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もう一度、君を心から愛していいですか?

作者: 七瀬
掲載日:2026/08/29





”もう一度、君を心から愛していいですか?“




私は2年前に別れた元カレにそう言われる。

正直私は、彼とヨリを戻すか本気でこの時考えてしまった!



・・・ただ2年前に元カレと別れた理由は?

彼に新しく好きな女性ひとが現れたから彼は私と別れてほしい

と言って別れたのだ。

あの時の私は正直、ちゃんと納得して彼と別れた訳じゃない!

だからなのか? 元カレのこの男性ひとを今もまだ引きづっている。

私から元カレを嫌いになって別れた訳じゃないから元カレの私とまた

やり直したいと言う言葉に心がグラついてしまったのだ。

そして最後に元カレが極めつけに私に言った言葉が、

”もう一度、君を心から愛していいですか?“ だった。

久しぶりに見る元カレは凄くカッコ良くなっていて私好みの彼に更になっていた。

直ぐにでも私は元カノとヨリを戻してもいいと彼に言おうとしたが一旦口を

閉じた。

そんなに風に簡単に元カレとヨリを戻したら?

”この男は私をまた簡単に捨てるのだろう。”

だから一先ず、”少しだけ考える時間がほしい“と彼に言い返した。

彼は”時間はたくさんあるからよく考えて答えて欲しい“と私に言って

その場から離れて行ってしまった。

私の本音は? ”一切の迷いもなく元カレとヨリを戻したい!“

まだ元カレに未練がある私は彼のその言葉を心のどこかで待っていた

のかもしれない。




ただ、元カレとヨリを戻す事は手放しで喜べるものではなかった。

あの時私と別れたいという理由が、”別に好きな女性ができたから。”

2年も付き合っていた彼女の私を元カレは簡単に手放した男なのだ!

そんな元カレと本当にヨリを戻していいものなのだろうか?

私は幼馴染の女友達に相談する事にした。




『”実はさ、元カレから私とヨリを戻してほしいって言われたんだ

けど、どうしたらいいと思う?“』

『えぇ!? それって最近の話?』

『3日前かな? 急に元カレから電話があってさ。』

『優江は、どうしたいの? まだ政玄君の事が好きなの?』

『・・・ううん、悔しいけど、まだ政玄の事が好きみたい!』

『そうなんだ、あんなフラれ方したのにまだ好きだったんだね。』

『”ユリエの言いたい事も分かるよ、でも私はまだ政玄が好きなの!“』

『じゃあ、ヨリを戻せば! ワタシはあんまりいいとは思わないけどね。』

『ユリエは私と政玄がヨリを戻す事、賛成してくれないんだ!』

『”だって! 他に好きな女性が出来たから別れてくれって言われた

んだよね、そんな男の事本当に信用できる?“』

『・・・・・・』

『”ワタシはもう優江には傷ついてほしくないよ。“』

『・・・そ、そうだね。』

『”まあ、結局は優江がよく考えて答えを出すしかないんだけどさ。』

『・・・ううん、』

『ただ誰が優江の事を本気で考えてるかって事は分かっててほしいかな。』

『凄くユリエの事は頼りにしてるよ。』

『それならいいんだけど!』

『うん。』






私は幼馴染の女友達に言われた通りこの後家に帰って

ずっと元カレとヨリを戻すか考えて一つの答えに辿り着いた!

あんなに好きだった元カレとヨリを戻すのか? それとも......。













『”もう決まった?“』

『うん。』

『”俺とヨリを戻してくれるんだよね?“』

『ゴメン、政玄とはヨリを戻さない。』

『えぇ!? 他に好きな男でもいるの?』

『”これから作ってみる!“』

『はぁ!?』

『私も政玄じゃない他の男性を好きなってもっともっと幸せに

なるように頑張るね!』

『・・・な、なんで? 俺じゃダメ?』

『”ダメかな、私以外に他に好きな女性が出来たから別れてほしいって

言ってくる元カレとはヨリなんか戻せない!“』

『・・・・・・』

『”どうせ今ヨリを戻してもまた同じ事になるだけだよ、それなら政玄

じゃない違う男性を選ぶわ。“』

『・・・ゆ、優江、』

『政玄も他の女性を探せば!』

『・・・優江はさ、その答えで本当に後悔しないの?』

『”しないわ! それが私が選んだ答えだから!“』

『そっか、分かったよ! でも優江の彼氏にはなれないけど、友達には

なってほしい!』

『”今はまだ無理だけど、そのうちなれたらね。“』

『・・・ううん、』

『じゃあ!』

『あぁ!』






・・・結局、私は元カレとヨリを戻す事はなかった。

もうあの時のように私は彼を信じる事なんか出来ないし、

あの頃と同じように彼を好きでいる自信もないと分かったから。

それなら新しい恋を選んだ方がずっとマシだ!

今度こそ、”元カレよりももっとステキな男性ひとを見つけるぞ!“

元カレの事を全部忘れられるぐらいのステキな男性を見つけてみせる。



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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