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第13話:始末屋アルエ

新しい生活に戸惑いながらやっと書き上げました。


遅くなりました第13話です。どうぞ。




「あなた達は何者なんだ?」



「「「…はい?…」」」





怪物を全滅させた少女が最初に放った一言がこれだった。





旋風が怪物を払うのを唖然と見ていたソラ達にとっては、その一言は新しい疾風だった。


一瞬、あんぐりと口を開けていた。




しかし、すぐに蘇生した三人は思考した結果、あまりイビルと関わらせない方がいいと判断した。




「ただの旅人だよ…」


ソラが言った。




「ではなぜあの化け物のことを知っている?あなた達は戦いの中で


『今までのサルみたいな奴とは違うな!これもイビルなのか!?』

『ええ!見たことないけど、太陽の光で怯み、倒せば粒子状になる………間違いなくイビルよ!』

『けど、ライオンよりは幾らかマシやな!』


と言っていたけど…」


「な…なんで全文覚えてんだよ……前回の本文コピーして貼り付けたんじゃないかこれ……」




ソラが冷や汗をかいて言った。





また、同じ頃作者が冷や汗をかいた。




「奴らはイビルというのか?何者なんだ?」



少女は退かずに問い詰める。




「かくなる上は……





逃げろ……!」




ソラが後ろに駆け出そうとしたが……






「教えてくれ!」







………速い。





一瞬で後ろに回り込まれていた。







「………グス……」






ソラはなんだか泣きたくなった。








「……仕方ないわ…私が話す。いい?………



…………………………」







――――――……………





「「「……………」」」




語り終えたクレス、ソラ、ヤマトは絶句していた。









キラキラキラキラ……









少女の目は輝いていた。



その少女が始末屋であることすら忘れかける、ファンタジーやメルヘンに憧れる普通の少女の目だった。





「そのイビルとか言う侵略者を退治して旅してるわけだな!?」



少女は興奮気味だった。



「ま、まぁ…な…」



そして――――













「よしっ!私も一緒について行く!」





爆弾発言が飛び出した。






「「「何ィィ!?」」」




ソラ達三人はせーので飛び退いた。




「なんだ、嫌か?私が加われば戦力になるぞ」




この少女を仲間に出来れば、確かに心強い戦力にはなる。



しかし、強いとはいえ彼女は見る限りではまだ八〜九歳の少女。



戦いに巻き込むには後ろめたさが残る。




「悪いけどな、戦力はワイらで事足りてんねん。せやから、嬢ちゃんの入る必要ないんや。」



ヤマトがそう言って説得を試みる。



「備えあれば憂い無し、と言うだろう。事足りてると言っても戦力は十二分にあってもいいハズだ。」





「確かに」

「あっさり退くな!」


頷くヤマトを後ろからソラが叩く。







「それに、私は……」




少女はそう言ってコートに手を入れ、ごそごそと何かを探し始めた。





やがてぎっちりと中身の入った小袋を探し出した少女は中身を三人に見せて…………














「金なら持ってるから心配ない。」














「「…………!」」





ソラとヤマトの動きが止まった。






「……ふ、二人共駄目よ…そんなことで…」



元々アッパースカイのエンゼルのクレスは下界の金銭というものには縁がないのであまり動じてないが……






ガシィィッ!






「協力しよか!!」

「一緒に戦おう!!」



二人はしっかりと少女の手を握り、叫んでいた。






「…………」






一人置いていかれたクレスはぽかんとしていた。










『クレスよ……下界では金がものを言うのだよ…


金の力は時に魔を退け、時に心を操り、時に神をも凌駕するのだよ……』





「あなた誰!?」




「うえ!?どうしたクレス!?」





…天を仰ぎ叫ぶクレスにソラが驚く。



どうやらクレスはぽかんの極みに達し独りの世界にいたらしい。









『ワシを入れて二人じゃよ〜』



「だから誰!?」



「ク、クレス……?」






夜になったので、今日は少女の家に泊まることにした。


少女の案内で家に向かうが……






「どんどん暗い方に行くな……」




ソラの言う通り、少女を筆頭に四人は様々なカラーのライトで照らされる町中を背に、光の無い方に向かって歩いていく。




町から離れ出して約20分。




四人が辿り着いたのは、暗い廃虚。



人の気配が無い。




四人はその廃虚の一角、ボロボロの小さな家の前に来た。




「ここが私の家だ。」


「廃虚に住んでるのか?」


「ああ。始末屋の事務所も兼ねてな。」





そう言うと少女はギギィという音を鳴らす扉をゆっくりと開け、三人を招いた。




外見と同様、内装もボロボロだった。家具はベッドと机と椅子二つ。


電気は通ってないらしく、明かりは電池式のランプ。この分では水道やガスも通ってないのだろう。




「なんでこんなとこ住んどるんや?始末屋やっとるんやし貧乏な訳やないやろ?」



「いくらなんでも子供の私が一人で町中に家借りて普通に暮らすのは厳しいだろう。」



「一人だって…?家族はいないのか!?」




「…………………」




気まずい空気が流れる。



「ソラ、謝ったほうがいいよ……何かあったんだわ……」



「あ、ああ……そうだな………



悪かったな………」



「いや、いいんだ……」







過去を思い出したのか、少し暗くなった少女だったが、すぐに三人に向き直った。





そして。




「改めて自己紹介しよう。私は始末屋の『アルエ』。イビルとやら相手の戦いに力を貸そう。」




少女……いや、アルエは自己紹介した。




それを聞いた三人も




「俺はソラ。なぜか太陽の力を持ってるらしい。本職は鍛冶屋だ。」


「私はクレス。アッパースカイに住んでるエンゼルよ。」


「ワイはヤマト。元タイタン有志部隊隊員や。」




それぞれ自己紹介した。








「「「「よろしく!」」」」







こうして、新たに始末屋のアルエを仲間に加えた一行。




しかし、海岸に現れた新しいイビルの正体とは?



残り二枚の天地神明の翼は?




そして、アルエの戦闘力と、不思議なペンダントは一体……?






いくつかの謎を胸に抱きながら、戦いは続く。






忙しく、今後も不定期更新になりそうです。


申し訳ありません。

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