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銀月の魔女は闇と歩く  作者: 桜色藤
プロローグ
1/58

《創世記》

はるか昔、時さえ存在しない程の昔、《世界》は全ての元である《混沌》であった


ある時、《混沌》の力の一部が(こご)り、《世界》は《陽》、《月》、《闇》、の神を生み出した



三柱の神は《混沌》の中からそれぞれ自らに近しいものを集めた


集められたものから、新しい神が生まれた



《陽》は《火》と《土》を生み出した


《月》は《風》と《水》を生み出した


《闇》はそれらをつなぎ、整え、《世界》は現在の形となった



《火》と《風》と《土》と《水》は親神の力と互いの力を使い、様々な《命》を生み出した


《土》と《水》により《木》が生まれた

《水》と《風》により《雷》が生まれた

《火》と《土》により《金》が生まれた



 ・・・・・(省略)・・・・・









最後に《火》と《風》と《土》と《水》から《人》が生まれた



《火》と《風》と《土》と《水》の神々はその一つ一つに《名》をつけ、それに自らの息吹(チカラ)を吹き込んでいった


神につけられた《名》はその存在そのものとなった



《世界》は《命》で溢れ、《混沌》から《世界(ラ・ティルソ)》へと自ら《名》を変えた






―――――――――――――――《世界(ラ・ティルソ)記》 『名も無き章』より抜粋

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