表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれ変わった剣聖の物語  作者: ぷるぷりくんた
第2の人生
33/37

イルとセルティナ。そして、五人組

今週、もうひとつ出せるかわからない……頑張ります。

 久しぶりの登校……いや、少し違うな。

 セルティナと一緒に登校するのが、久しぶりなだけだ。


「アスト! 早く行こ!」


「あぁ、待ってろ」


 俺は懐かしさを感じながらセルティナに近づき、二人で一緒に歩き出した。


「皆、お前のこと心配してたからな? 感謝しとけよ」


「うん」


 その後、ゆっくり歩いていたせいで遅刻しそうになった…………。




「来週に試験があるからしっかり勉強しろよ? 俺からは以上だ、解散」


 ベイル先生の話が終わり、今日の授業は終わった。

 来週に試験があるみたいだし、今のうちに勉強した方がいいかもしれないな……。


 誇れることではないが、俺は勉強が好きではない。更に、昔は学園などには行けなかったから、正直……頭は良くはない。


 セルティナを勉強に誘おうと思い教室を出ようとしたとき、後ろから話しかけられた。


「アストくん! ちょっといいかな?」


「ん? イルか。どうしたんだ?」


「えっとね、一緒に勉強しない?」


 試験勉強の誘いのようだ。あまり交流は無かったと思うが、せっかく機会をくれた訳だし無下には出来ないので頷きながら答えた。


「分かった。ただ、セルティナも大丈夫だったらでいいか?」


「うん! こっちも友達二人いるしね」


「図書室でいいのか?」


「うん。後でね」


 まだ決まったわけではないのだが、颯爽に出ていったイルとは何故かとても仲良くなれる気がした。


 セルティナの教室に向かい事情を話したところ、すんなりと了承を得て俺達は図書室に向かった。


「お、いたな。イル、来たぞ」


「アストくん来てくれてありがとね。セルティナさんも」


「イルさん、よろしくね」


「うん。で、こっちが友達のメイア。後、もう一人はそろそろ来ると思うんだけど……いた!」


「遅くなってすまねぇな! って、イルが言ってたのはセルティナさんとアストかよ!?」


「こっちもだ」


 お互いに笑いながら話したあと、俺達は試験勉強を開始した。


 主な内容は歴史いついてだった。

 それ以外だと、調合の割合や医療系魔法などの、かなり専門的な知識だ。


 やはり、筆記よりも実技の方が重要なのだろう。


「ガイくん、ここはこうだよ」


「あ~そうなのか。メイア、こっちは?」


「ここはね――――」


 俺がセルティナと一緒に取り組んでいるように、ガイはメイアとやっていた。

 メイアはかなり頭が良く、みんなに幅広く教えていた。


 右横に座っていたイルは一人黙々とやっていて、最初の元気だったイルの面影など無く悲しそうだ。

 とても思い詰めている様子のイルは、今にも消えてしまいそうな…………そんな気がした。


 一通り終わったところで、俺達は解散してセルティナと一緒に帰路についた。


「アスト、久しぶりに魔法の練習しようよ」


「…………」


「アスト?」


「あ、あぁ。分かった。えっと、魔法の練習で合ってるよな?」


「うん。というか、さっきから大丈夫? もしかして、イルさんのこと?」


「!? 気づいてたのか……まぁ、そうだ」


 俺は自分が思っているよりも、イルのことを心配しているみたいだ。何だか、少し気恥ずかしいな。


「ねぇ、アスト…………杞憂ならいいんだけど、何か困ってるなら……私、イルさんを救ってあげたい。せっかく出来た友達だし、皆に救われてきてるから、今度は私がみんなを救いたいの」


「そっか……分かった。俺も手伝うよ」


 そのまま歩いていると、ゆっくりと手を繋いできた。

 その手からは、セルティナの強い気持ちが伝わってきてそれに応えるように、俺は強く握り返した。




 試験の当日。勉強をしたお陰で、かなりの問題がすんなりと分かった。

 試験が終わると、セルティナと立てた計画を実行した。


 俺はガイとイル、セルティナにはメイアを呼んでもらい、一緒に勉強した図書室に集めた。


「アスト(くん)、どうしたの(どうしたんだ)?」


「あのな……みんなで、パーティーを組まないか?」


「ギルドのことか? 俺はもちろんいいぜ。楽しそうだしな!」


 ガイは真っ先に了承してくれた。メイアはガイがやるならということなので、大丈夫だろう。


「イルはどうだ?」


「私は…………入るよ。せっかく誘ってくれたんだもんね」


 一瞬、前にも見た悲しいそうな顔をしていたが、直ぐに元気なイルに戻った。


 俺達の計画とはイルと接点を持つために、ギルドパーティーを組むというものだ。

 勉強会が無くなった今、親しくなるにはこれしか思い付かなかった。


「みんな、ありがとうな。一応、これからギルドに向かう予定なんだが、時間は空いてるか?」


「俺とメイアは大丈夫だぜ!」


「ガイくん、勝手に決めないで! 大丈夫だけど……」


 この二人めちゃくちゃ仲良しだなと思いつつ、イルも大丈夫らしいので、


「じゃあ行くか」


 と、言った。


 こうして、俺達五人はギルドに向かったのだった。


これからは多分、イルが中心になっていくと思います(わからないけど)

これからも頑張りますので、よろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ