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4人はモテない

◆第二話:4人はモテない


特別強化プログラムの班長に任命された俺は、その発起人である田中先生の手元として何かと便利に使われていた。

連絡や予定の調整だけではなく、全国模試で学年一位の結果を出した男として勉強を教える手伝いもさせられた。

これで内申書が最高の内容でなかったら俺は次の瞬間に暗黒面におちいっていしまうだろう。

なんちゃって。ぐれて不良になるなんて、そんな甲斐性が俺にあればなぁ。

俺の顔は本当に威圧感を与えないさらっとした、レベルで言うなら上の下といった美男子なので、二人いる女子も気安くて先生に質問をする前に先ず俺に聞いてくる。

「ねぇ圷くん。」

「はい?」

「問14解けた?」

「まぁ…」

「本当!?ちょっと教えて。」

「これはね、補助線を2本引くんですよ。ホラ、」

「あーっ、判ったー。すごーい。」

と、こう言った塩梅である。

さて、ここで一つお断りをさせていただきたい。

女子と話すときにこの俺がやや体をこわばらせてしまうのは、恥ずかしがっていたり女子を苦手に感じているからではない。

かのえ君の視線が弓兵の放つ殺意ある矢のように俺の背中に突き刺さるからだ。


後の紳士同盟が一人閂庚かんぬき かのえはモテない。

なぜならば彼は自分の欲望に忠実過ぎるからだ。

おっと、勘違いをしないで頂きたい。

彼は高い知性と分別を有し、人に迷惑をかけるようなことはしない。

彼は人前で平然と猥褻な雑誌を読める豪傑なのだ。

言いたいと思ったことは放送禁止用語でも迷わず口に出す。

彼のかばんには美少女のアクションフィギュアが紐でぶら下がっており、彼はよくそれに卑猥なポーズを取らせて楽しんでいる。

彼のスマートフォンの壁紙は日替わりで変化する18禁画像だ。

ゲームは18禁のタイトルしかしない。

そういう理由で彼は学力や運動能力そしてルックスで高いスペックを示しながら、”絶滅希望イケメン”とすべての女子に後ろ指をさされている。


しかし俺は他人に対しては至って無頓着で関心がなく、かのえ君のそのような事情を知らなかったので、彼から殺意混じりの鋭利な視線を受ける理由を思いつけず、かと言って強面の本人にもちょっと理由を聞き糺せずにただ耐えていたのだ。

そんなことが続いたある日、女子に声をかけられた時にだ。たまたまかのえ君が前方にいて、存在にぎくりとした俺がうっかり顔を上げてしまったものだから、もろに目と目があってしまった。

彼の形相たるや凄まじくすぐさま視線を逸らしてしまったものだから、非常に気まずい状態になーりー、そのまずい緊張感を引きずった昼休みに俺は彼の気持ちを確認せざるを得なかったのだ。

「かのえ君。」

「あ?」不機嫌そうだ。怖いな君は。

「俺はなにか君の気に触ることをしたのかな?もしそうなら謝るつもりだ。」

かのえ君は何やら諦めたようにため息をつく。

「いや、できれば気にしないでくれ。俺のせいなのだが─こういう性格なので、自分でもどうにも出来ない。」

「いや気にするなって難しいな。良ければ話してくれないか?」

かのえ君はあぐらをかいた両膝をパンと叩いて気合を入れ洗いざらい白状をし、そのとき初めて俺は彼が”絶滅希望イケメン”などと呼ばれていることを知った。

彼は嫉妬をしているだけなのだと俺に平謝り。

すると─

「え?君もモテないのかい?」とさっちんが話しに割り込んできた。

たお先生も「僕もモテない」と手を上げた。

俺は「え?え?」と何度か言葉をつまらせたあと「実は俺もモテない。」とつぶやいた。

それぞれなんでモテないのかはあとの話とするが、なんと言うことだ。

・ハイスペック

・高い情報処理技術

・モテない

これだけの共通点を持つ4人が出会うなんて、何たる偶然。最早神の仕業ではないか。

俺はこの強力な4人が力を合わせれば何かできるに違いないと、なんの迷いもなく信じた。


日が変わりまして翌日。


「おい、お前たち。ちょっといいかな?」

難しい表情で田中先生が俺たち4人に声をかけてきた。

「ええ、何でしょうか?」

実はオフレコなんだが─と先生は男子4人をお互いの吐く息が届くほど近くに寄せる。

「俺には大学のサークルで仲がよかった悪友が居てな。今でも懇意にしている。先日も呑みに行ったんだが、奴が愚痴るわけだ。」

前置きが長い。何やら込み入った話の様だ。

「悪意ある第三者が他人の銀行口座から小額ずつ不正に引き落としを行っているらしいのだ。」

と、思ったらつまらないこそ泥の話のようだ。

「ああ、サラミ法ですね。」

「そうか。そういうのか。俺はそっちの方は全くでな。兎に角、専門家が調査をしても何の手がかりもなく、ほとほと困っているらしいのだ。」

「はぁ。」

「若い頃共にバカをやった悪友だ、放ってはおけない。しかし、俺には何もできない。お前たちが先日ハッカーを撃退した手並みは見事だった。手を貸してはもらえないだろうか?」

学年主任に深々と頭を下げられては軽く袖には出来ない。

「お役に立てるかどうかは判りませんが、お話を聞くだけでしたら─」

「おお、そうか。助かる。」

翌日、俺たちはとある銀行の会議室に居た。

会議室に案内してくれた女性がお茶を差し出してくれた。

OLの見本のような姿形、紺色のスーツと上品なパンプスそして髪止めでコンパクトにまとめられた長髪、節度ある大人の女性、それが何とも色っぽい。

俺は何故か極端に恐縮してしまい、ペコペコと頭を下げた。

田中先生の悪友であるところの敏腕銀行マンはノートPCを抱えて現れた。

「お前たちが田中の言う精鋭か。自己紹介は省かせてもらう、名刺を読んでくれ。」

ぱっぱと渡された名刺には何やらカタカナで長ったらしい肩書きの後に”太田要”と名前が書いてある。

太田氏はPCをプロジェクターにつなぐと現時点で判っている事を俺たちに説明してくれた。

その説明の前半も終わらないうちに俺たちには思い当たる事があり、それをお互いに確かめるため、4人でひそひそと話し合った。

俺らが意見を交換している間にも太田氏の説明は続き─

「よくあるスキミングの筈なのだが、兎に角尻尾をつかめない。」

─と締めくくられた。

「こう言ってはなんスけど。俺らみたいな中坊に依頼するってどうなんスか?」

かのえ君は相変わらず言葉を選ばない。

「特にこう言った仕事は年齢ではない。出来るか出来ないかだ。田中はお前たちは出きるといった。」

小坊主の失礼に余裕の笑みすら浮かべて応答するのだから、口に関しては俺たちより太田氏の方が何枚も上手だろう。

「フン。なるほどねぇ~。」

「お前らを一流と見込んでいる。その証拠に事件を解決してくれたら報酬を支払う。」

いや、太田サン。いい子チャンの俺ならともかく、他の3人を金で釣るのは難しいですよ。

俺たちは真性のハッカーだ。

真のハッカーは金では動かない。

真のハッカーは名誉では動かない。

真のハッカーは権力では動かない。

真のハッカーは正義では動かない。

真のハッカーは愛では動かない。

頭の悪い好奇心だけがハッカーの動力源だ。面白いか面白くないか、それだけなんですよ。

正直言って俺も金なんかに興味は無い。

だが優等生としての俺が”田中先生にいい顔をしておけ”と言うのだ、強くね。

銀行さんはお困りのようだが俺たちにとってはちょろい事件で面白みはないし、解決しても達成感は無いだろう。

それでも田中先生の顔を立てることにした俺は太田氏にこう言った。

「これから言う情報を集めて下さい。おそらくそれで事件は解決する筈です。」

全く断るつもりで居た3人は、前向きな姿勢を見せる俺に不満げだ。

さっちんは本当に興味ない様で「もう僕がいなくてもいいよね」と帰ってしまった。

寂しいよさっちん。可愛らしい君ともっと一緒に居たいよ。

たお先生も同様に興味を失ったようで帰ってしまう。

先生、お疲れさまでした。

二人を追おうとしている太田氏をかのえ君は「大丈夫だって、もうほとんど解決しているから。」と制した。

どうやらこやつは居残ってくれるらしい。

「かのえ君、君ほどのハッカーが居残るだなんて…金が欲しいのか?ならば全部くれてやるぞ。俺は内申書が良くなればそれでいい。」

「いや、金はお前が全部使って見せてくれ。つまらない事件だがな、圷…俺は面白い。」


俺の妹の霰は創作料理にハマっている。

例えば今日、そう今日だ。

お隣の岡めぐみさんが俺のノートをうつしに来ている。

両親は家を俺に任せて朝から日帰りの予定でデートに出かけてしまった。

俺の親は同じ高校の同級生で、高校2年生から付き合い始め、そのまま早くに結婚をしてしまったという稀有なパターンだ。

母は二十歳になる前に俺を身ごもってそれ以来ずっと育児に追われてきた。

だから若い頃に遊び足りず、子供が留守番できるようになった今、今まで我慢をしていてやれなかったことを若いうちにやっておきたいと、そんな理由のようだ─祖母に教えてもらった話だが。

まぁ、親の話はそのくらいでいいだろう。

今、リビングのテーブルに、俺と岡めぐみが向かい合わせで座る。

彼女は俺の鋭敏電器社製電子ノートを見ながら要所を自分のノートにうつし取っている。

俺はコーヒーを2つ煎れて、そしてテレビをぼんやりと眺めていた。

昼前の11時ころ、妹の霰がお昼ごはんを作るためにキッチンにやってきた。

それに気づいた岡めぐみさんが盛んに手をふる。

「あ!霰ちゃん─えーと今の時間だと─おはこんちーすっ。」

霰はエプロンをつけながらちょこんとお辞儀をした。

「霰ちゃん。なに?料理するの?」

霰はなぜそのような質問をされるのかわからないという風体で点頭した。

岡めぐみさんは目を爛々と輝かせて、本当に純粋な好奇心の塊といった勢いで、

「ねぇ、美味しいの?」

などと失礼な質問をしかも本人ではなく兄である俺にしてきた。

「ああ、食えるよ─」

俺はその後「─変わった創作料理だが。」とちゃんと付け加えたのだが、彼女は「私も食べたい!」とはしゃぎだしたので、聞いてはもらえなかったようだ。

霰が俺の方をじっと見ているので「悪いが3人前作ってくれ。」とため息混じりに疑問符に満ちた視線に応えた。

「じゃあ、2時間くらいまっててね。」という霰さんの返事。

「うーんわかったー。」

明るい、軽い。小学生のときの岡めぐみさんはもっと長い黒髪で顔を隠してしまうようなシャイな性格であったが。

中学生になったら短髪も身軽そうでたいへんに活発だ。

それはさておき、シェフ霰の真実を知る兄としてちょっと忠告してやらねばなるまい。

「おい、冗談だと思っているだろう?」俺は岡めぐみさんを問いただした。

「えー、いいわよ2時間くらいー。」

俺は大きく首を横にブンブンと振る。

「違う違う。2時間あれば─つまり2時間以内に出来上がってくると思っているでしょう?甘いから。最低2時間だから。俺の予想だとたぶん午後2時になってもまだ俺ら何も口に出来てないから。」

さすがに岡めぐみさんも一瞬怯んだが彼女の決定を覆させるほどの効果はなく、彼女は携帯電話を取り出して自宅にお昼ごはんは要らない旨、彼女の親に連絡をしてしまうのであった。

もう、後戻りは出来ない。

そして早くも午後2時。

霰さんが俺と岡めぐみさんを呼びつけた。

岡めぐみさんは料理が完成したものと思い込んでいそいそと軽い足取りで向かうが、逆に俺の足は鉛のように重い。

「フランベするので私の勇姿を撮影してください。」─ほうらこうきた。

きょとんとする岡めぐみさん。

だまってスマートフォンを取り出しカメラアプリを起動する俺。

フライパンを手にフランベする霰さん。

慌ててスマートフォンを取り出しお手玉してしまう岡めぐみさん。

立ち上る炎。

シャッターを切る俺。

霰さんは俺の手からスマートフォンを奪い、数枚撮れた写真の中から気に入った一枚を選び、”ぐへ”としまらぬ顔でだだ漏れのナルシシズムに身を委ね、そしてそれを俺のスマートフォンの壁紙に指定した状態で俺に返してきた。

俺が「完成はまだ先だ」と言うと岡めぐみさんが石像の様になってしまったので、俺は彼女の手を引きリビングのテーブルに戻った。

時計をチラチラと気にしながらノートをうつす岡めぐみさんをなんとなく眺めながら、霰さんのメールアドレスに壁紙に指定されてしまった写真を送信する。

料理が完成したのは午後3時過ぎ。

「なにこれ?」

岡めぐみさんが目を丸くするのも無理はない。

テーブルに置かれたのは1片がおよそ3インチほどの飴色の立方体。

正直、俺もこれが何であるのか予想もつかない。

食べてみるとどうやら外側は焼いた食パンをカラメルに浸して固めたもの。

中にはなんと27個もの小さなキューブが有った。

1つ1つ違う細工で、果肉をゼリーで固めたものであったり、ハムと野菜の煮こごりであったり、ヨーグルトであったりと本当に色々だ。

俺は食後の一杯にとコーヒーを3杯煎れた。


私の名前は岡めぐみ。

これから少しの間、私の思い出話にお付き合い下さい。

小学校の6年生になるちょっと前、まだ冬の吐息がかすかに漂う。

私は母親から、私は転校をして別な学校に通うのだと言われた。

私は隣の家─すなわち圷家が在る筈の方向を向いて、頭を撫でる母の手を重たそうにどかした。

「引っ越すの?」

「そうよ。」

「なんで?」

母は全部私に話そうと決めていたくせに、土壇場になって父に視線ですがった。

「めぐみ。お父さんとお母さんはね離婚をするんだよ。」

「めぐみ。離婚て、判る?」

「わかる。」そうとしか言えないじゃない。

「よく聞いてほしい。お父さんはお母さんとめぐみが嫌いになったわけではない。ただね、お父さんとお母さんがね、一緒に居るのが辛くなってしまったんだ。」

「そう、」と私は小さく吐き捨てる。

「世間的に離婚と言うのは良いお話ではないの。だからお母さんとめぐみは新しい場所で新しい生活を始めるの。それがいいのよ。」

私は圷家が在る筈の方向をじっと見ている。

圷くんがやってきて、二人に何かを言ってくれるのではないかと期待している。

でも、彼が来やしないことは判っている。

「離婚してもお父さんは責任を持って、二人が生活に困らない様にする。めぐみはお父さんの大事な娘だ。ただ軽々しくは会えなくなるだけだ。」

「わたし、転校しない。」私は自分でも理解できない衝動に突き動かされて、自分の部屋に走って行ってしまった。

「めぐみショックだったのかい?かわいそうに。」

「めぐみ大丈夫?部屋に入ってもいい?」

私はバンザイした像のぬいぐるみを抱きしめ部屋を飛び出し、そのままの勢いで家を飛び出してしまった。

長髪を振り乱して、行き先は隣の圷家。

庭の方に回り込んで居間に上がり、まだ仕舞われていなかったコタツに、ぬいぐるみと一緒に潜ってしまった。

少ししてから父と母の声が聞こえてきたが10分ほどで聞こえなくなった。

コタツの布団の端を持ち上げて覗き込んできたのは圷くん。

「何してるの?」

「わたし、今日からアンタの家に住むから。」

「ふーん、そう。でもね、ずっとコタツの中に居ると体に悪いから、とりあえず出てきな。」

「や!」

「きれいな長い髪の毛が痛むよ。」

「う…ん、」

その日はずっと圷くんの家でお世話になって、夜、私が寝付いたときに私の両親がむかえにきた。

父が私を背負い、母がぬいぐるみを抱きしめている。

「仕事があるからな。父親ではめぐみと一緒に居てやれない。めぐみにはまだまだ母親が必要だ。」

「もう一度、学校の先生とも相談してめぐみの事を考え直してみましょう。」

私はぬいぐるみを取り返して圷くんの家に戻りたかったのだが、眠気が強くて、本当にどうにも出来なかったのです。

高校生になった今でも、私は喧嘩もしていないのに離婚をした両親のことが理解できません。


わ、私の名前は緑川るり子ともうします。

あの…私の思い出話にお付き合い頂けるとうれしいです。

その…すいません。

プログラマーという仕事に興味を持った私ですが、なにしろコンピューターについては超弩級の素人なのです。

部屋には父のお下がりのノートPCがあるのですが、ちょっとネットで検索をする以外には使っていません(_ _|||) 。

プログラミングと言うと─

高性能なコンピューターを使っている…とか、

高価なソフトを使っている…とか、

一人で大きなモニタを2つも3つも使っている…とか、

プログラム言語という魔法の呪文のような難解なモノを記述している…とか

─そういう特殊な印象しかありません。

自分にはだいぶ敷居が高いように感じまして、その…早速心が折れかけまして、ちょっと調べましょうとですねネットで”プログラム入門”と検索してみたのです。

すると無料で利用できるプログラム言語が多々あることが判りました。

当時の私は本当に何も知らない素人でしたので”無料のソフトなんか仕事では使えない”などと失礼な事を考えてしまいました、ごめんなさい。

無料ソフトは初心者向けに違いなく─むしろ自分にちょうど良いと考えて、”JavaScript”という言語に挑戦してみることにしました。

それを選んだのはたまたま私が見たサイトでプログラミングにテキストエディタとブラウザしか使っていなかったからです。

他の言語は専用のIDEを用いて説明されていて、IDEという謎で難解な存在が私にJavaScriptの何倍も難しい言語に感じさせたのです。

”JavaScript 入門”で検索し直しました。

どのサイトでも”Hello World!!”の説明がまず初めにあったので、それに挑戦してみることにしました。

挑戦と言ってもサンプルコードをそのままテキストエディタに張り付けて保存し、ファイルをダブルクリックするだけですが。

それでも当時の私にとっては大冒険でしたので、首尾よく”Hello World!!”と表示された時はうれしかったです。

他のサンプルも貼り付け→保存→ダブルクリック。

サンプルはマウスカーソルをのせると画像が変わるとかそんな種類の簡単なやつです。

そのうち”JavaScript サンプル”で検索すればよいということに気づき、貼り付け→保存→ダブルクリック。

一週間位、コピペグラマー猿と化しておりました。


【紳士同盟十戒】

その2:紳士たる者、二君には使えないものである。

裏に秘めたる意味は…”ハーレムは許さない”。


次回、第三話「IT同好会」

只の中学生が突然250萬円を手にしてしまった恐怖による。

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