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おやすみ

作者: 黒宮杳騏

重たい瞼を持ち上げて

次の言葉を考える

隣で微睡む寝顔に

思わず笑みがこぼれた


幸せを感じる瞬間

出てくるのは

「おはよう」

なんてありきたりなもので

それでも起きない寝息に

ほんの少し淋しさを感じたり


もう一度ベッドに潜り込んで

並んで二度寝

次に目覚める時は一緒がいい

だから今は「おやすみ」


指先で頬をそっと撫でて

夢の続きを考える

未だに起きない寝顔の

切なささえも愛しい


幸せを感じる瞬間

出てくるのは

「好きだよ」

なんてありきたりな言葉

それでも気持ちは伝わる

だから今は2人手を繋ごうか


もう一度ベッドに潜り込んで

並んで二度寝

次に目覚める時は一緒がいい

そっと言うよ「おやすみ」

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― 新着の感想 ―
[一言]  葵枝燕と申します。  『おやすみ』、拝読しました。  「次に目覚める時は一緒がいい/だから今は「おやすみ」」というところに、キュンとしました。
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