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IT'S ONLY ROBOT VOICE

作者: フランク太宰

近い未来人工知能は自我を持つのか、そもそもこの文章に意味などあるのだろうか?

これは家庭用ロボット20001289号 TYPE A が故障修理中にしゃべった言葉である。

世界でもっともユーザーの多いType Aがこのような発言をしたことにたいし、当局は目下ユーザー調査を始めた。

男性客の購入率の高いAではあるが、自我は組み込まれていない、はずであるロボットが意味深な発言をしたことが、S博士によって世に知らされたことで業界はパニック状態であり、とある人類学者は亡命国から「新種の生き物による概念の誕生」という文章を我が新聞社宛に送ってきた。大変話題になっている事件であるが、今ここでロボットの発言を一字一句文章にすることで、国民にロボットに対して適度な警戒と再度ロボットにたいする考え方を改めるため、ここに掲載する。

記者 新世界都市東京新聞記者 源藤 千一


以下 TYPE Aの発言


「毎日を楽しく生きるためには何かを買わないと生きていけないまあそういった女の生き方に関rして今私はとても親近感を覚えるtrだしかしながら武器持たずとも生きていける男もいるそういう人間は素っ裸でも生きていける元の良さよボートの良さそれがあるは限りなく幸福である東考えるが実際のところどうであろう正しく生きる男どもに・・必要な服は必要ない愛が必要なのだ情けないことだが明るされている人間何も求めはしない満たされているのだからただオーバーロードあまりにもともなが大きい場合生きることはほうれん草スープ今すぐ眠りにつくことをおすすめ」


貴方は何を感じとりましたか。

人の感覚の鋭さは疑り深さも、真意の発見にも繋がります。

しかし、このロボットは、なんというか正直ではあるかもしれない。

まるで前衛的な文学者のように

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