M5K0 アフロディア14
〈伊藤正義VSワイバーンズ〉
俺は群れの中心で空を飛び、四方八方からランダムでやってくるワイバーンの羽ばたきや尻尾の薙ぎ払い噛み付き突進を躱しながら、どうやって料理《狩ろう》かと考えています。偶には空中で近接戦をするのもいいな。でも、銃の練習にもなるし特殊弾で仕留めるのもいい。あ!そうだよし決めた。
と俺は銃を両手に構えDWTを未モードに変える。そのまま一番近くのワイバーンの噛みつきを上に跳んでワイバーンの鼻先すれすれで躱し、首と頭の境に向かって発砲する。しかし、もともと未モードは、最初は一発の威力が低いのでワイバーンの鱗も貫けない。その光景を見てッチっと舌打ちをします。そのままワイバーンの上部を逆さまの状態で通り抜けると後ろから鞭のようにしなる尻尾が腕に当たり、銃を落としかけました。
俺はアイテムボックスに落としかけた銃をしまい、すぐに手元から取り出して、体制を整える。
俺の弾丸が当たったワイバーンは衝撃があったみたいでヨタヨタと体勢を崩していました。次に俺は体勢を崩したワイバーンに飛んで近づき同じ鱗に一つ弾丸を撃つと鱗が傷つき、更にもう一度撃ち抜くと、ようやく鱗を破壊できました。それを確認できた俺は一度ワイバーンから離れて、新しいワイバーンに向かって飛んでいき首に向けて連続で撃つと首の鱗が削がれて肉ごと撃ち抜けて、わざと骨だけ残すとワイバーンが地面に沈んでいきました。
下を見ると歌君がドラゴンと戦っているのが見えたためすぐに落ちているワイバーンをアイテムボックスの中に収めます。
威力が上がりワイバーンにダメージを与えられるようになったので、次々にワイバーンの首を狙って撃つと、首の骨を一撃で撃ち抜けるようになり、数体繰り返すと、一撃でワイバーンの首が消し飛びました。そのたびにワイバーンを収納していきます。そうしているとワイバーンは怒り攻撃がさらに激しくなりました。飛んで突っ込んでくる速度が上がり、尻尾の攻撃の速度が上がり、強くなっていきました。
俺はそれを躱しながら外さないように丁寧に狙いながら撃つ。
そうしていると残りの数が半分くらいになったときには命中すると頭が消し飛び、胸まで抉れ、翼に中ると翼膜はおろか翼骨ごと吹き飛びました。最後の数体になると、威力が強すぎて一撃で消し飛びます。これはまずいと思いミスリルナイフを取り出して魔力を流して首を切り落として収納する。鱗と骨は少し抵抗がありましたが、鱗は葉物野菜を切るような感じで、骨は筋のある根菜を切るような感触を想像していただければわかります。因みに肉は絹ごし豆腐ね。
ワイバーンが全匹アイテムボックスに収納し終わり空中で一息つき、歌君の戦いを空から見つめる。
「さて、一応ヘルプを出せるように用意だけしておくかな」
〈歌海綺星VSドラゴン〉
正義がワイバーンを連れて空中に去った後俺は目の前の体が引き絞られた黒いドラゴンに向き直り身構えました。
ドラゴンは俺のほうをまじまじと値踏みするように観察してから、
「っち俺は外れかあいつの相手が良かったなあいつのほうが魔力が濃厚でうまそうなのに。仕方ねえこいつを先に食って腹ごなしをするか。ほれ、人間お前に先に一撃攻撃させてやるよ。どこからでもかかってきな」
と手のひらを上にあげて指をくいくいと曲げて挑発のポーズを取る。
俺は黒いドラゴンの挑発に乗ってやることにしました。俺は走る前に小さくつぶやき、ブラックドラゴンに向かって走り出したときに、魔力をネックレスに集中させるとネックレスのグリーンベリルからチェストプレートに光が流れ込み、風の魔力が流れ背中から風が出てきてそのまま腹に、一撃魔力を纏った飛び蹴りを与えました。
その威力が強かったのかは知らないがブラックドラゴンは少し後ずさりして、唸っていました。その飛び蹴りを与えた場所をよく見るとあとが残っていました。
俺は次に弓矢を出して構えてネックレスに魔力を集中させてトパーズから矢にグリーンベリルから弓に光が流れていつでも発射できるように用意を終えると、ブラックドラゴンは、驚愕して、それからにやりと口元をゆがませて戦いに本腰を入れ始めました。
ブラックドラゴンの周囲にいくつもの魔法陣が浮かび、そこから大量の火の玉や氷のつぶて、岩に雷の矢、風の刃が飛んでいきました。俺はそれを見てやばいと感じて左右に移動したり矢を放ち迎撃し、ネックレスに魔力を流してシトリンやエメラルドからブーツに光が流れ込み、地面から土壁や樹木の壁が次々に生えていき、岩や雷の矢をやり過ごす。
最後に両刃斧を取り出してネックレスに魔力を流してサファイアとグリーンベリルから両刃斧に光が行き薙ぎ払うと、霧が発生し、火を消し飛ばしました。
そのままブラックドラゴンの魔法陣の効果が切れるまで逃げたりさばいたりしていると、一時間くらいでブラックドラゴンの魔法陣の効果が切れました。
ブラックドラゴンはイライラしながら腕や尻尾を使って殴ろうとしてきましたが、俺はそれを半身でかわそうとしましたが、風圧で吹き飛びました。ブラックドラゴンはようやく攻撃が当たったことで、調子に乗り追撃を加えようとしてきました。俺はそのまま受け続けましたが、俺の体からうっすらとピンク色の光が覆っています。
俺がボロボロになって倒れているのを見てさらに気分を良くしたブラックドラゴンは、とどめを刺そうと体を反らして息を大きく吸いブレスを放とうとしました。俺はそれを待っていたとばかりに、溶けて消えて瞬間、ブラックドラゴンの口元に移動して魔法で作っていた瓶を投げました。瓶には魚と人間。それに泡の中に♪が入ったロゴが書いてありました。
俺はそれをブラックドラゴンの口の中に放り込んだのを確認したのち、すぐにその場を離れました。ブラックドラゴンは自分が瓶を飲み込んだのを気づかないまま俺に向かって口を大きいく開けてブレスを吐こうとしていましたが、その口からは何も出ませんでした。
ブラックドラゴンはその異様さに気づいて目を見開いて驚いた表情をあげました。俺は奴が何を疑問にっているのかわかっているようでしたので、疑問に答えてあげることにしました。
「もしかしてブレスを吐けなかったことに疑問を思ってたり?」
と聞こえるように言ってやると俺を睨んできて、答えろと言わんばかりの表情をしていました。
「そいつは俺がついさっきかけてやった呪いだ。あとは自分で考えろ」
というと剣を持って魔力を流して、ブラックドラゴンに向かって、走り足の筋を切り立てないようにすると、ブラックドラゴンは踏ん張りがきかないので羽ばたこうとしましたが、途端に体がゆっくりになり羽ばたく力がゆっくりで、ただ立って羽ばたいているだけという滑稽な姿です。俺は飛べないように両刃斧を取り出して尻尾を伝って走り翼の付け根に移動し翼の生え際に向かって魔力を流して斧を振り下ろし、翼を片方切り落としました。
ブラックドラゴンは翼を切られたことで痛みで悶絶しているので急いでブラックドラゴンから距離を取り、仰向けになったブラックドラゴンの首元に立ち、逆鱗を見つけて槍を逆さまに持ち、ネックレスに魔力を流してシトリンが光り、その光が槍に流れ、槍先に光が集まったのを確認して、ブラックドラゴンの逆鱗に向かって勢いをつけて突き刺しました。その時槍にたまっていた光が解放され、槍先の刃が広がりあっという間にブラックドラゴンの首が切り取られました。
俺は討伐が終わったけど疲れていたので、ブラックドラゴンによりかかるように座り込み、正義を探しました。
〈伊藤正義〉
俺は歌君の真剣な戦いというものを始めてみました。何というか俺より強くね?と思いましたが、いくつか疑問が浮かびました。俺は歌君の戦闘を眺めていると、どこか空気に違和感がありました。
俺は瞬時に戌モードで、気になったほうを撃ち抜くと目玉に蝙蝠の羽が生えたような謎の生物が刺さっていました。俺は戌モードを自分に使い眼力強化をして、魔力を見ると、どこかにパスがつながっていました。俺は追おうかと思いましたが、おそらく映像を見て送る監視カメラみたいな魔物何だろうなと考え、それでも放置することにしました。俺は戌モードと酉モードで、試しに数発撃ってみると他に数体見つけました。結果としては10体くらいいました。
俺は戻って歌君を見つけて近づき、労うと、ブラックドラゴン解体を始めようかと、歌君に言うと、俺は疲れすぎてもう動きたくない。と言いますので、俺一人で解体を始める。
前回少し前の世界でレッドドラゴンを解体しましたが、肉質はやっぱり硬いです。俺はアイテムボックスの中からバールを取り出しました。バールの材質はアダマンタイトというすっごい硬く、魔力を込めれば込める程硬くなる性質がある鉱石と、その他のいくつかの鉱石の合金でできていて、隕石を撃ち返せるというキャッチフレーズで作ってあるくらい硬いバールです。
俺はそのバールに火の魔力を注ぎ、ブラックドラゴンの胸にある装甲の間にバールの先端を突き刺して脂肪を焼き切りながら引っぺがしました。
俺はそのまま腹まである装甲を引きはがして次々とアイテムボックスの中に収納していく。解体していたら分かったことですが、このドラゴンって上級のドラゴンですね。
次に首をアダマンタイトナイフで鱗を取り除き、収納する。背中にある翼を取ろうと思いましたが、巨大であまり動かせそうにありませんでした。俺はETOを亥モードに変えて自分に使いました。
亥モードを自分に使うと動きが遅くなり、ジャンプ力も低下する代わりにとんでもなく怪力になります。
俺は亥モードを発動させてのしのしとブラックドラゴンの腰のあたりに移動して、介護をするかのようにブラックドラゴンを起こして、座らせた状態で猫背のような体勢にして、亥モードを解除する。
そして、アダマンタイトナイフを使って翼を切り落とし、背中の鱗を削ぎ落す。つるんとした背中を見て頷き、先に尻尾の処理を済ませる。尻尾の付け根の鱗を取り除き骨ごと尻尾を切り落として収納する。
最後にブラックドラゴンの内臓を全て収納し終えて、背中の皮を剥ぎ落して収納をして終了ッと。
「あれ?正義。こいつは肉取らないの?」
と聞いてきました。ああ、そういえば俺は解体するときには骨までばらばらにするから不思議に思ったのかな。
「えっとさあ、実はブラックドラゴンの肉って硬すぎて不味いんだよ。だから解体しないってこと」
と俺は言いながら解体を終える。
〈勇者サイド〉
俺は勇者取り巻きB!前回鍛えなおそうと思い、ギルドで特訓をして、現在筋肉痛だ。筋肉痛は回復魔法では治せないらしい。俺は全身筋肉痛で体が動けない。他のやつらは俺を置いてクエストに行きやがった。薄情者どもめ。俺が痛そうにベッドに横になっているとゴンゴンと扉をたたく音がした。俺が返事をする間もなく昨日のギルドで俺の面倒を見てくれたガタイのいい兄ちゃんがやってきた。
「おう、兄ちゃん!おめえの仲間に聞いたぞ!お前今全身筋肉痛なんだってなあ。じゃあ、今日は魔法や魔物、薬草の勉強をするぞ!」
というなり俺を肩に担ぎあげて部屋から連れていかれました。
俺は兄ちゃんに肩に担がれて町中を徘徊するという罰ゲームを受けています。そのまま冒険者ギルドの資料室に行き、椅子に座らされました。その後、俺の目の前には六法全書くらいありそうな分厚さがある本が山積みになっていました。
「これを全部覚えてもらう」
と兄ちゃんは仁王立ちで俺の前に立っていました。助けてくれえええぇぇぇえぇぇえ
すみませんが諸事情で4日と5日は一本だけ投稿になるかもしれません。




