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詩集93 ことばがこわーい  作者: 仲仁へび
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第2話 神の転生



 この体が覚えている景色

 遠い昔

 人々の記憶から消え去るほどの過去

 どこにあった約束


「いつか会いましょう」

「遠い未来で」


 交わしたものは刻まれていた

 確かにここに


「私達の世界はどうなっているのだろう」


 神は人になり

 その代償で世界をつなぎとめた

 崩壊をくいとめた


 誰もが笑顔で

 平和で

 穏やかで


 あのきらびやかな世界に終止符をうったのは

 一人の人間の過ち

 強すぎた愛はその目をくもらせた


 毒と薬を鳥違いさせた


 ああ 悲鳴が満ちて世界が壊れていく

 粉々にくだけていった大地が ゆっくりと消えていく


「一つの世界が滅びた」


「私達は神である資格を失った」


「その罪を償うために人となった」


 それが

 この遠い未来に生まれつないだ

 真実 



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