臨死戦隊★ゴエイジャー 活躍編 臨死レッドと営業妨害(7.9k)
【魔王城】傘下の人材派遣会社設立のため首都の【バー・ワリャーグ】勤務を命じられた私は【臨死戦隊★ゴエイジャー】の臨死レッド。
予定していた人材派遣会社の設立は完了しており【バー・ワリャーグ】三階を事務所として営業中。
社名は【西方人材派遣株式会社】。
王宮職員全員が転籍を済ませており、いまや王宮直属の職員はいない。
王城区画内で王城再建の工事が始まってから一カ月。
建屋の工事が終わっていないので職員は首都の宿屋を借り上げた仮設事務所で各部署の仕事を行っている。そこの家賃も【魔王城】からの借金だ。
警備の都合で城外での勤務ができないイェーガ王は、王城区画内の仮設宿舎にて執務をしつつ寝泊まりをしている。王宮食堂も建設中なので食事は仕出し弁当が基本だが、外勤で飛び回っているキャスリン様が各地名産品の差し入れをすることもあるとか。
【バー・ワリャーグ】は昼食時間帯には王宮食堂職員達によるランチ営業があり、首都内各所で働く王宮職員が主要顧客だ。
そしてランチ終了で一旦店を閉めた後、夕方にバーとして開店する。営業時間はウラジィ店長の気分次第だが、遅くても日付が変わるぐらいの時間で終わる。そんな毎日だ。
夜の営業では、私は専用に仕立てた赤いスーツを着て店のボーイスタッフとして働く。
既婚で子持ちの中年なのでボーイスタッフというには歳を取りすぎていると思うのだが、ウラジィ店長との組み合わせでバランスが取れるらしく、セットで街の名物になってしまった。
今日も先程バーの営業を開店した。
本日出勤のスタッフは私と、元・王宮メイド職のミナと、【西方航空機株式会社】から手伝いに来ているローラとポーラだ。ウラジィ店長もカウンターでバーテンダーをしている。
そして、今日の営業では、【魔王妃】様による【秘密の面接】が予定されている。
実は【魔王城】勤務を志望する王宮職員は多い。
国の要職を目指していた王宮の官僚達は、今の国の中枢部が【魔王城】であることに気付いている。出世欲や野心の強い一部の上級職員が、キャリアアップを目指して【魔王城】勤務を志望するのだ。
だが、【魔王城】採用への道は険しい。
【西方人材派遣株式会社】では入社時に配属希望調査を行うが、そこで【魔王城】勤務を希望した人間は不採用だ。候補から外れる。
【魔王城】は自分から希望した人間を採用しない。
【魔王城】に配属されるためには【魔王妃】様にスカウトされるしか道は無い。そのためには【魔王妃】様に会わなければならない。
だから、採用への第一歩はこの【秘密の面接】の会場にたどり着くことだ。
曖昧ながらも噂を流してある。
当然、堂々とその噂話をする人物は候補から外れる。
密かに流れる噂話から情報の断片を集めて、この場所、この時間を察知し、誰にも口外せずにたどり着いた者だけがスタートラインに立てる。
しかし、それも確実なものではない。
【秘密の面接】の候補日は複数あるが、実際に【魔王妃】様が現れるかどうかは分からない。実際、今まで候補日は三回あったが【秘密の面接】は実施されていない。
それでもその話を信じて根気よく通えるかどうかが一つの条件になる。
今日も常連客に混じって志願者が来店してくる。
バーのカウンター席とテーブル席が半分ぐらい埋まる。ここまで辿り着ける志願者は多くはない。店内には一般の常連客も居るが、その中に混じる志願者は十三名だ。
何故志願者が分かるかというと、私は【元・王宮騎士団団長】だからだ。
私は騎士として戦士として強くは無かった。
【魔物】との戦闘においては部下に守られることの方が多かったぐらいだ。そんな私が【団長】に抜擢されたのは、状況判断力と人を見る目を買われたのだ。
実は私は商家の出身で、顧客の顔やその関心対象を覚えるのを日常として育った。そのせいか、王宮騎士団に入団してからも人の顔を名前を憶えて、人となりを判断して、適性を見抜くのは得意だった。
そこだけはあの第一王子からも認められていたぐらいだ。
だから、王宮職員も騎士団も全員覚えている。今日来店している顔ぶれも、まぁ、彼等なら志願するだろうなと思っていた顔ぶれだ。
『クマは舞い降りるー』
【魔王妃】様のよく通る声が聞こえる。掛け声の意味は分からないが、今日は初回の【秘密の面接】が開催されるようだ。
ローラとポーラが出迎えのために階段に走る。
【魔王妃】様は【魔王】様に秘密にしているが、実は【魔王】様以外にも着陸の手段を持っている。一つは池への緊急着水だが、もう一つは、この【バー・ワリャーグ】屋上飛行場に配備した陸上降着設備【ジェット☆キャッチャー】だ。
ヒュル ヒュル ヒュル ガシャーン
窓から何か三角形の板のようなものが飛び込んできて、窓際のテーブル席に居た志願者二名が吹っ飛ばされた。
店内に窓ガラスの破片が散らばったので、私はほうきとちりとりで素早く片付け。
そして、ボロボロにされた志願者二名に【残念賞】として首都名物の【墓標カステラ】を渡してお帰り頂く。二名脱落だ。
飛び込んできた三角形の板は【魔王妃】様の飛行補助アイテム。着陸のために切り離したのだろうが、窓をぶち破ったことでボロボロになってしまったので、あとでローラとポーラに修理してもらおう。
とりあえず通路から拾い上げて、破られた窓近くに立てかけておく。
ヒュイィーン ガコーン
屋上の方から音がする。
【魔王妃】様が着陸したようだ。
【西方航空機株式会社】開発の陸上降着設備【ジェット☆キャッチャー】は、大きな金属製の枠に網を固定したものだ。
言うなれば、巨大な虫取り網。
実際に使っているところを見たことは無いが、【魔王妃】様はその中に背中向きで飛び込むことで着陸するらしい。
突入速度はそれなりに速いので、怪我をしないように網の材質にはこだわっている。柔らかくて肌触りのよいものとして、バリィタオルの産地に専用の網材料を特注したとのこと。
網の伸縮を支えるゴム材料の製造にはエスタンシア帝国から購入した技術も活用しているとか。
両国の最新技術の結晶だ。
志願者達は、各自の席でカルーアミルクを啜りながら干し肉を食べている。これを注文するのも【秘密の面接】の条件だ。志願者の目印のようなものか。
しばらくして、ローラとポーラが密閉された縦長の大袋を両脇から持って階段室から出てきた。二人がぶら下げている大袋は【遺体収納袋】だ。
「コレ用意したの誰よ! いくらなんでもあんまりよ!」
袋の中から【魔王妃】様の声がする。もっともな話だ。
「アンとメイでーす」
「帰ったらお酒を減らしてやるわ!」
やっぱりあの二人か。
もうちょっと他になかったのかと思うが、布袋を新調したところで中に人を入れて運ぶと結局【遺体収納袋】のような外観にはなってしまうので、どうせなら安くて丈夫な既製品を使うという割り切りは仕方ないのだろうか。深く考えるのは止そう。
二人はその【遺体収納袋】を両脇から吊り下げた状態で息を合わせて駆け足。店内を横断して専用の【試着室】に入りカーテンを閉める。
その中で【魔王妃】様を【お着換え】させるのだ。
カシャーン パリーン ガシャーン
店内にガラスが落ちて割れる音が複数響く。
先程のあんまりな光景を見て、志願者三人がカルーアミルクのグラスを落としてしまった。この程度でドン引きするようでは【魔王城】勤務はできない。三名脱落だ。
私はガラス破片の片付けと床の掃除をして、脱落した三名に【努力賞】として首都名物の【墓標饅頭】を渡してお帰り頂く。
カラカラカラカラカラカラ
しばらくして【試着室】のカーテンが開く。
店内のお客様全員がそこに注目する。
中に居たのは【魔王妃】様。
でも、下半身は脚ではなく無限軌道を両脇に持つ【戦車】の車体。あの【勝利終戦号】を小さくしたものの上に上半身が乗っているような変な形になっている。
強いて言うなら【人型戦車】か。
なんだかよくわからないが、両肩に大砲を載せたくなるような形だ。
「【ジェット☆タンク】でーす」
その両脇に立つローラとポーラが楽しそうに紹介する。
ブーッ ゲホッゲホッ
それを見た志願者二名がカルーアミルクを噴き出した。
そして激しくむせている。鼻に入ったか。度の強い酒が鼻に入ると確かに苦しい。酒に弱い私だからこそよくわかる。
その二名に水のグラスを渡しつつ掃除。そして二名の方には【敢闘賞】として【墓標クッキー】を渡してお帰り頂く。二名脱落だ。
脱落者は皆素直に帰っていく。自分でも【無理】と悟ったのだろう。時には野心も大事だが、それよりも身の丈に合った生き方のほうが大事だ。
でないと【臨死】を体験するぞ。私みたいに。
「本業に戻るのは久しぶりよ。やっぱりウェイトレスは落ち着くわ」
プシュー ガコン ギャリギャリギャリギャリ
【ジェット☆タンク】が意味不明な宣言と共に【試着室】から発進。
あの無限軌道は圧縮空気駆動なのか、無限軌道の車体の下面から勢いよく排気が出て店内に埃が舞う。
飲食店なんだからちょっとは配慮してほしい。集塵モップで店内の床の埃を急いで掃除。
【魔王妃】様は王宮時代もウェイトレスを自称して頻繁に王宮食堂の手伝いをしていた。
そして、騎士団からは【食堂の悪夢】として恐れられていた。
食事内容に文句を言ったり、好き嫌いしたり、残したり、テーブルを汚したり、食堂職員に暴言を吐いたりしたら容赦なく殴り飛ばされて病院送り。
午後の訓練に無断欠席者が出た時は最初に病院に確認に行ったものだ。
殴り飛ばされるたびに打たれ強くなっていくので、ある意味いい訓練にはなってはいたのだが。
ギャリギャリギャリギャリ キー プシュー ガコン
【ジェット☆タンク】が集塵モップで床掃除している私の方に来た。
何だろう。
「あの日私を下から見上げた二人が来てたじゃないの。ああいうのは外しておいてよ」
最初に吹っ飛ばされた二人か。
あの日そういうことをした奴が居たとは聞いていたけど、彼等がそうだったのか。
「申し訳ありません。把握していませんでした」
私はその時【臨死】していたけど、素直に謝る。
「私に対して不道徳行為をしたような奴が目の前に居たら、殴ったり焼いたり薙ぎ払ったり吹き飛ばしたりしたくなっちゃうから気を付けて頂戴」
店内で堂々と物騒なことを言う【ジェット☆タンク】の発言を聞いて青ざめて震えている志願者が三名。私ほどでは無いが【魔王妃】様も王宮職員の大半を覚えている。
そして、その所業も、殴った相手も覚えている。
厳しいようだが、この【秘密の面接】は過去の所業も審査対象だ。
青くなっていた三名の方には【反省賞】として首都名物の【墓標マフィン】を渡してお帰り頂いた。
お帰り頂いた三人は王宮広報課の上位役職者で、当時秘密裏に【王宮職員会報 番外編★女性職員ナイスバディランキング】を企画した罪がある。
多数の女性職員の苦情を聞いた当時の【魔王妃】様が発行前に編集室を粉砕し、あの三人を病院送りにした。
怒った原因は企画自体が不道徳だったからか、その原稿を見て自分がランクから除外されていたことを知ったからか。
もし後者が原因だったなら【第一王子の婚約者】をそれに掲載できない理由は察してほしかった。
王宮騎士団の組織票で得票数は一位だったとこっそり聞いている。
プシュー ギャリギャリギャリギャリギャリ
「嬢ちゃんオモシロイなー。その無限軌道の車体は売ってるのかー」
年配の常連客の方が【ジェット☆タンク】に話しかける。
あの方は王宮再建工事で大工や職人の統括をしている現場監督だ。
キー ガコン プシュー
「ごめんなさいコレは非売品なの。それに、ある程度魔法適性が無いと運転ができないから市販の予定もないのよ」
【ジェット☆タンク】がテーブル前に停車して普通に応える。
「そうかー。残念だなー。そういうのが工事現場で欲しかったんだけどな。荷物載せて動かせるようにしたら売れるぞー」
ドタタタタタタ 「その話詳しく!」 バッ
なんか売れそうな気配を聞いて、ローラとポーラがすごい勢いで食いついた。
あの二人の仕事は首都での市場調査でもあるので、ある意味本業だ。
プシュー ギャリギャリギャリギャリ
再び【ジェット☆タンク】が発進。
志願者の居るテーブルの方に向かう。
「すいません。【クマのごちそう風ミートパスタ】お願いします」
響き渡る無限軌道の走行音を除けば、店内の普通の日常会話。
そんなやり取りを見た志願者一名が勇気を振り絞って、【秘密の面接】のミッションである【注文】をした。
キー ガコン プシュー
「焼き加減は如何いたしましょう」
「【生焼け】でお願いします」
【ジェット☆タンク】はウェイトレスらしく普通に注文を取る。
あのメニューがどんな料理なのかは誰も知らないが、おそらくこれから調理場で調理をするのだろう。
【魔王妃】様は料理も得意だ。
王宮食堂で下ごしらえを手伝っていたし、独特のレシピも持っているという。
あの【ジェット☆タンク】が調理場に入れるかどうかは分からないが。
「かしこまりました。少々お待ちください」 ニコッ
「ひっ! バケモ」 シュボッ 「ギャァァァァァァァ!」
口を滑らせた志願者が火魔法で【生焼け】にされた。【失格】だ。
私は二階に待機させていた衛生兵と【回復魔法】要員を急いで呼びに行く。【魔王妃】様にしてはマイルドな焼き方だ。明らかに手加減、いや、火加減している。
これぐらいなら明日朝までには回復できるだろう。
…………
焼かれた失格者を医務室に搬送して戻ってきたら【ジェット☆タンク】がカウンター越しにウラジィ店長に説教されていた。
あの二人は【副魔王】と【魔王妃】なのだが、今は【店長】と【ウェイトレス】なので、【店長】のほうが立場が上と、そういうことなんだろう。
プシュー ギャリギャリギャリギャリ キー ガコン プシュー
一通り説教を受けた【ジェット☆タンク】が私の方に来た。
「【ウェイトレスの0円スマイル】を披露したら酷いこと言われたわ」
「それは酷いですね。女性に対する気遣いができてません。彼の上司の方にも厳しく指導するように伝えておきます」
全面的に同意をしつつも焼かれた志願者にこっそり同情。
私があの日あの時、狙撃用望遠照準器越しで見たアレを見たのか。
でも思っても口に出すようじゃ【魔王城】では生き残れない。
【失格】は必然だ。
帰宅は明日朝になるとは思うが、その時は【被滅殺特別賞】として首都名物【墓標焼き菓子詰め合わせ】を進呈しよう。
「カルーアミルクの大ジョッキが四本も出たんですが、あの方達大丈夫でしょうか」
普通のウェイトレスをしていたミナが心配そうに話しかけてきた。
テーブル席を見ると、志願者二名がそれぞれのテーブル席で大ジョッキ二本を前にして潰れていた。
【棄権】らしい。
まぁ、妥当な判断だ。
朝帰りになるであろう彼等には帰宅時に【参加賞】として首都名物【墓標カルーア】を進呈しよう。
プシュー ギャリギャリギャリ キー ガコン
「あら、コレ一杯手つかずじゃない。もったいないから頂くわ」 グビッ
【棄権】した志願者のテーブルに行って、そこから大ジョッキを取り上げて躊躇なくイッキ。
カルーアミルクを大ジョッキでイッキ。
酒に弱い私なら当然だが、普通の人間でも危険な飲み方だ。
そもそも、カルーアミルクはジョッキで出していいような種類じゃない。
ウラジィ店長含めて店内全員がぎょっとして【ジェット☆タンク】に注目する。
「用事も済んだし、あちこち痛くなってきたからそろそろ帰るわ。ローラ、ポーラ、発射準備お願い」
「ハーイ!」
危険な飲酒をしても平然としているが、脚が無い身体での地上走行形態はやっぱり無理があるのか【ジェット☆タンク】は帰宅宣言。
まぁ、脚のある人間でもあの車体に長時間乗ったら疲れそうではある。
プシュー ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ
【ジェット☆タンク】が店内の大型の暖炉の方に向かう。
暖炉とはいうが実は暖炉ではない。
暖炉と煙突を改造して作った【魔王妃】様用の垂直発射装置【ジェット☆ランチャー】だ。
ギャリギャリギャリ キー ガコン
【ジェット☆タンク】が暖炉の中に後ろ向きで入りローラとポーラもそれに続く。
その前にミナが衝立を置きローラとポーラは暖炉の中で何か音を立てながら作業。【魔王妃】様を無限軌道の車体から外しているようだ。
「射出機結合確認ヨシ!」
常連客達の視線が暖炉に集まる中、ローラとポーラの揃った掛け声が店内に響き二人が暖炉から出てくる。
「進路クリアー。発進準備」
【魔王妃】様も勢いの良い掛け声。
「尾栓閉塞!」 ガシャーン
ローラとポーラにより、外側から暖炉の蓋が閉じられる。
ミナは食事中のお客様にクローシュ風の食卓カバーを配る。
カン カン カン ギュイィィィン シュゴォォォォォ
「【ジェット☆ランチャー】起動。射出機圧力いっぱい!」
どういう構造なのかよくわからないが、ローラとポーラの掛け声とともに閉じられた暖炉の中から機械音と推進噴流の音。
店内のお客様はそれぞれの食事に食卓カバーを付けて耳を塞いで姿勢を低くして警戒している。
ローラとポーラが暖炉から少し離れた場所にある遮蔽物の陰に退避。そして。
「キャット・ワン!」 ドゴォォォォォォォン
三人の掛け声、轟音、振動、そして突風。
砂埃が店内にまき散らされる。
『発射成功―。クマは巣に帰りまーす』
「やったー!」
【魔王妃】様がよく通る声で発射成功を報告。それを聞いて喜ぶローラとポーラ。お客様は安堵の表情で砂埃を払い落としながら食卓カバーを外して飲食の続き。
「営業妨害だよ。全く」
ウラジィ店長が一言。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
私は【臨死戦隊★ゴエイジャー】の臨死レッド。
人財発掘もリーダーの仕事の一つ。狭き門だが【魔王城】は常に人財募集中だ。
そして、中年のボーイスタッフとして店の宣伝も仕事のうちだ。
首都の隠れた名店【バー・ワリャーグ】には、営業妨害をするウェイトレスがたまに現れます。テーブルの間を【人型戦車】が走ったり、食事中に店内に砂埃が舞ったり、お客様がテーブル席で焼かれたりするお店ですが、細かいことを気にしない皆様のご来店をお待ちしています。




