主人公 姉妹との出会いと......
先週は一回しか投稿出来なくて、すいませんでした。理由は、後書きに書いておきます。
前書きはここまでにして、本編どうぞ。
俺とセルティナは今、アライン邸に向かっていた。
――――俺達は、アライン伯爵に招待されてしまった…………。
あいつらにはいい思い出などないので、憂鬱な気分になりながらも、罠がないかと警戒しながら向かった。
屋敷につくと門番に止められ、少し待てと言われたので待っていた。
門の間から中の様子を見ていると、とても豪華な馬車が一台、かなり豪華な馬車が三台置いてかった。
不思議なことに更に隣の馬車は、普通の貴族が乗るような少し豪華な馬車だった。
あの違いはなんなのだろうか?
考えていると門番は帰ってきており、俺達を入れてくた。
「アスト、なんだか緊急するね」
「あぁ、だな」
応接室まで騎士が案内してくれると、執事の方が謎の飲み物を入れてくれた。
「あの……この飲み物なんですか?」
「これは紅茶でごさいます」
紅茶…………! 紅茶か! たしか、貴族の奴らが飲む飲み物とか本に書いてたなぁ……。
どれ、飲んで見るか。
「ゴクッッッ!?」
――――なんだこの味……旨くねぇ……。
痩せ我慢して飲んでいると、準備が整ったようでアライン伯爵が入ってきた。その後ろには息子で長男の、クラリオスもいた。
クラリオスは俺達を見て、すぐさまセルティナの方まで近づいてきた。
――――セルティナは怯えていた。
無理もない。セルティナは昔、クラリオスに暴力をふられたのだ。
それなのにも関わらず、クラリオスはセルティナに話しかけた。
「昔、暴力をふるったこと本当にすまなかった」
一番最初に出た言葉は、謝罪だった。
俺とセルティナはクラリオスからの謝罪に驚いており、場が静まり返ってしまった。
少しの間沈黙が続いてのだが、アライン伯爵が優しく声をかけてくれた。
「セルティナよ、私からも謝らせてもらう。私の息子がすまなかった。どうか…………許してはくれぬか?」
「は、はいぃ」
まだ怯えてはいたが、セルティナはぎこちない返事を返した。
その後、アライン伯爵は本題を話してきた。
「君達を呼んだのは、何も謝罪の為だけではない。今、私の屋敷にはファルキス公爵のご令嬢であるユウカ様とルミネ様。そして、賢者であるピスト殿がいらしておる。そのお三方は、皆剣聖のアストに会いたいと言っている。どうか……会ってはくれぬか?」
その目差しは、先ほどとは違い真剣だ。
ことの大きさを知った俺はじっくりと考え始めた。
ファルキス公爵は俺でも知っており、前に見た本には、王国四大公爵家の一つでたしか、南部を中心としていた貴族だったと思う。
そして、もう一人…………賢者のピストだ。
正直、今は会いたくはなかった。あいつは洞察力に長けており少しの動作でも感情を読み取ったりするので、ボロがでないか心配だ。
――――しかし、断れる雰囲気ではないので、渋渋承諾した。こちらに変な疑いがかからないよう常に落ち着いて受け答えしようと思った。
「アライン伯爵、失礼します」
最初に入ってきたのは、賢者ピスト。
その後ろには二人の女の子。年齢は、俺とあまり変わらなそうだ。おそらくファルキス公爵のご令嬢だろう。
名前はたしか……ユウカとルミネ? だったかな。
失礼のないようにしなきゃ。
「「こんにちは」」
ユウカとルミネは、二人揃って挨拶をしていた。
余程仲がいいのだろうと思った。
「こんにちは。僕はアストです。隣にいるのはセルティナです。今日はよろしくお願いします」
「君がアスト君か、私はピストと言う者だ。今日はよろしくお願いする。――――さて、本題に入ろうか。アスト君に会いに来た理由は一つ。王国……つまり、王都の学校に来てくれないか?」
その言葉が意味する答え……俺には分かってしまった
まず、剣聖は善か悪それを判断したいのだろう。
悪ならそのまま斬り捨てたりするのだろうか?
また、善の場合は俺を王国に引き入れたいと思っているのだと思う。
それほどまでに、剣聖の加護は強力なのだ。
俺がずっと悩んでいると、ピストは落ち着いた様子でそっと声をかけてきた。
「今日中にとは言わない。ただ、僕が王都に帰る最終日には答えを出してほしい。もちろん断ってもらっても構わない」
ピストはあえて断っての部分だけ強調させていた。断らせる気など、更更ないのだろう。
話し合いは一旦終わり、途中からは雑談に変わっていた。そして、魔法の話になるとルミネは勢いよく聞いてきた。
「セルティナさんは魔法使えるの?」
「うん。こう見えても私、水の魔女よ加護を持っているんだよ!!」
「「! すごーーーーーーい」」
話を聞いていただけのユウカだったが、実は魔法の話になるとき、凄いそわそわしていた。
そんな二人の反応に若干驚いていたセルティナだったが、褒められていたので少し調子にも乗ってた。
「セルティナー。後で、私達に魔法見してー」
「うんうん。とっても凄いの見してあげる!」
その時のセルティナの笑顔は、いつもより輝いて見えた。
それからも、他愛のない雑談が続いた。
時計を見ると、四時になっていた。
「セルティナそろそろ帰るぞ」
セルティナは少し寂しそうな顔をして、ユウカちゃんルミネちゃんまたねと言っていた。
不思議そうな顔をしていたユウカとルミネは、セルティナに問いただした。
「「何言ってるの? 凄い魔法見してくれるんでしょ? だから私達もついて行くよ!?」」
「あ…………」
どうやらセルティナは、話している最中に忘れていたらしい。セルティナが思い出すと、途端に緊張で体が固まっていた。
「アスト……。どうしよ……」
「お前が調子乗ってたからだろ。そんなの知らん」
少し意地悪してやるとセルティナは涙目になり、
「アストのぉ……バカァ……」
そのときのセルティナは、今までで一番可愛かった。
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投稿出来なかった理由は下に書いてあります。
投稿出来なかった理由としまして、体調を崩してしまいました。
これは、自分の体調管理が出来てなかったせいです。
これは先週の分のカウントなので、今週はこれを含めないで二回投稿させていただきます。
誠に申し訳ごさいませんでした。




