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生まれ変わった剣聖の物語  作者: ぷるぷりくんた
第2の人生
14/37

主人公 再会そして......

投稿頻度が週一以上だからもう少し長く書きたいな......

「お前は誰だ?」


 俺は黒い服を着ていた男に訪ねたのだが、返事は帰ってこなかった。

 相手の動きをよく観察しながら、どうにかしてセルティナとルミネを逃がそうとしたのだが、相手は剣を構えて襲ってきた。


 相手の剣速はかなり早かった。防御魔法は間に合わないと思ったので、剣聖の能力を使った。


「やるな」


 剣聖はいくつかの能力を持っているのだが、今世の体だと、まだオーラしか使えない。オーラを体に纏い攻撃を受けたのだが、こちらが少し力負けしていた。

 力負けしていたので、直ぐに後ろにステップした。


 ――――相手は追撃の手を緩めない。


 隙を少し見せると、セルティナ達の方へ攻撃を仕掛けていた。その攻撃を防ぐたびに俺の体に負荷がかかる。


 どうするか…………。

 このままではいずれはこちらが力尽きてしまう……。

 そんなことを思っていても、相手は攻撃の手は緩めない。


 相手の攻撃は、一発一発、的確に急所を狙ってきている。

 速度を上げればいけるか?

 攻撃を防ぎつつ、俺は詠唱を始めた。


「己の肉体を強化せよ、身体強化 (フィジカルアップ)(ライ)


 俺は普通の身体強化に雷をつけ、速度を徹底的に上げた。

 この身体強化は少し特殊で、雷を付与している。そのため、移動速度を特化してあげてくれるのだ。


 今度はこちらが優勢だ。

 相手はこの速度についてこれていないので、時々かすり傷をおっている。

 このまま押しきろうと思っていたが、相手は一段階ギアをあげてきた。


 相手の速度は俺と殆ど同じだ。

 ここで俺は距離をとり、一気に仕掛けた。


「炎よ、球体となり、敵を撃て、炎球(ファイアボール)


 相手に炎球をかわされた。

 だが、本当の狙いはその一瞬だ。


神剣一ノ型(しんけんいちのかた)七つ星(ななつぼし)


 この技は、一度の攻撃でいつもの七倍の威力が出る技で、汎用性がかなり高い。

 相手はこの威力に耐えきれず、深い傷をおっていた。


「ガハッ゛……」


「これ以上戦うか?」


 俺は相手に選択権を与えた。

 しかし相手は、また剣を構え始めた。


「まだやるのか?」


 すると突然、相手は自害した。


「なっ゛…………」


 俺はそのまま少しの間、やるせない気分のままその場に立っていたのであった。


「うぅぅ……!!」


 暫くするとセルティナ達は目覚めた。

 あいつが自害した後、俺達にかかっていた体の怠さは消えていた。どうやら原因はあいつのせいみたいだ。


「目覚めたばかりで悪いが、今から奥に進むぞ。セルティナ、ルミネ準備はいいか?」


 二人から返事はなかったが、頷きはしてくれた。


「アスト、この倒れている人は?」


 死体が転がったままだったので、セルティナに質問された。

 当然の質問だ。ルミネはあまり見たくなさそうで、俺の後ろに隠れていた。


「多分……ユウカをさらった奴だと思う。いきなり襲ってきたから……俺が殺した」


 その瞬間思い空気が流れた。

 俺が奥に進み始めるとついてきてはくれたが、その道中、沈黙が流れ続けたのであった。


 最奥まで進むと、そこに扉があった。


「この先で戦闘になるかもしれないから、準備しとけよ? じゃ、開けるぞ」


 扉を開け中に入ると、部屋の真ん中にユウカが倒れていた。俺達は急いで駆けつけたが突然、


「――――ガチャン」


 いきなり扉が閉まった。

 どうやら閉じ込められたようだ……。

 他に罠がないか確認していると、ユウカの意識が目覚めた。


「ここは……?」


「お、お姉ちゃん。大丈夫!?」


「ル、ルミネ? お姉ちゃんはなんともないよ」


「良かったよぉ……」


 ルミネはユウカと再開して小さく涙を溢していたが、俺にはユウカに聞きたいことがあった。


「話の途中で悪いが、ユウカをさらった奴はもう一人いるんだ。心当たりはあるか?」


「ううん、分からない」


「そっか」


 まぁ、仕方ないだろう。

 それより気になるのはユウカをさらった理由だ。ただ、今の問題は、


「ここからどう脱出するかだな……」


 見たところ、扉は来たところの一ヵ所しかない。

 開けようとはしたが、開くことはなかった。


「万事休すか……。少し脱出方法を考えよう」


「アスト、解除(キャンセル)の魔法を使えばいけるかも」


「セルティナ、開けれるか試してみてくれ」


 セルティナが詠唱を始めたようとしたとき、上の方から突然、轟音が聞こえた。

 その轟音は止むことが無く、何度も続いた。

 俺はとても嫌な予感がした。


「セルティナ、頼む!」


「うん。扉よ、我の力に従い、開け、解除(キャンセル)


 セルティナの魔法では、()()()()開かなかった。


「アスト、ごめんね」


 しょんぼりとしてしまったセルティナだが、俺にはある狙いがあった。


「セルティナ、大丈夫だ。後は任せろ。神剣四ノ型(しんけんよんのかた)横線烈火(おうせんれっか)


 この技は横一線に炎を飛ばすことができ、オーラを込めれば込めるほど熱くすることができる。それに加えて、


「水よ、球体となり、敵を撃て、水球(ウォーターボール)


 熱した扉に水球を当て、急激に冷やし、扉を脆くすることに成功した。


「あとは、セイッ゛」


 脆くなった扉は、剣で一振りしただけで崩れ去った。


「急いで戻ろう」


「「「うん」」」


 三人ともいい返事を返してくれた。

 俺達は急いで地上に向かった。地上がボロボロになっているとも知らずに…………。


今回で主人公の技が出ましたが、技名など適当な部分があると思いますがどうかご了承ください。

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そして見てくれている読者の皆様、次回また会いましょう!

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