3話
雨がぽつりぽつりと降ってきた。それは次第に強なっていき、雷が鳴り出した。雷って確かあれだよな、雲と雲の摩擦でなんかあれなんだよな。うん。
ってのは置いといて、雷が鳴り出したもんだからみんなの足取りはどんどん早くなっていくわけで。でまぁあれだ。私の足取りも早くなっていくんだがまぁ雨が強いもんで全身がびちゃびちゃなわけよ。ところであなたは「びちゃびちゃ」と「びちょびちょ」のどっちが濡れてる感あると思う?これはまた真茶とマッチョどっちが熱そう?みたいな結構難しい問題だと思うんだけど、え、しない?んじゃ本題に戻ります。
びちゃびちょに濡れて家に着いた私はシャワーを浴びることにした。んでお風呂の電源を入れたんだが
最初の方は「むっちゃ」?だか、「めっちゃ」?だかわからんが水が冷たい。2、3分後に水が温まってきたので頭に温まって水、お湯をかけるわけだ。
その瞬間だ。
機械音声「電源をきります。」
私「え、ちょm」
お風呂に私の声がこだました。
ふぅ、えらい災難だった。私は体感3度くらいの体を拭きながら今日のおやつのプリンの味を想像していた。私の予想だけど、プリンの味がすると思うんだよね。そしてお風呂から出て冷蔵庫に向かおうとした時だ。