主人公 不安と赤い敵
ギリギリ今週に出せた......
投稿時間は勘弁を......
◎主人公
俺達は、元来た通路を全力で走っていた。
いまだに轟音は止まない……。
「――――ドゴォォォン」
この轟音は今まで一番大きく、地響きも起きた。
俺はそのときに異変を感じた。
「――――っ。お前ら、走れッ!」
一瞬遅れてセルティナ達も反応したのだが、後少しのところで出口崩れ、岩が降ってきた。
「――くそっ、後少しのところで……」
万事休すかと思いきや、
「これは……ゴーレムか?」
ゴーレムは物理攻撃が通りにくく、基本は魔法で倒す魔物だ。
だが、どうして街の中に? いくらなんでも、路地裏だからといって魔物がいるとは思えない……
とりあえず倒すか。
「セルティナ、魔法でゴーレムを倒してくれ」
「分かったよ。炎球」
下級魔法なら威力は落ちるが、セルティナは無詠唱でも使える。威力が落ちた炎球で、あっさりとゴーレムは破裂し出口が開いた。
「こんなに弱かったか?」
そう思っていると、そこらに散らばっていた小石などが次第に塊となりゴーレムになった。
「「「「!?」」」」
ゴーレムが再生した?
俺達は驚きを隠せていなかったが、出口を開けるためまた炎球を使ったのだが、
「またか……」
――再び再生した。
このゴーレムは他のゴーレムとは違う。戦闘能力はないが、再生するせいで通ることができない。
試しに、魔法で倒し再生するまでの時間で通ろうとしたが、体が急に止まり動けない。
ここで、ゴーレムごと消滅させればいけるかもしれないが、ここの外は住宅のなので近隣の人に迷惑がかかるかもしれない。
再び行き詰まったと思ったら、突然出口を塞いでいたゴーレムが外に向かって歩き始めた。そのお陰で、出口が開いた。
俺達は急いで出口をでたが、
「――――なんだ……これ?」
路地裏だった場所は建物が壊れていて、見渡しが良くなっている。色々な住宅から火がでて、あちこちで魔物がいて戦闘音が聞こえてくるのだが、
「あれは……ゴブリン……なのか?」
そこにいたのは兵士達が十五人ほどと赤いゴブリン? らしき奴らが五体ほどだ。数では兵士達が勝っていたが、かなり苦戦しているようだ。
何しろ、ゴブリン? の個々の能力が高くなっており剣を持っているゴブリン? は兵士達に剣術で勝り、見た感じ力も高そうだ。
それはそうと、俺達も助けないとと思い剣を構えてゴブリン? に向かって踏み込んだ。俺の剣速は、自分で言うのもなんだが回避できるほど甘くない。
後ろから不意討ちをかましたのでゴブリン? に当たったのだが、思わず声が出てしまった。
「――っ!? 硬っ!」
ダメージは与えられたが少ししかゴブリン? は傷をおってなかった。ゴブリン? の一体が俺に標的を変え突進してきた。
その動きは洗練された騎士のようで、時々フェイントを入れたりして踏み込んでくる。
――こいつら、強い!
力では負けているので、相手が踏み込んでくる前に攻撃し相手に攻撃する隙を無くした。
後少しでこのゴブリン? を倒せそうだったのだが、他のゴブリン? が邪魔をしてきたため一旦引こうと思ったが、セルティナが魔法で邪魔をしてきたゴブリン? の妨害をしていた。
「ナイスだ、セルティナ」
セルティナのお陰で、自分が相手をしていたゴブリン? の一体を倒した俺は残りを倒そうと思ったが、兵士達はかなりボロボロでゴブリン? は一体減ってはいたが兵士達も減っており、両者三人(体)づつとなっていた。
急いで俺達は向かったのだが、どうやら他のところで戦っていたゴブリン? が俺達の邪魔をした。
――相手はこちらも三体……倒せるけどここで時間をかけていたらあの兵士達は……おそらく死ぬだろう。
オーラはさっきの謎の奴との戦いでかなり減っていたので、あまり使いたくなったのだが……仕方ないか。
そう思ってオーラを展開しようとしたが、ゴブリン? の奴らが突如、全員消し炭となった。
「大丈夫かい? アスト君」
ゴブリン? を消し炭にしたのはピストだったのだが、以前とは違い少し曇ったような顔をしていたのであった……。
いつも読んでくれている読者の皆様ありがとうございます!投稿ペースが遅くてごめんなさい、もう少し早くしたいです( ノД`)…
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