると、マシンガンにミサイルを付けたヘリが10機ほど、
「ぶー戦いたかったのに」
「まあまあ叶どこまでできるか見て見ようよ」
と私たちはヘリコプターの後ろに下がりお手並み拝見をすることにした。
ヘリコプターは船団を囲むように飛行して、警告を始める。
『そこの船団止まりなさい!止まらなければ攻撃を開始する』
というと銃口を向けましたが、まあ当然海賊たちに言葉が通じるわけもなく返事は大砲の一撃だった。
ヘリは間一髪躱したが、バランスを慌てて取りすべてのへりに攻撃指令を出し、マシンガンでハチの巣にしようとする。
最初はヘリのマシンガンとミサイルの影響で船に大きな穴が開き、船員の骸骨がバラバラになったが、海賊どもはそれほど気にしてはなく、大砲に向かい砲弾を詰めて放ち、砲弾の雨を降らしました。ヘリは船団に囲まれているためどんどんプロペラが歪んで尾翼がへし折れ、次次に墜落しました。
私たちはやばいと冷や汗をかき慌てて能力を使用し、彼らを救出することにした。
「お願い彼らを助けて」
「ヘリは墜落しない!」
と唱えると、ヘリは故障したまま私たちがいる島に着陸し、中に乗っている自衛隊員は多少けがをしていますが無事です。
私たちは空飛ぶじゅうたんに乗り海賊船団に近づき、そしてそのまま大嵐を作り、海面に渦を作ります。
骸骨たちは私たちの攻撃にバランスを崩して船同士がぶつかりバラバラになりました。船員たちは海の中に沈み、海の藻屑となりました。
私たちがどやぁとしたのもつかの間、海底から鎖がいくつも出てきて、他の船に絡みつき海の中に入っていき、巨大な船が海底から浮かび上がりました。
私たちはさらに追撃をしようとしましたが、悪霊と呪いの影響で海と空に干渉ができません。私たちの近接武器は対個人用の武器しかないので、どうしようと考えていると、空飛ぶじゅうたんが少し沈み、魔力がより消費された気がします。何だろうと後ろを振り向くと、ニコニコマークの仮面をつけた男の人が仁王立ちで立っていました。
「「ギャアァァァ食べられるぅーーーーーー」」
「いや誰も食わねえから。それはそれとして、あいつ倒せないなら貰っていい?」
「「ん?倒せるの?お兄ちゃん」」
「うーん二回りくらい離れた人にお兄ちゃんといわれるのは何だか変な感じだけど。まあいいか。倒せるよ、まあこれでも食べて待ってて」
とお兄ちゃんは小さなお菓子の袋を私たちに渡して、空に浮かんで飛んで行った。そういえばあのお兄ちゃんって今回の新入社員かな?お手並み拝見かな。がんばれーおにいちゃん。このお菓子おいしいな♪
〈園田 理〉
俺はワイトやアンデッドを倒し終わってから小さなアンデッドをちまちま倒していたら、第二波がやってきた。ゲートが横に割れて木の枝がどんどん広がってきて、周りの樹々をなぎ倒しながらトレントがやってきた。トレントだけじゃなくて巨大な虫が大量にやってきて、俺が光で薬尽くすことが難しくなってきた。なので俺は次の武器を出すことにした。
「『狩人の英雄』」
と唱えると俺が手に持っていた七支刀が消えて、代わりに頭にはいばらのサークレットが付き、手には弓が、背中には矢筒が付いて、狩人のような姿に変化しました。
狩人の英雄モードは火属性を使い、自分が燃やしたい物だけを燃やすことができます。俺は矢を番えて少し上めがけて放つと、火矢が分かれてトレントが燃えて、その煙を吸った虫の魔物はバタバタと倒れていき、死んでしまいます。
俺は一緒に出て行った赤井たちの近くにいる来訪班に連絡を入れて聞いてみると、大体同じ種族の魔物が出ていることに気づいた。でもなんで俺の場所には違う種類の魔物が殺到するんだろう。と少し考えていると、ゲートから濃密な魔力の気配がして慌ててその方向を見てやばい雰囲気といやな予感が的中したと冷や汗をかいた。
濃密な魔力の反応は人型の魔物で、鑑定をすると魔族と出ていた。魔族は人とほぼ姿は変わらず、違いは少しとがった耳と黒光りする鎧を着ている。
魔族はどんどんとゲートから出てきて俺のほうにに気づき俺を指さして何やら喚いています。俺は狩人の英雄モードでいるので耳が良くなり聞こえます。内容は、
「おい!ここに先に来ていた先遣隊は如何した!あの人間が何かしたのか?!」
「まあ状況的に見るとそうだが、油断するなよ。いくら下等な人間だとしても群がる性質があるからな。罠かもしれん。しかしアイツどこかで見たことがある気がする」
「ああ、あいつだ。今魔王様が飼っているペットの人間。確かこの世界から迷い込んだやつを魔王様自ら躾けてペットにしたあの人間のメスが言っていたななんだっけ」
「ソーダコーターりとか言ってたか?あほみたいな名前だな。それで、魔王様のペットの名前は何だった
アイツを捕まえて魔王様の前に出して目の前でメスを犯せば奴の悔しがる顔がしっかりとみられるはずだ。想像するだけで興奮するよ。早く帰ってあのメスを魔王様から下賜していただきたいな。ええっと確かイズミヒナタだとか言っていたな。あのメスはなかなかいい声で鳴くからいいな」
イズミヒナタ?は?伊澄日向だと?!奴らには詳しく話を聞く必要があるようだな。
私は頭に血が上るのを感じて本気で怒って近くの山を破壊してしまいそうだった。
私は使わないことにしていた力を開放することに決めた。そんなときです。後ろから急に我を失った私不思議とはっきり聞こえる声で凛とした声が聞こえてきた。
「社長。落ち着いてください。私に何か手伝うことはありますか?」
私はゆっくりと後ろを振り向くと、そこには秘書のようなパンツスーツを着込んだ女性、清水彩が立っていました。ちょうど良いタイミングです。
「ああ、清水君かちょうどよかった。君にぴったりな仕事があるんだ。彼らの頭を全て取れ。中の情報をすべて抜き取れ。頼むよ」
と頬が裂けるくらいの大きな笑みを開けて、三日月のような口を開き、清水君を見ると、清水君は少し下がったような顔をしていた。
私は魔族に向き直ると、魔族は私たちのほうを向いて清水さんに目を向けたみたいで新たな獲物が手に入ったとばかりの発情した魔物みたい顔をしていた。
「『捕縛の天使』《サンダルフォン》」
と唱えると俺の背中には3対の翼が生えてきた。翼には鎖が巻いていて、鳥かごのようなものが付いています。そして手には手錠が付いてあります。
私の姿が変わったことに魔族は少しの動揺を見せましたが俺の魔力が急に見えなくなったことと俺の服がみすぼらしくなったことと、目の前に極上のメスがいることで、判断力が鈍っているようでした。
私はまず俺を殺そう腕を振り上げ剣を振り上げた魔族に向かって、手に持っている手錠を振り、魔族の首に着きました。そして横に引っ張ると、魔族が横の方向に吹き飛び振り回して魔族を気絶させると、俺の首にかかっている檻が光り魔族がカプセルに入って閉じ込められました。
「キャーーーーーー」
という声がして溜まらず清水君の方向を見ると、清水君の目の前にはびくびくと体を震わせて気絶をしている魔族がいた。
残った魔族は清水君の口を封じようと襲い掛かりましたが、私は鎖を清水君との間に滑り込ませて、ぐるぐる巻きにして捕縛する。
すべての魔族がいなくなって少し溜飲が下がった気がしました。
ゲートのほうには反応がなくなっていたことから、私は少しの間は安全だと考えましたが、念のため清水君に、
「清水君。念のためゲートを一時封印しておいて。君ならできるでしょう」
とにっこりと笑いながら言うと、清水君は胸元から鍵を取り出して、近くの岩に近寄り鍵をかざしてから
「『天の岩戸』」
というと、ひとりでに鍵穴の付いた岩がゲートの前に移動して閉じられました。
「完了しましたよ。それで私はどうすればいいですか?」
と清水さんが真剣な顔をして聞いてきた。




