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生まれ変わった剣聖の物語  作者: ぷるぷりくんた
第2の人生
17/37

壊滅

テスト終わったので来週からは週二本以上投稿に戻します。

テストいい結果でありますように!

 ――ギロッ……。


「「「ヒッッ」」」


 巨体の赤ゴブリン……いや、赤よりも黒いと言ったほうがいいか……巨体の赤黒いゴブリンが兵士達を睨むと、兵士達は足がすくんでしまっていた。


 ――ゆっくりと近づいてきた。


 でも動けない……。

 まるで()()()の目だ。


 セルティナも恐怖で足が震えていた。今の俺はかなりのオーラを消費してしまっているので、足止めが限界だと思う。もしかしたら()()かもしれない。


 ここでの最善策はピストが来るまで耐えきることだ。

 なんとしても俺はセルティナを守ってみせる!


「セルティナ、逃げろ! 俺が食い止める」


 しかし、セルティナからは返事がなくそのまま地面にへたれ込んだ。


 その原因は別のところにあった。


「おいおい……嘘だろ?」


 後ろはアライン領の大正門だが、そこから魔物の群れが()()()()()のだ。後ろの魔物の群れはまだ遠いがそれも時間の問題だろう。


 前と後ろどちらにも逃げ道ない。


 先に戦闘になったのは赤黒いゴブリンだ。


 剣に今まで以上にオーラを纏わせたのだが、相手の防御が高く浅い傷しか負わせられない。


 更にここでオーラの量が減ってきた。


 タイムリミットが近いな……。

 徐々に後ろにいた魔物の群れも迫ってきている。


「セルティナ、魔法で援護できるか?」


 返事は返ってこない。

 セルティナは体が震えていて縮まっていた。


 俺は自分の失態に()気づいた…………。


 セルティナはまだ八歳だ。俺は今世は五歳だけど前世の記憶があるからこういうことは馴れている。

 だけど、セルティナにとっては恐怖が沢山だろう。


 八歳に頼る剣聖なんて情けないな……。


 すると突然俺の中に()()()が話かけてきた。


()を解除しました」


 不意にかけられた声の正体を探ろうとしたけど、今は赤黒いゴブリンとの戦闘に集中しよう。


 赤黒いゴブリンは兵士が持っていたと思われる剣を使って攻撃してきたのだが、さっきよりもその速度は遅く見え、()()()()()()()()()時間があった。


 しかも、移動速度や身体能力もかなり上がっており、赤黒いゴブリンの攻撃をかわし、反撃が沢山出来た。

 身体能力が上がっているので、さっきまで体が硬く浅い傷しか負わせられないなかったのが、深くまでスッと斬れまるで、()()を斬っているかのようだ。


 一つ、更に一つと赤黒いゴブリンに傷を負わしていった。


 そして、神剣一ノ型・七つ星で赤黒いゴブリンの右足を斬り落としたとき、()()から何かが赤黒いゴブリンに衝突した。


 ――――ドカンッ


「!? なんだ?」


 土煙が上がっていて周りが見えない。

 俺は急いでセルティナのところに向かった。どうやら、セルティナは怪我などはしてないみたいだ。


 土煙がおさまると、赤黒いゴブリンの胴に大きな穴が空いていて動けそうには見えない。


 ――しかし、その穴から黒い煙がでてきた。


 黒煙は次第に、赤黒いゴブリンの胴の穴を()()()いく。

 数秒のうちに穴が塞がってしまった……。

 しかも、黒煙を纏っており、威圧感がさっきの三倍以上はする。

 どうやら、パワーアップしてしまったようだ。


 その間にも後ろから魔物の群れは迫ってくる。幸いにも兵士達が戦闘に復帰し、魔物の群れの接近を止めている。


 ――俺はこっちの赤黒いゴブリンとの戦闘だ。


 ――ハッ!


 オーラを込めた一撃だったが、その攻撃は傷一つ付かなかった。

 赤黒いゴブリンからの攻撃は、さっきまで反撃をとれていたが、今はかわしたり受け流すので精一杯だ。


 次々と赤黒いゴブリンの猛攻が続く。


 そして、威力を殺し切れずに俺は吹き飛ばされてしまった。


 ――ガハッ


 オーラを纏っていたお陰で骨折はしなかったが、全身が悲鳴をあげている。


 そのとき赤黒いゴブリンの標的が()()()()()に替わった。かなりの速さで突っ込んでいく。


 セルティナは今だに動けていない。


「セルティナァーー!」


 俺は全力で走った。

 赤黒いゴブリンに後少しで追いつく!

 でもそれより先に、赤黒いゴブリンがついてしましそうだ。


 こうなったら…………一か八かだ。

 オーラもってくれ!


神剣七ノ型(しんけんななのかた)瞬速(しゅんそく)


 オーラを沢山使うことで、速度と威力をあげる技だ。

 そして、赤黒いゴブリンの右側にとても深い傷を与え突進を止めた。


 だけど、今の攻撃でオーラのほとんどを使ってしまい、今は微弱なほどしかオーラがない。

 そして、


 ――グキッ


 痛みで暴れていた赤黒いゴブリンの大きな一撃により俺の右腕は()()()しまい、剣を離してしまう。

 痛みで動けそうにないときに、赤黒いゴブリンの追撃がくる。


 それを防ぐ手段が有るわけもなく、腹に重たい一撃が加わる。


 ――血がどんどん溢れている。


 ――更に不運は続く。


 後ろで戦っていた兵士達のほとんどが殺られてしまい、魔物の群れが俺とセルティナに迫ってくる。


 俺が後ろを見ていた隙に、赤黒いゴブリンが俺の顔面にパンチしてきた。

 俺は左腕を構え防ごうとしたが、微弱なオーラで全てを防ぐことはできず、左腕は折れ顔にも当たってしまった。


 セルティナ……ごめんな…………。


 ――――そこで、俺の意識はなくなった。


今回もみてくれてありがとうございます!

よければ、感想、レビュー、評価、ブックマークお願いします。

特にブックマークをしていただければ、次回もみやすくなると思います。

次回もみてね!!


六月は週二本以上投稿できずにすみませんでした。m(__)m

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