おやすみ
重たい瞼を持ち上げて
次の言葉を考える
隣で微睡む寝顔に
思わず笑みがこぼれた
幸せを感じる瞬間
出てくるのは
「おはよう」
なんてありきたりなもので
それでも起きない寝息に
ほんの少し淋しさを感じたり
もう一度ベッドに潜り込んで
並んで二度寝
次に目覚める時は一緒がいい
だから今は「おやすみ」
指先で頬をそっと撫でて
夢の続きを考える
未だに起きない寝顔の
切なささえも愛しい
幸せを感じる瞬間
出てくるのは
「好きだよ」
なんてありきたりな言葉
それでも気持ちは伝わる
だから今は2人手を繋ごうか
もう一度ベッドに潜り込んで
並んで二度寝
次に目覚める時は一緒がいい
そっと言うよ「おやすみ」