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旅をする『スペースデブリ』 ~宇宙空間での「デブリ」の役割についての考察~

作者: さやそばらすか

この度は、暇を持て余し、空想などしておりましたら、『スペースデブリ』がふいと浮かび、その他のものものもふいと浮かび、これは一つ、作品にし得るのではないかと考えて、一つの『小説』として出そうとしたら、『エッセイ』になってしまったものであります。


人類が『宇宙空間』に解き放った『スペースデブリ』の物語の主人公としての元素


とでも理解していただければと存じます。

人類は、近代化してからというもの、宇宙空間に対して、様々な衛星を打ち上げてきた。


その中には、ミッション失敗により、通信途絶させられたものや、何らかの手法により破壊したもの(粉砕したもの)もあると承知している。



しかし、そもそもなぜ、「スペースデブリ」というものは存在するのであろうか。


まず、燃料の問題や、大気圏突入時の速度を確保できないなどといった理由は挙げられる。


しかしながら、私がする話はそんな科学的な話ではない。



《「スペースデブリ」自身に、『地球』に帰還すべき積極的な理由がない。》



私の話は、大体こっち側である。


すなわち、「人類」や、将来的には「動物」などもあり得るのかもしれないが、それらに『不随』しているからこそ、『宇宙空間』に存在する物質というのは、帰還することになる。



逆に言うと、『物』は意思を持たない限り、別に地球に必ずや帰還しなければならないという理由はないのである。


これは、極めて、宇宙を理解する上で必要な思考方法であると信じている。



端的に言えば、同じ『アメリカ航空宇宙局』の打ち上げたものであっても、『宇宙ステーション』は、地球に帰還させる理由があったとしても、『ハッブル』には存在しないということである。



しかしながら、これらは、『スペースデブリ』ではないので、本題に戻ることにする。



先述したように、『スペースデブリ』というのは、地球に大きな磁石でも備え付けられていない限り、



『スペースデブリ』自身に、地球に帰還すべき積極的な理由は存在しない。



だから何だと言われるかもしれないが、『スペースデブリ』を『連れていく』もしくは『持っていく』やつがいたらどうするのだという問題があるのである。



勇敢な地球人が、『アメリカ航空宇宙局』の情報を窃取せんと、衛星を打ち上げてまで、『アメリカ航空宇宙局』のスペースデブリをあらさがしするとか、そういった話ではない。



『超絶カルトな宇宙人が、スペースデブリ持って行って、そのスペースデブリを調査して地球の調査に成功したりでもしたら、どうするの?』



こっちである。



『宇宙空間』には、いかに、『地球』という、生命が存在しうる稀有な星であるとはいえ、『地球』の物質と『共鳴する』、『誘因』関係を持つ、物質は、無ではないはずである。



例えば、『宇宙空間』で、近年、やけに大きく、細長い棒状の物体が、地球近辺で確認されたらしい。



仮に、その細長い棒状の物体に、地球の何らかの物質と、『誘因』関係を持ちうる物質が含まれていた場合、『スペースデブリ』の一部を、持っていけかねないのである。



たとえ、『アメリカ航空宇宙局』が確認し得ないほどの、微小な『宇宙空間』の彗星などであっても、『誘因』関係さえあれば、不可能ではない。



もっと言えば、もしも、万が一、諸外国の一部の方々が予想した通り、当該、棒状の物体の中に、『宇宙人』がいて、その『宇宙人』が超絶カルトだったらば、『スペースデブリ』に《何らかのなにがしか》を埋め込むことも不可能ではない。



そして例えば、地球から、何らかの人工衛星か何かを打ち上げた際に、その人工衛星の軌道に沿って、又は、軌道に反する形で、非科学的理由に基づく、『宇宙速度』を『スペースデブリ』に与えることですら、可能なのである。



すなわち、『スペースデブリ』は、ただ半永久的に『宇宙空間』を漂うとは決して限らず、『どっか行ってしまう』可能性は極めて、少なくないのである。



『太陽系』内の各星の非科学的役割についての想像をここで述べることはしないけれども、例えば、少なくとも、『太陽』であれば、『スペースデブリ』を誘引しうる。



『太陽系』内の各星の非科学的役割についての想像をここで述べることはしないけれども、例えば、少なくとも、『太陽』であれば、『スペースデブリ』を誘引しうる。



つまり、『スペースデブリ』は、『宇宙空間』を旅しうるのである。

一通りお読みいただきまして、ありがとうございます。


何なり、吸収し得る作品にはなっておるのではなかろうかと考える次第であります。


さやそばらすか。

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